山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

御坊・紀勢本線(1)

【2015年7月29日(水)】御坊・紀勢本線
紀勢本線新宮方面への御坊駅始発は7:08。
これに間に合わせるには、紀州鉄道西御坊駅6:53発の列車に乗ればいい。
紀州鉄道各駅の駅舎の写真を撮って廃線跡もたどりたいので、宿を5時に出発することにして、4時半に起床。
ここのところ連日の4時台起き。
それでも、ちっともつらくないのは、それだけ年をとったということだろう。

宿を出ようとしたら玄関に鍵がかかっている。客は勝手に開けられない仕組みのようだ。
厨房やプライベートルームに「すいませ~ん」と声をかけたが、返事がない。
しかたなく裏口から出ることにした。
宿の人には、あすは5時から5時半の間に出ると言っておいたのになあ。

それはともかく、今日もいい天気。
まずは目の前にある紀伊御坊駅の復習。
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車両が何本か停泊している。
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駅近くの元酒店。
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踏切を渡る。
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御坊市のマンホール。
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中央に市の花木ハマボウ、周囲に市の花コギクと市の木クロガネモチ。

ほんの5分ほどで、学門駅。「学問」ではない。
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ホームの端っこに学門地蔵が祀られていた。表札の「学問」は間違い。
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駅前の元ラーメン店。鹿児島ラーメンだったようだ。
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きれいなシャッター街。
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ここは時間が来れば開くはず。
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こちらは、かなり厳しそう。
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しぶい店構えの朝日整骨所。
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再び、踏切を渡る。
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御坊市役所。人口2万5000人に満たない小都市にしては大きい。
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東京にオリンピックを呼んだ男、和田・フレッド・勇(1907~2001年)の顕彰碑。
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大水害水位標。昭和28年7月18日の大洪水時の最高水位を示す。
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市役所前駅。線路は廃線の雰囲気を漂わせている。
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ここもホームだけの駅。
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大浜通りを経て、元宮通りを南下する。
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ほとんどの店がはるか以前に営業を終えている。
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こちらはまだ現役のようだ。
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お詣りすると母乳の出がよくなると言われる椿地蔵。
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新薗橋で下川を渡る手前を右折。
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松原通りを西進する。
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間もなく紀州鉄道の終点、西御坊駅。
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始発電車がすでに出発の準備をしていた。
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西御坊駅は昭和6年の開業。
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駅舎内に自転車置き場がある。
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改札口。
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まだ電車には乗らず、路地を抜けて、駅の反対側に出る。
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この鉄道の経営体である「紀州鉄道株式会社」は実質、リゾート開発を軸とするホテル・不動産会社である。
経営難に陥っていた、御坊臨港鉄道を磐梯鉄道不動産(1969年に廃止された磐梯急行電鉄の旧経営陣が設立した会社)が1972年に約1億円で買収して、「紀州鉄道」を名乗った。
本社は東京・千代田区にあり、軽井沢や箱根など全国9か所に「紀州鉄道」の名を冠したホテルを経営している。
そういうユニークな会社なのだ。
西御坊より先0.7km(日出紡績前駅と日高川駅があった)が廃止されたのは1989年4月のこと。
紀州鉄道線自体(全2.7km)も廃止されても仕方ない経営状態なのだろうが、鉄道会社系のホテルという「信用」を維持するためにも、走らせ続けるのだろう。

廃線となった区間もほとんど線路は残っている。
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さすがに橋は外されたようだが。
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そうこうしているうちに始発電車が発車した。
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線路は立ち入り禁止になっているところと、黙認状態のところがある。
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当然、立ち入り禁止のところには入らなかった。
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踏切はアスファルトでつぶされていた。
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線路が残っている廃線跡はなんだかうれしい。
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駐車場状態になっているところも。
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このあたりは歩けてしまう。
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わりと住宅街の中である。
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それなりに哀愁が漂う。
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なんと警報機が残っていた。
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途中の日出紡績前駅の場所が分からないまま、かつての終着駅である日高川駅跡に着いてしまった。
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石積みのホームが残っていたが、ほとんど夏草に埋もれていた。
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市も紀州鉄道も、この廃線跡を整備する気はないようだ。
いや、再開発がないのなら、このままでいいのです。
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わずか700mだったが、久々に廃線の旅を楽しんだ。

戻りがてら、ちょっと町並みも歩いてみる。
御坊にも金山寺味噌。やまだ本店。
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小竹八幡神社。
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ここの蝉時雨は異常で、あんなすごいのは初めてだった。
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境内には、薗浦廻船衆が寄進した石灯籠や明治時代の石造りの時計台が残る。
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政治家・田淵豊吉が生まれた伊勢屋。
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ベンガラの格子が印象的な金山寺味噌の堀河屋野村。
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毎日牛乳は大阪に本社があるので、関東の人はあまりなじみがないが、関西出張時は時々見かけた。
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薗家。
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笹野家の蔵。
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路地に残るレンガ塀。
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下川を渡る。
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「オダレ(軒先の垂木の小口を隠すための横板)が映える民家」と、散策マップにあるが、手前の家のことだろうか。

旧町内で一番古い民家は改修中だった。
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その向かいに、堀河屋林業。
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御坊の名の由来となっている日高別院。
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まだ早朝とて、門は固く閉ざされていた。
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つりがねまんじゅうの菊水堂。
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時計をみると、電車の時間がかなり迫っている。
マジやばいので、またまた走った。
それでも写真を撮りたい欲求は抑えられない。
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天性寺。
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大谷呉服店。
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なんだなんだ。
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ギリギリで着いて、窓口で切符を買おうとしたら、奥に「硬券」が見える。
やった!と思ったが、おばちゃんが「もう出るから、そのまま乗って!」と追い立てられ、切符は買えず終い。残念。
文字通り、写真を撮る暇もなく飛び乗り、すぐに発車(6:53)。危なかった。

(つづく)
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