山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

中央アルプス縦走(4)

【2015年8月2日(日)】中央アルプス縦走
9時40分すぎに熊沢岳(2778m)に登頂し、写真を撮りまくっている。
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気が済んだので、山名標のところに戻った。
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この日はほとんどが森林限界の上だったので、直射日光がきつかった。
熊沢岳に着いた時点で、O君はかなり疲れていた。
聞くと、もう水が1㍑しかないという。
それだけの量で、この先4時間の道のりを歩くのは無理だ。
私はこの時点で2㍑ほどまだある。

疲れ気味の相棒を1人で歩かせることに不安はあるが、やはり水の調達をしなければならない。
コースタイムで1時間20分先の檜尾岳(2728m)から支尾根を下ったところに水場がある。
檜尾頂上から往復35分くらいか。
私が先行して、水を確保し、私が戻るまでの間、檜尾の頂上で待っていてもらえれば、そんなに時間を無駄にしなくて済む。
彼も同意してくれたので、急ぎ足で檜尾に向かった。
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目標は意外に近く見えるが、アップダウンはそれなりにありそうだ。

最初はかなりの急坂。
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ロックガーデンはすぐに遠ざかった。
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この景色が中央アルプスの神髄だという気がする。
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ミヤマダイコンソウ。
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道の安定しているところは小走りで進んだ。
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谷底に沢の出合が見えた。
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熊沢岳を振り返る。
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ちょっとした難所が出現。
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ここでは、3人くらいのグループが一息ついていた。
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「ここを下るんですか」と垂直な崖を指差して聞くと、そうだという。
覗き込むと、鉄の足場があったので、納得したが、恐ろしかった。
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彼らも「あなたがそこから出てきてくれたので、ほっとしましたよ」と言っていた。

O君のことが心配だったが、無事通過してくれることを祈って先を急ぐ。
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この先も、慎重に歩かなければならない、岩壁のへつりがあった。
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なかなか厳しいところだった。
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垂直な壁を改めて振り返ってみる。
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これは熊沢岳頂上部。
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少し進んで再び振り返ると、O君の姿が見えた。
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「その先気をつけて~!」と叫んだが、聞こえなかったようだ。
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私はこの暑さなのになぜか調子がいい。
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よく足が上がるのだ。登りでも傾斜がゆるければ走れるくらい。
後で考えたら、軽いトレランシューズだったのがよかったのかもしれない。
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実際に早足で歩いた。
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あれが檜尾だと信じて、ハイペースで登る。
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振り返ると、熊沢岳から向こうの小ピークが3つきれいに並んでいる。
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こうして見ると、熊沢岳山頂の岩は金峰山にとっての五丈石のようなシンボル的存在に思える。
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熊沢岳と空木岳(2864m)を並べてみた。
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こちらは蕎麦粒岳の稜線。
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さあ、もうすぐだ。
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しかし、ハイマツ風ダケカンバに行く手を阻まれる。
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右手下に池ノ平カールの残骸。
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位置関係はこうなっている。
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空木岳の北斜面の沢には雪渓がまだ残っていた。
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こうして見ると、宝剣岳(2931m)は稜線の中の乳首のような突起に過ぎない。
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やはり木曽駒(2956m)がこの山塊の親分なのだろう。

ここで道は左トラバースから右トラバースに転換する。
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ていうか、ここが檜尾だとばかり思っていたのに全然違った。
落ち着いてから地図を見たら、大滝山(2708m)だった。

でも、この先、いきなり小さなお花畑。
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シナノオトギリ。
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ハクサンイチゲ。
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シナノキンバイ。
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コバイケイソウ。
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チングルマがまだ綿毛にならずに咲いていた。
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この正面に空木岳。池山尾根を真横から見られるこの角度がいちばん美しい。
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で、目指す檜尾はあんなに先だった。
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そして水場はあの避難小屋をさらに下ったところにある。
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どのくらい下らされるのか、それが問題だ。
ちょっと、がっくりきたが、それでもペースを落とさず歩けた。
鞍部の涸れ池。
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いったん下って、あれだけ登るわけか。
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下りもかなり急だ。
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これだけ一気に下ってきた。
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さらに、どんどん下る。
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あれが最低コルだ。
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檜尾岳もなかなか端正なお姿をしている。小屋のある丘といいコンビ。
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さて、最後の登りに取りかかろう。
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大滝山(右)を振り返る。
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巨岩が突き刺さった山肌。
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閑話休題。
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檜尾の登りもなんだか体が軽い。
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この元気をO君に分けてあげたいくらい調子がいい。
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暑いのもほとんど気にならない。
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こんな登りでも走れそうな勢いなのだ。

団体さんも私のペースに驚いていた。
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熊沢岳と大滝山。
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もう、あと少し。
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右前方に避難小屋の丘。
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鞍部からだいぶ登ったので、背後も稜線らしく見えてきた。
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そして左前方には、木曽駒の左に木曽前岳(2826m)も姿を現した。
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三ノ沢岳(2847m)もぐんと近い。
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山頂まで手の届くところまで来た。
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このあたりですれ違う人は、今朝千畳敷から上がってきた人だろう。
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そして、10:53、熊沢岳からちょうど1時間で檜尾岳に到着。
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コースタイム1時間20分のところ4分の3で駆け抜けてきたことになる。
我ながら驚く。

あれが避難小屋。とにかくあそこまで下りなくてはならない。
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眼下に、祠か仏様を祀っていたと思しき石垣がある。
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今日歩いてきた稜線。
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そのうち熊沢岳。
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これから歩く稜線。
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三ノ沢岳。
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山頂でくつろぐ登山者たち。
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なんて、写真はそのくらいにして、ザックをハイマツの陰に置き、地図とハイドレーション、ペットボトルをアタックザックに入れて、小屋に向かった。
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(つづく)

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