山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

焼額山(3)

【2015年7月20日(月)】焼額山
焼額山(2009m)のゴンドラ山頂駅から山頂に向かう。
ここまで登山道とは離れてゲレンデを歩いてきたが、近くに登山道の木道が見えたので、そこから山頂の稚児池に向かう。
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登りだけに、傾斜のある木道が続く。
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この地面に落ちている標識を見て、奥志賀ゴンドラは運行しているのかと、ちょっと意外な感覚。でも私は逆方向の竜王山(1900m)に行く予定なので、関係ない(はずだった)。
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分岐では、まず稚児池神社の方に向かう。
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いきなり視界が開け、稚児池が眼前に広がった。
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ここはまさに頂上が池塘になっているという、極めて珍しい山だ。
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頂上台地全体が池塘だらけの苗場山(2145m)でも、頂上自体は乾いている。
焼額山はスキー場の山だから、冬に頂上に来る人は少なくないものかもしれないが、その時は雪に埋もれていて、この池塘は見えない。

夏もいつからかゴンドラの営業をやめてしまったようで、3連休なのに人影はまばら。
実にもったいない。
1時間半のアルバイトでこの景観が見られるなら、安いものだと思うのだが。
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対岸に看板が見えたが、人がいたので、まずは稚児池神社に参拝。
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社はなく、ほんの小さな石の祠だった。
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池畔のベンチで早めのお昼にしようと思っていたのだが、どこにもベンチがない。どうしようか考えつつ稚児池を半周する。
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すると、北東斜面のゲレンデに出た。
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正面に鳥兜山(2038m)が見える。
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苗場山は雲の中。
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このリフト降り場に少しだけ日陰があったので、まだ10時半前だが、あそこで炊事をすることにする。
と言ってもお湯を沸かすだけだが。
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場所が少し傾いているが、やむを得ない。

メニューは豚キムチラーメン。本当は朝食べる予定だったのだが、水が足りないので昼に回したのだ。
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でも、やっぱり暑い時に熱いものを食べるのはしんどかった。
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首に巻いていたタオルが随分湿っていたので、板の上に広げておいて乾かした。
風もほとんどなかったが、すぐに乾いた。

食事を終えて、リフトを後にする。岩菅山(2295m)の背後に大きな入道雲が出てきた。
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さて稚児池に戻ろう。
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逆サイドから見る稚児池も実に美しい。
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夏の雲である。
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ワタスゲがかすかな風に揺れている。
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やはり、ここが山頂のようだ。
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説明板によると、当然ながら池の水の供給源は雪解け水と雨水だけ。
底は水を通さない火山灰層だが、火口なのかどうかは分からないという。

稚児池をほぼ一周したが、まだ竜王山への道を確認できていない。
看板のところに、登りで抜かした若者がいたので、竜王山への道が分かるか聞いてみたが、知らなかった。
池を一周する道のほかに、湿原をめぐる木道もあるので、そちらに行ってみた。
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でも、竜王山に行く雰囲気ではないので引き返す。
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別の分岐の先も歩いてみたが、単なる周遊路だった。
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さっき、ゲレンデから分かれる樹林帯の中の登山道を避けてきたが、その途中に分岐があったのかもしれないと考え、ゴンドラ山頂駅から登って来た木道をさらに戻ってみる。
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どんどん下って、ゲレンデに出てしまったが、それらしき分岐はなかった。
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ゲレンデには子供たちが大勢登ってくるところだったので、ゲレンデには出ず、ぬかるみの道をまた登り返す。
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ゴンドラ駅の直近で、樹林から一旦ゲレンデに出る場所を通ると、もう子供たちが着いていた。
そのうちの一人が「ここが頂上ですか」と聞いてきたので、「いやこの道を登ったところだよ」と教えると、「先生~ここじゃないって~」と走り去っていった。

私は速足で木道を稚児池に向かって登る。
全く行ったり来たり、私はいったい何をしているんだ。
稚児池に出る前に、「立ち入り禁止」の札が下がった踏み跡がある。
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「もしかして、ここかな」と思いつつ、湿原の木道の先に分岐があるか確認のため再び頂上へ。
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湿原の木道はまさに湿原を1周する木道で、分岐など全くなかった。
こうなると、もうあの立ち入り禁止の道が竜王山への道としか思えない。
「山と高原地図」電子版(2015年)には「竜王山周辺と焼額山の区間は一般コースではなく、コース上に案内板はないが、毎年笹刈りが行われている」とは書かれている。
でも、立ち入り禁止の札が出ている以上、もしかして今年はまだ笹が刈られていないのかもしれない。
ぬかるみもありそうだし、さすがにヤブこぎはいやだ。

というわけで竜王山は諦めて、奥志賀高原ホテル方面に下ることにする。
そちらは夏季でもバスが1日12本も出ているようなので、普通に戻れるだろう。
しかし、このブログを書くために、電子版の「山と高原地図」をもう見て、愕然。
なんと「竜王山方面入口に立入禁止の看板あり」と書いてあるではないか。
なぜ、この記述に気付かなかったのか。
やっぱりあれでよかったし、おそらくは普通に行けたのだ。
これには本当にまいった。

しかしそんなこととは知らず、さっき昼食を食べたリフトのところから下山開始。
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正面が奥志賀ゴンドラ。
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さっきの地面に落ちていた看板のことが思い出し、動いていることをちょっぴり期待した。
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でも、運行しているなら、もっとハイカーがいるはずなので、それはありえない。

動いていないのを見て、やはりなあとため息。
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ただ、こちらの駅周辺にも、地形図に表示のない湿原や池塘があった。
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ゲレンデを振り返ると、緑がまぶしい。
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山頂駅のすぐ近くに、こんもりした高まりがある。
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1960mの三角点があるようなので、ちょっとしたヤブだけど入ってみたら、発見できた。
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この先は、奥志賀高原スキー場にリフトに沿って真北に下る。
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下り道は車道になっているが、傾斜がきつく、爪先が痛い。

正面には奥深い雑魚川の谷が見える。奥は台倉山(1853m)。
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第3高速リフトの頂上駅あたりから、奥志賀高原のホテルなど施設群を見下ろせた。
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左前方のなだらかな山は高標山(1747m)。
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この先はゲレンデから離れて、作業用道路を下る。
砂利だったり舗装されていたり。
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こちらも傾斜がきついので、道の端の草の上を歩いたりして、爪先の痛みの緩和を図る。
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我慢の1時間である。
途中、竜王ニューポートに電話をかけた。下山したら日帰り温泉施設まで送迎してくれると言ってくれていたからだ。
直接やりとりした人とは話せなかったが、「竜王山へ行く道が分からず、今回は行けなくなりました。お騒がせしました」と伝言をお願いした。

(つづく)
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