山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

空木岳(1)

【2015年7月31日(金)】空木岳
高校の同級生O君から「8月1~2日の都合はどうだい?」と、山のお誘い。
あいにく1日は仕事が入っていたので、「2日のみの日帰りなら大丈夫だよ」と返信。
暑い時期なので、日帰りで行ける2500m超の山を検討しているうちに、1日の仕事に行かなくてもいいことになってしまった。
ならばということで、O君に「1日空いたから、1泊で空木に行くかい?」と提案。
空木岳(2864m)は以前、二人で約束していたものの、前日になって夜行のチケットが取れず(全席指定だった)断念した経緯がある。
「それを待ってたのよ」とO君は大喜び。
早速計画まで立ててくれた。
初日は池山尾根を空木岳まで登り、頂上直下の駒峰ヒュッテで宿泊。翌日は北へ縦走して、千畳敷からロープウエーで下山するというプランだ。
車2台を活用し、1台は登山口に、もう1台は下山バスが止まる菅の台バスセンター近くの駐車場にデポする。
長い下りは嫌いなので、当方に異存はない。

ただ、池山登山口の駐車場は、現在林道工事中のため、途中の狭い駐車場しかなく、すぐに満車になってしまうらしい。
O君は夜のうちに駐車場に入って車中泊した方がいいと言う。
しかし、私は金曜の仕事を終えて、急いで帰宅して夜8時。それからすぐ出発しても、現着は深夜0時を過ぎてしまう。
それではろくに眠れないまま登山しなければならなくなる可能性があり、悩んでいたところ、「そうだ、金曜日午後半休をとってしまえばいいんだ」と思いついた。

金曜日の朝までに、概ね準備を済ませて、出勤。
先だっての岩菅山の苦い経験があるので、努めて軽量化を図った。
小屋では、食事は出ないが、寝具はある(有料1000円だが)というので、シュラフは持参しないことにした。
午後2時に、さくっと退社。神保町の石井スポーツに寄って、フリーズドライのカレーなど食料を調達して帰宅。
夕方5時すぎに自宅を出発した。
やはり早朝と違って日中は交通量が多く、圏央道に乗るまで随分時間がかかったが、その後は順調。
中央道の談合坂SAで休憩を兼ねて夕食。
味福で「辛味噌ラーメン」(850円)をいただく。
DSC_4795_20150901212759ad5.jpg
DSC_4796_201509012128000bf.jpg
黄色の太いちぢれ麺で、まずまずだったが、量が多すぎて、食べ切るのに苦労した。

このあと、また休憩がてら諏訪湖SAで入浴。
本当は、南箕輪村の大芝の湯とか、駒ヶ根に近いとこの日帰り温泉に行きたかったが、営業時間内には間に合いそうになく、ここで妥協。
でも、諏訪湖SAの温泉も下り線で入るのは初めてだ。
湖畔で小さな花火大会をやっているらしく、のんびり眺めていたら、お風呂は21時までという看板を発見。
時計を見ると、すでに20:40。あわてて、のれんをくぐる。
DSC_4800_20150901212803897.jpg
「9時までですので、9時までに上がってくださいね~」
受付のおばさんに言われ、素直に「はい」と答える。
急いで入るつもりだが、たぶん9時は過ぎるだろう。
でも9時に「早く出なさい」と浴室まで言いに来ることはあるまい。

お風呂はわりと狭い。カランが5個。
DSC_4798_2015090121280170f.jpg
3人組の先客がいたが、間もなく上がってくれた。
こちらも急いで体と頭を洗う。湯はわりと熱く、そんなにゆっくり入っていられない。
でも、上がったのは9時を10分ほど過ぎていた。

さっぱりしたところで、駒ヶ根に向かって車を走らせる。
途中、小黒川PAでトイレ休憩。
ここは見た感じ、車中泊用と思われる駐車スペースがたくさんあった。

駒ヶ根ICは諏訪湖からわりと近かった。
ICを下りてから駒ヶ根市街寄りに進み、コンビニで明日の食料と飲み物を調達。
O君指定の駐車場に向かう。
駒ヶ池の南にある児童公園の駐車場とのこと。
ここだと無料らしい。
しばらく、駒ヶ池周辺を走り回り、やっと発見。
すでに1台止まっていた。

時間は22:20。うとうとしながらO君の到着を待つ。
彼は22時半ごろ到着予定と言っていたが(彼は勤務終了後、職場の会合に参加してから、静岡県裾野市を8時過ぎに出発)、着いたのは23時を回っていた。
とにかく、ささっと私の荷物を彼の車に移し、登山口に向かう。
真っ暗な林道をかなり走った。

駐車場はすでに10台以上止まっており、ほぼ満車。
でも何とか空きスペースを見つけて止めることができた。
シートを倒して寝床をしつらえ、シュラフをかけて寝る。
時間はもう午前零時に近かった。
O君は寝酒に缶チューハイを1杯。
その後も、何台か車が来たようだが、戻って路肩に止めたりしていたのだろう。
あの時間でギリギリだった。
眠れないのではないかと心配していたが、意外によく眠れた。

【2015年8月1日(土)】空木岳
O君は朝4時にトイレに起きたようだが、私が目覚めたのはちょうど5時。
起きたら駐車場は満車だった。
DSC_7331_20150901212737b11.jpg

この先の林道は通行止め。
DSC_7330_20150901212805535.jpg

車の中で、朝食のおにぎりを2個食べ、準備を済ませて、5:45に出発。
まずは林道を500mほど戻る。
DSC_7332_2015090121273964e.jpg
路駐でも問題なかったのだろうが、まるまる2日置いておくには心配だから、やはり駐車場に止められてよかった。

