山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

空木岳(3)

【2015年8月1日(土)】空木岳
大地獄を過ぎて、支尾根を回り込む「迷尾根」というところで大休止。
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ここで昼食にする。パンを1個食べる。
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O君がきつそうなので、「水2㍑持ってあげようか」と提案。
「いいのか? じゃ1㍑」
「1㍑じゃ大して変わんないよ」
「じゃ、3㍑いい?」
(そっか、それが本音か。相当きつかったんだなあ)
「ああ、いいよ」
というわけで、3キロ分引き受けることに。
自分もこの時点で3キロほど持っているので、合わせて6キロ。
こちらも、これはさすがにきつかった。

20分ちょっと休んで、11時前に出発。
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間もなく、子連れのグループとすれ違う。
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この先、尾根に乗って、すぐのこぶがヨナ沢の頭(2282m)のようだが、なかなか尾根に乗らない。
ずっと巻いている感じだ。
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しばらく歩くと、斜面のお花畑に躍り出た。
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ヤグルマソウ。
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ミヤマトリカブトのつぼみ。
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シモツケソウ。
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ミヤマシシウド。
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遭難者?に手向けた花もあった。
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ここを過ぎると、一気に急登となる。
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迷尾根から30分ほどで主尾根に乗った。
これは明らかにヨナ沢の頭は巻いて通過している。
これでは、とうてい「ヨナ沢の頭」を登った山に数えることはできない。
山と高原地図(2011年版)にはピークを通過するように書かれているが、最新版は修正されているのだろうか。

尾根に乗ってからも、だらだらした登りが延々と続く。
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空木平への分岐まで、標高差で200mもある。
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キオン。
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2415m標高点のある鞍部を通過。
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引き続き、登りっぱなし。
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迷尾根から1時間弱歩いたところで休憩。コケさんには悪いが、ちょっと腰掛けさせてもらった。
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10分ちょっとで出発。

カラマツソウ。
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豚の顔に似てません?
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また少しガスが出てきた。
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色づくタカネナナカマド。
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そして、プチお花畑。
ニッコウキスゲ。
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ハクサンフウロ。
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エゾシオガマ。
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さっきの休憩地点から20分で、空木平への分岐に到着。ここで標高2540m。
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少し、空木平方面へ歩いてみると、対岸に2676mピークが見える。
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あそこから南東にのびる尾根が丸山尾根なので、あの山は丸山というのではないだろうか。
とりあえず、本稿ではそう呼ぶことにしておく。

さらに10歩ほど進むと、木の葉の隙間から空木岳(2864m)の頂上が見えた。
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いや~、もう少しだ。

分岐の標柱のところに戻って腰を下ろす。
ここで、やはりきついので、O君に水を1㍑だけ返却。
残りのカレーパンをかじる。
15分ほど休んで出発。
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調子がよければ、お昼前には駒峰ヒュッテに着いていることも想定していたが、もうすでに12時半を過ぎてしまった。

シャクナゲの道を進む。
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まわりの木の高さも低くなってきて、見通しがよくなってきた。
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左手下には、空木平の谷が見下ろせる。
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アキノキリンソウとヤマハハコのお出迎え。
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このあたりで、ようやく森林限界に達した。
すこしガスが流れて、頂上は見えたり隠れたりだが、やっと視界が開けて気分がよくなる。
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おお、あれが駒石か。
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左手には、空木平の避難小屋も見えてきた。
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ハイマツの道を黙々と登る。
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だんだん楽しくなってきたぞ。
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駒石も近づいてきた。
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南アルプス方面には夏雲が。
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駒石手前の花崗岩地帯。
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さあ、駒石のピークまで、あと少し。
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ただし、なかなかじらしてくれるわい。まだ、この稜線を歩かなければならない。
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三本杉岩(私の命名)。
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ニセ駒石(同上)。
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ガスの向こうに、再び宝剣岳(2931m)も見えてきた。
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やっと、駒石ピークのふもとまでたどり着いた。
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駒峰ヒュッテも視界にとらえた。
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空木平からの登山道。
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ふう、もうすぐ。
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後ろも振り返ってみる。
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最後の階段と木橋。
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はい、駒石です。
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この割れ方が何とも言えない。
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途中まで登ってみたが、てっぺんまでは無理だった。

ここは駒石だけでなく眺望も素晴らしい。
前方の小ピーク。
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その右手にある小ピーク。
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いずれもてっぺんに花崗岩の巨岩をのせている。

丸山の斜面。これもカールだろうか。
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眉毛だけの岩。
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あす歩く宝剣岳への稜線。
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稜線の向こうに見えるのは三ノ沢岳(2847m)。
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右奥は熊沢岳(2778m)。
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ここで40代くらいのトレランスタイルの人が追いついてきたので、しばし雑談。
地元の人で、今日登り始めたのは9時頃というから、かなりのスピード。
しかも、「登山口の駐車場がいっぱいなのは分かっていたので、もっと下のスキー場に車を止めてきた」という。
それでも、ここまで4時間なのだから、我々の倍のペースだ。
「その駐車場から登山口までの道がこのコースの中で、一番登山道らしい(険しい)んですけどね」と笑っていた。
ロードからトレランの世界に入ってきた人で、7月11日に志賀高原のトレラン大会に出たのが初レースだという。
岩菅山と焼額山を走る40kmの大会だったというので、帰宅後調べてみたら「志賀高原マウントトレイル」という大会だった。
ひとしきり話した後、先に行ってもらったところで、連れの方がいたことに気付く。
そちらの方が若いが疲れきっている様子で、ずっと少し離れた岩に腰掛けて、ぐったりしていた。
彼は元気な人に従い、必死で歩いていった。
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(つづく)

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