山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

焼額山(1)

【2015年7月20日(日)】焼額山
岩菅山(2295m)山頂の避難小屋に泊まっている。
12時すぎと2時すぎに目が覚め、3時半にトイレに出た。
まだ暗いので、もうひと眠り。でも気がついたら、4時41分!
じぇじぇ、寝坊した。
ガスが出ていなければ、裏岩菅山(2341m)までピストンしようと、4時に起きるつもりだったのに。

でも、外の様子を見ると、まだガスが流れているのでピストンは断念した。
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残念ながら、このまま下山することにして、あわてずにパッキング。

幸か不幸か、便意を催してきたので、意を決して、あの強烈な便所で用を済ます。
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構えは立派だが、中は汚れまくっており、バイオでも何でもなく、自然の中に垂れ流し状態。
定期的に排出作業はしているのだろうけど。環境的には大丈夫なのだろうか。

外でストレッチをしている間に早くもブヨが寄ってきた。しつこい奴らだ。
小屋内は圏外だったが、頂上では電波が立ったので、ブヨにまみれながら、必要なメール等を送信して、5:40に出発。
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昨日難儀して登った道を慎重に下る。
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新潟側は真っ白だが、長野側は晴れ間が見える。
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きっと、もう少し待てば、ガスも晴れるような気がするが、待てない性格なのだ。

コースタイム30分のところ、スリップもなく20分で鞍部のノッキリに到着。
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この先は未知の道だ。
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路面は昨日のようなササの切り株やぬかるみ、石が浮いた道などではなく、普通の土の道なので、すごく歩きやすかった。
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下りであることもあるし、水が500ccしかないので、ザックが軽い。
これなら、荷物を宅配便で送らなくても焼額山(2009m)に登れるかもしれない。

6:15頃、岩菅山登山道の中間点を通過。
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ということは、あと35分くらいでアライタ沢に着くということか。

この先、深山の中を下っていく。
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長い階段もある。
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6時半ごろ、早くも団体さんとすれ違う。
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「もう登ってきたんですか」と驚かれたが、「いや上に泊まりました」と答える。
「どうでしたか?」
「ガスってましたけど、青空が見えたので、きっと晴れるでしょう」
「晴れることを祈って登ります」
「気をつけて~」

このあとも、個人や団体を含め、20数人の方々とすれ違った。
とくに意味はないが、すべて写真に納めた。
ちなみに次の方々。
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ミヤママタタビ。
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この先1739m標高点まで、白樺林の中のぬかるみが続く。
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このあたりでお腹が空いてきたので、歩きながらパンを1個食べた。
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1739m標高点を過ぎると、標高差70mほどの急な下り。
木の階段が続く。
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アライタ沢に7時前に到着。
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コースタイム1時間20分のところ、1時間ちょっと。快調だ。

ここは水場ということになっているが、ここで水をくむのはちょっとむずかしい。
結構流れが激しいし、水辺に下りにくい。
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この先は左手に上条用水路が流れている。
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おかげでずっと平らな道だ。
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この用水路は幕末頃に開削されたらしく、以来現役の農業用水。取水口からの総延長は約23kmに達するという。
水番も置かれているそうだ。これがその印だろうか。
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水路と並行してたどる道は気持ちがいい。
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可憐なお花も咲いている。カニコウモリとチダケサシ。
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右手にはアライタ沢が勢いよく流れている。
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途中、用水の水をペットボトルに汲んで飲んでみる。なかなかおいしい。
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水深が浅くて、満タンにはできなかったので、本格的な給水はこの先の底清水ですることにする。

ここまで下ってくると、登ってくる人がかなり多くなる。やはり人気の山なのだ。
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底清水は岩の間から水が湧き出していて、実にユニーク。
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ここでハイドレーションに給水し、顔を洗う。

まもなく小三郎小屋跡の分岐。
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ここで用水路沿いの道とは離れて、一の瀬(聖平の上)に下る。
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5分ほどで車道(登山口)に出た。
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車が5~6台止まっていた。
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こちらは雑魚川沿いの道に入るため、右折。
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200mほどのところに入り口があった。
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この道はササを伐採した道だ。地形図から川沿いの湿地を想像していた私としてはがっかり(湿原沿いの道はもっと上流だった)。
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ササの背が高くほとんど展望がきかない。たまに焼額山が望める程度だ。
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一部木道が敷いてあるところもあったが、ほとんどはササの切り株の道。
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それでも1kmくらい我慢して歩いたところで、雑魚川にぶつかった。
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ここで一度、川を渡る地点なのだろうが、なんと橋がない。
台風か何かによる増水で流されてしまったのだろうか。
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川面まで1mほどの段差がある上に、水深が結構ある。浅いところでも30cmはありそうだ。
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これでは靴を脱いで渡らないといけないし、川底の石がぬるぬるしていたら、スリップして水没ということになりかねない。

強行突破も考えたが、やはり止めた。
退屈な道を1kmも戻るのはまったく面倒だが、無駄にする時間は30分程度。
たかが30分を惜しんで、怪我をしたり、財産を水浸しにしたりするのもばかばかしい。
敢然と戻る。
しかし、こんな状態であれば、この道の入口に「通行止め」の札を出すべきではないか。
どこが管理しているのか。全く困ったものだ。
帰宅後、調べてみたら、2013年9月の台風で流されたようだ。
志賀高原観光協会がfacebookで広報していた。
知っているなら「通り抜けできません」と現地にも表示を出してください。

(つづく)
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