山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

中央アルプス縦走(5)

【2015年8月2日(日)】中央アルプス縦走
檜尾岳(2728m)から、水を調達しに、檜尾避難小屋方面に下る。
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道は全くよくない。
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ひどくザレた急な下りだ。
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でも、まわりは見事なお花畑だった。
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これは単に縦走している人には全く気づかれないだろう。
来てよかった。

この石垣は結局、何のためのものだったのかよく分からなかった。
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檜尾岳の鞍部から眺める空木岳(2864m)。もう、かなり雲が湧いてきた。
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避難小屋へは鞍部から、背の高いハイマツの道をゆるやかに登っていく。
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左手には、宝剣岳(2931m)や伊那前岳(2883m)が望める。
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檜尾岳を振り返る。道標が十字架のように見える。
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シャクナゲとコケモモ?
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タテヤマリンドウ。
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避難小屋の裏面。
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玄関。
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中を見学。「こんにちは~」。もちろん、誰もいない。
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少しだけだが、備え付けのマットやシュラフがあった。
本当に緊急避難者用だろう。

水を求めて、檜尾登山道を下る。
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再びハイマツの林の中に入る。
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水場の位置は山と高原地図ではいい加減なときがあるが、5分くらいで着いてほしい。
地図を見直すと「細い」と書いてある。
こんな好天続きなので、しずく程度だったらどうしようと心配になった。

数分ほど下ると、小さな鞍部になり、そこに「水場1分」の標識。やった!
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それなりの量が出ていたので助かった。
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まずは自分が喉を潤す。冷たくて、めちゃめちゃうまい。
とにかく、ペットボトルとハイドレーションに計2.5㍑を補給。
うち2㍑はO君に進呈するつもりだ。
ミッション完了後、顔も洗った。
しかし、ここは蚊がかなり飛んでいて、じっとして水を汲んでいる間に何箇所か刺されてしまった。
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さて、急いで山頂に戻ろう。

再び、避難小屋を通過。立派なトイレがある。
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なんと目の前にガスが出てきてびっくり。
でも、少し曇ってくれた方がO君のためにはいいかもしれない。
おそらく暑さによる軽い脱水症状だろう。

再びお花畑の中を登っていく。白いのはハクサンイチゲ。
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ウサギギク。
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コバイケイソウ。
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ミヤマダイコンソウ。
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しかし、この坂が結構きつかった。心臓はバグバグだった。

頂上に戻ると、すでにO君が着いていた。
今着いたとこだという。
こちらは水場の往復に予想通り35分かかったので、彼はほぼ1時間半かけて来たことになる。コースタイム+10分だから、よく頑張った。
とにかく冷たいうちに、今汲んできたばかりの水を一口飲んでもらい、ここで昼食に。
すでに時間は11時半だ。
彼は食欲がないらしいが、彼の荷物を軽くすべく、彼持参のバターパンにカレーの缶詰をつけて食す。

カレー缶の鶏肉をとるため、彼がよっこいせとザックからスプーンを出そうとするので、「余計なことするな。なるべくエネルギーを温存しろ」と制止し、自分のを出す。
彼は小さなパン1個のみ。
私は残り3個と自分のあん&マーガリンのこっぺぱんを半分食べた。

食後、さっきザックをデポしておいた日陰に彼を連れて行き、寝かせる。
「10分か15分くらい、寝たほうがいいよ」
彼が寝ている間、私はSNSチェック。さらには撮影。

これからの進路はまだ晴れているが
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熊沢岳(2778m)方面を見ると、いつのまにか東側に雲が押し寄せていた。
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改めて見ると、この地形が面白いと思った。
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しばらくして、O君が「少し元気が出たよ」というので出発。
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この時期、ロープウエーの順番待ちが2時間という噂を聞いていたので、私がまた先行して整理券だけ確保しておこうかと提案したが、とりあえず一緒に歩くことに。
もし、さっきO君が転落事故など起こしていたら、私のとった水調達の行動が間違っていたと非難されかねない。
やはり一緒に檜尾まで付き合って、それから水を取りに行くべきだったと言われるだろう。
そんな思いもあり、やはり一緒に歩くことにした。
少し元気も出たようだし。
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ここから200m下って、150mほど登る。
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この稜線はやはりアップダウンが激しい。
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急な岩場が多く、気の休まるときがない。
それも彼が消耗した要因の一つだろう。

熊沢岳。
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O君の足取りは決して軽くないが、危なげはない。大丈夫そうだ。
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鞍部まではかなりの急坂。
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その先、濁沢大峰までの登りもきつそうだ。
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蕎麦粒岳と独標(2339m)の角度も随分変わった。
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谷底。
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濁沢大峰も岩の山である。
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鞍部に近づくと、樹林の中に入る。
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滑り台のような谷。
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鞍部は真砂土で真っ白だ。
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鞍部は標高2536m。休まず、登りにかかる。
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左手にはU字形の谷が伸びる。
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タカネナデシコ。
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檜尾岳方面を振り返る。
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大滝山(2708m)近くの稜線に登山者の姿が見える。
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この登りもかなり険しい。
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私はさっきハイペースで歩き続けた反動か、かなりしんどい。
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まずはあそこまで登るわけだ。
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険しい中にも憩いあり。
このあたりも可憐な花々が咲いていた。
ハクサンイチゲ。
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ミヤマダイコンソウ。
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ハクサンフウロ。
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かと思えば、クサリ場出現。
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これを越えたところで小休止。
檜尾岳を振り返ると、頂上に3人くらいの姿が見えた。
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と、この瞬間、一眼レフカメラのバッテリーが空になってしまった。
コンパクトデジカメに選手交代。
10分ほどで出発した。

(つづく)
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