登山口の標高は1215m。頂上までの標高差は約1650mもある。
DSC_7333_20150901212740ee3.jpg
これは富士山の5合目から頂上までの標高差を軽く上回る。あまり考えないことにする。

7分ほどで三本木地蔵。
DSC_7337_20150901212742d9b.jpg
DSC_7338_20150901212743979.jpg

ここには遭難者の慰霊碑もいくつかあった。
DSC_7339_201509012127142be.jpg
DSC_7340_20150901212716525.jpg
DSC_7342_201509012127178b8.jpg
合掌して通過。

いきなりかなりきつい坂が続く。
DSC_7347_20150901212720da6.jpg
下界より気温は低いのだろうが、それでもかなり暑い。

のっけから健脚な方々に立て続けに抜かれてしまった。
DSC_7346_201509012127198dd.jpg

標高差で150mほど登ると、林道に合流。
DSC_7349_201509012126526e1.jpg
DSC_7350_201509012126536c2.jpg

すると、間もなく、本来の林道終点駐車場に着いた。登山口から30分弱。
DSC_7355.jpg

東屋があったので小休止。
DSC_7356_2015090121265896f.jpg

眺望は簫ノ笛山(1761m)の稜線が見える程度。
DSC_7354_20150901212655052.jpg

5分も休まずに出発。
DSC_7358.jpg

登山届はO君が予め書いておいた計画書を出してくれた。
DSC_7360_201509012126307cb.jpg

この後は、地形図の表記と異なり、ゆるやかな道で大きくジグザグしながら登っていく。
DSC_7361_20150901212632517.jpg

このくらいの傾斜が続くのなら楽なのだが。
DSC_7362_201509012126338d2.jpg

しかも気持ちのいい樹林帯である。
DSC_7363_20150901212634187.jpg

途中、篭ヶ沢の岩窟への分岐があったが、かなり下らないといけない雰囲気があったので、通過。
DSC_7364_2015090121260529b.jpg

林道終点から標高差140mほど登って、尾根に乗ったところが鷹打場。
DSC_7374_201509012125443ce.jpg

右に、高校の同窓生Sさんが先日泊まった「自然観察棟」があるようなので、探検に行ってみた。
100mほどで着いた。
DSC_7366.jpg

わりと、きれいな建物だ。
DSC_7368_20150901212608d52.jpg
窓が広いので、夜は逆に怖いかも。

ノートがあったので、Sさんが何か書き残していないかと思って開いてみたが、何もなかった。
DSC_7371.jpg

下界はまだ雲海の中。
DSC_7370_20150901212610287.jpg

きれいにササが刈りはらわれた道を戻る。
DSC_7372_20150901212541e5c.jpg

ヨツバヒヨドリ。
DSC_7373_201509012125422af.jpg

ここ鷹打場が池山(1774m)の山頂に通じる道と巻き道の分岐だった。
あらかじめ、O君に「巻き道でなくて、池山のピーク経由でいい?」と聞いて、許可を得ていたので、分岐では池山方面へ。
聞いた時の彼の反応は「そうくると思ったよ。あなたはピークフェチだからね」。
反論のしようもない。余計な体力を使わせて申し訳ない。

分岐には「急峻」と書いてあったが、それほどではない。
巻き道よりは「急」くらいな意味なのだろう。
DSC_7377_2015090121254626c.jpg

でも頂上までの標高差は275mほど。それなりにある。
この道もササがきちんと刈ってあり、助かった。
DSC_7379_2015090121254741e.jpg

カラマツ林を登っていく。
DSC_7380_2015090121251776f.jpg

20分ほど登ったところで、O君の申告により休憩。
DSC_7382_20150901212519349.jpg
今日はかなり休み休みになりそうだ。

しばらく行くと、巻き道へエスケープする道との分岐。
DSC_7385_201509012125204ca.jpg

山と高原地図(2011年版)では実線で書かれているが、ササが生い茂って廃道状態。
DSC_7386_2015090121252251c.jpg
道標もそちら方面の部分はガムテープが巻かれて、表示が消されていた。

休憩してから20分ほどで池山に登頂。
DSC_7397_20150901212458e01.jpg
DSC_7400_20150901212500aa9.jpg
とくに期待していなかったが、ここで展望が開けて感激した。

(つづく)
スポンサーサイト
このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://satsunan226.blog.fc2.com/tb.php/617-33f16e6a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
このページのトップへ

FC2Ad

プロフィール

かたこりまさかり

Author:かたこりまさかり
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (0)
北海道の山 (185)
東北の山 (62)
上信越の山 (147)
奥多摩の山 (55)
丹沢の山 (55)
奥秩父の山 (83)
栃木の山 (32)
房総・常陸の山 (9)
奥武蔵・秩父の山 (87)
中央線沿線の山 (97)
富士山周辺の山 (68)
八ヶ岳周辺の山 (53)
南アルプス (101)
史跡歩き (11)
中央アルプス (27)
北アルプス (45)
日本海の山 (8)
関西の山 (30)
四国九州の山 (61)
駅舎の旅 (26)
ドライブ (9)
廃線の旅 (15)
駅から散歩 (17)
乗り鉄 (38)
島の旅 (19)
山村の旅 (7)
超低山 (28)
東海の山 (2)
つぶやき (35)
旧道歩き (32)
伊豆の山 (39)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR