山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

パノラマ台(上)

【2015年7月26日(日)】パノラマ台
宝永山(2693m)に登った翌日はどうするか。
前日、何も決めないまま出発したので、決めなければならない。
また富士山に戻って、登り直すのも億劫だ。
山と高原地図は「富士山」しか持って来ていないので、その範囲でどこかないか。
いろいろと眺め回した挙句、本栖湖の北岸稜線の未踏区間をつなぐことにした。
本栖隧道からパノラマ台(1328m)に登り(この区間は下りで踏査済み)、左折して中之倉峠へ。そこから破線の道を佛峠まで歩き、湖岸の車道を本栖隧道まで戻る。
コースタイムで7時間くらいだろうか。
これで、パノラマ台から佛峠までの未踏区間をつぶすことができる。

沼津のホテルを7時過ぎに出発。朝霧高原経由で行くことにして、東名に乗る。
今日も天気がいい。またまた猛暑になりそうだ。
富士山に見とれているうちに(?)、西富士道路の分岐を通り過ぎてしまった。
富士川を渡る手前あたりで、「あれ、おかしいぞ」と思ったときは、すでに時おそし。
次のインターで下りて、上り方面に乗り直さないといけない。
なんたる失態。私も随分、年をとったものだ。
しかし、そこから次の清水ICまで長いこと。26kmもある。
往復で52km。ガソリン代や高速代も無駄になったが、むしろ時間的なロスが大きい。

清水ICの少し手前に新東名に移るジャンクションがあったので少し近道しようと色気がでた。
でも、「名古屋方面」と大きく出ていたので、「もしかして東京方面に行けない?」とビビッて、通過。清水までの数kmを惜しんで、今度は静岡まで行かないといけなくなっては大変だ。東京方面への道がないことはないだろうが、安全策をとった。
清水ICで下りてすぐ乗り直す。
おかげさまで、駿河湾のすぐそばを走ることができた。と負け惜しみを言っておく。

あとでよく調べたら、富士川SAがスマートICになっており、ここから出れば、そんなに時間を無駄にすることもなかった。失敗した。
今度は間違えないように、西富士道路に入る。
富士宮出口と一緒になっており、これが分かりにくかったのかもしれない。

右手に富士山を見ながら、西富士道路でぐいぐい標高を上げていく。
今日の富士山は間近なのに、なんだか霞んでいる。
やはり湿気が多いのだろうか。午後には雲がわきそうだ。

どっちから登るかも問題だったが、午後から富士山が見えなくなる可能性もあるので、景色のいいところを先に登ってしまおうと考え、やはり本栖隧道からにする。
となると、すこし手前の本栖湖レストハウス周辺に車を止めなければならない。
ちょうどよく、すぐ近くに県営本栖湖駐車場があったので、そこに駐車。
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到着は9時。なんと沼津から2時間近くかかってしまった。

日陰に唯一残っていた駐車スペースに、愛車を滑り込ませる。
ストレッチをして、10分後に出発。
背後には富士山が大きい。
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駐車場の奥には竜ヶ岳(1485m)。
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本栖隧道の登山口まで車道をしばらく歩く。
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この道からは湖は見えないので、山側の日陰を歩く。
やはり朝から暑い。ここはまだ標高900m。下界とほぼ変わらない。

本栖隧道の手前が登山口。
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すぐに樹林帯に入る。
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日差しを直接受けないのはありがたいが、やはり蒸し暑い。
ハイドレーションで努めて水分を取りながら、ゆっくり登る。

すぐに精進湖方面への道との分岐。かなり古い案内板だ。
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少し登ると一瞬だけ本栖湖が見えた。
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路面は踏み固められており、ジグザグに道を付けてあるので、斜度も比較的ゆるく歩きやすい。
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ただ、汗はひっきりなしに出てくる。
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手作りの小さな土留め。
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誰もいない。
こんな猛暑の日に、こんな低山を歩く人はいないよなあと思っていたら、上から声がする。
すれ違ってみると外人だった。男2人。
やはり、こんな日にこんな低山を登る酔狂な日本人はめったにいない。

なんとなくピークが見えてきた。もうすぐだ。
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烏帽子岳(1257m)にはほぼコースタイム通り50分ほどかけて、10:15に到着。
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三角点だけで、山名板はない。

ここからの眺めも抜群である。言うまでもなく富士山。
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高いところまで来たら、霞みが取れた。
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山中湖方面。左は杓子岳(1598m)、その右に三国山。
DSC_7214_201508212010099aa.jpg

西湖方面。左から三ツ峠山(1785m)、足和田山(1355m)、杓子山。
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西湖と三ツ峠山をズームで。
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さらに左。左から王岳(1623m)、鬼ヶ岳(1738m)、十二ヶ岳(1683m)、三ツ峠山。
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景色はいいが、樹林が途切れて、直射日光を浴びないといけないので暑い。
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ところが、何かの施設の陰にまわって、日陰に腰掛けると、上から風が吹いてくる。
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この施設の換気扇だろうか。扇風機がわりにしばらく当たっていた。助かった。
ここで行動食のチョコを食べる。

15分ほど休んで出発。
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この先少し下り、標高差100mほど登る。
25分ほどでパノラマ台(1328m)に到着。
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東屋とベンチがあって助かった。
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休む前に、撮影タイム。
CNN選定「世界7大禁断の地」のひとつ、青木ヶ原の樹海。
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竜ヶ岳と本栖湖。
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雨ヶ岳(1772m)と本栖湖。雨ヶ岳の背後にある毛無山(1946m)方面は雲の中。
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三方分山(1422m)。
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その右肩からのぞくのは、左から破風山(2318m)、雁坂嶺(2289m)、雁坂峠、水晶山(2158m)、古礼山(2112m)、燕山(2004m)。
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その右。雁峠の前に立ちはだかるのは三窪高原・倉掛山(1777m)。その右に笠取山(1953m)、黒槐山(2024m)、唐松尾山(2109m)。
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そのさらに右。唐松尾山の右に将監峠、竜喰山(2012m)、大常木山(1962m)。
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王岳から鬼ヶ岳。
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王岳の左肩には大菩薩嶺(2057m)。その左奥に飛龍山(2077m)。
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精進湖民宿村。
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精進湖。
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精進湖畔。
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精進湖の赤池付近。
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富士山の手前は大室山(1468m)。有名な子抱き富士。
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ひと通り、写真を撮った後、東屋に逃げ込み、稲荷のおにぎりを1個。
すっかり濡れてしまったタオルは地面に置いて乾かした。

休んでいる間に富士山にも雲がからんできた。
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ここでも20分以上休んでしまった。腰を上げなくては。
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ここにトイレがあると「山と高原地図」には書いてあるが、見当たらなかった。
すぐに左折。ここから未踏区間に入る。
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前回ここに来たのは2011年1月、三方分山に登ったときだった。

(つづく)
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