山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

宝永山(上)

【2015年7月25日(土)】宝永山
関東地方は7月19日に梅雨明けして、いきなり暑くなった。
この週末も下界は猛暑日の予報。
手軽に2500m越えができるところはないかと考えて、思いついたのが宝永山(2693m)。
富士宮口の五合目までバスで行けば、一気に2400m。
そこから標高差300mほどで頂上だ。
ピストンではなく、そのまま大砂走に下り、途中右折して、須山登山道を経由して、ふもとの水ヶ塚駐車場まで戻ってくるコースにした。
初日八合目くらいまで登って、小屋に泊まり、翌朝富士山に登頂して下るという選択肢もあったが、小屋がめちゃめちゃ混んでいることが予想されたので、それは止めておいた。
翌日曜日のことは未定のまま、ゆっくりと朝8時に出発。

圏央道から東名に出た方が富士宮口は近いというイメージがあったが、ルート検索をすると中央道・東富士五湖道路経由の方が早かった。
しかし、車のラジオで、すでに中央道は相模湖ICを先頭に10kmの渋滞、圏央道にも影響しているとの情報が流れたので、中央道相模湖ICまで下の道を行く。
国道16号、20号とも、わりとスムースに流れていたが、それでも高速に乗るまで2時間近くかかった。

所沢から富士山は見えなかったが、大垂水峠まで来ると、くっきり見えた。
今日も実にいい天気で、本当に暑くなりそうだ。
中央道の富士吉田線に入ると、ほぼ全裸になった富士山が真正面。
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否が応にもテンションが上がる。

御殿場口下の桜公園にあるセブンイレブンで食料と水分を調達。
五合目へのシャトルバスが出る水ヶ塚駐車場には11時すぎに到着した。
駐車場は夜と早朝が混むとの情報だったので、この時間は大丈夫だろう予想していたのだが、期待通りスムースには入れて助かった。
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この好天で、しかも夏休みに入って最初の土日ということもあり、もしかして駐車場に入るところから並ばないといけないような状態だったらどうしようと、少し不安もあったからだ。

標高1450mから見る富士山。宝永火口が大きく口を開けており、ど迫力である。
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宝永山のアップ。
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富士山剣ヶ峰付近。
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バスは30分ごとに出ており、次の便は11:30ということなので、ゆっくり準備。
運賃は往復1500円、片道1150円。往復割引がかなりお得だ。
ていうか、往復前提で、片道をかなり高めに設定しているという印象だ。
バス停の近くに、富士山登山協力金の受付があったので、1000円支払う。
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スタッフは声をあげて、協力を呼びかけるでもなく、それほどやる気がみられなかった。
混雑している時はもっと熱心なのかもしれない。
この時間帯は、三々五々乗客が近づいてくる程度だから。
富士山の環境保護のために1000円くらいの入山料は義務化してもいいと個人的には思う。
でも、義務化となると公平性を担保するため、24時間体制であらゆる登山口に徴収スタッフを配置しなければならない。それでは入山料はたぶん人件費で消えてしまうのだろう。
7000円徴収しないと効果がないという試算もあったような気がする。

11:25頃、バスに乗り込む。最終的には30人くらいか。
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空いている方と言っていいだろう。
バスはマイカー規制をしている富士山スカイライン(登山区間)を、何度もヘアピンカーブを繰り返しながら、高度を上げていく。

時折、南アルプスの山並みが見えた。
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ちょうど12時に五合目に到着。
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さすがに暑くない。ありがたい。

まずはここからの眺望を楽しむ。
愛鷹山塊と奥に伊豆の山々。
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そのアップ。手前は越前岳(1504m)、左奥は位牌岳(1458m)。
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天城山。左端が遠笠山(1197m)、その右に万二郎岳(1299m)と万三郎岳(1405m)
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南アルプス。まだあのあたりは全く歩いてないので、詳細は同定不能。
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富士山頂上方向を仰ぎ見る。
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トイレを済ませ、今回は帰りに寄ることのない売店をしばし冷やかし。
ありとあらゆる富士山グッズが並んでいる。
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ストレッチを済ませ、12:15出発。
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(ほぼ同時に出発した方々)

登山口に幕末の英国外交官オールコック(初代駐日英国公使)の富士登山記念碑があった。
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外国人として初めて富士山に登った人だ。1860年のことだという。

まずは無粋なこんな階段。
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それを登ったら登山道。
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まだ2400m程度だが、いきなりこの高さまで来たので、高山病に注意して、意識してゆっくり歩く。
ハイドレーションを使って、水分も意識してとることにする。呼吸も深めに。

こんなところでコオニユリのお出迎え。
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巨大な溶岩も歓迎してくれた。
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大きな公衆トイレが道沿いにあった。
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なかなか豪快な眺めの登山道だ。
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イタドリがあちこちに咲いている。
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六合目へと続く道。下は山小屋に荷物を運ぶための車道か。
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振り返ると、五合目の売店。
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路面は溶岩そのもの。
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眼下に五合目の駐車場。マイカー規制中なので、みな関係者の車だろう。
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これは私の車がある水ヶ塚の駐車場。
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さすが富士山。人通りは多い。
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後ろからもこんなに団体さんが来る。
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溶岩に生える植物は限られているようだ。
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前方に六合目の山小屋が見えてきた。
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だいぶ雲が出てきたが、溶岩の向こうに愛鷹山塊と天城山。
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水ヶ塚駐車場の向こうは、フジヤマリゾート。
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広大な富士の裾野。自衛隊の演習林もあの中か。
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六合目には20分ちょっとで着いた。
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まだ全然疲れていないが、体を慣らすため、ひとまず休憩。
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雲海荘の前のベンチに座って、パンを一つ食べる。
高山病予防のため、昼食は2回に分けて食べることにした。

それにしてもこの混雑。
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こちらはお隣の宝永山荘。
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あれは宝永山から水ヶ塚への下山路。
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ちょっと雲海荘の中を見学して、10分ほどで出発。
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人が立っているように見えるあそこが宝永山の山頂だろうか。
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しばらく、女性2人組の後ろを、等高線沿いにトラバースしていく。
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イワオウギ。
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オオウメガサソウのつぼみ(たぶん)。
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振り仰ぐと山小屋が登山道に沿って、あちこちに立っているのが見てとれた。
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(つづく)
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