山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

岩菅山(4)

【2015年7月19日(日)】岩菅山
金山沢の頭からノッキリへの稜線を歩いている。
途中の2085mピークは裏寺子屋山とちゃんと名前がついているが、それとは意識せず通過してしまった。確か山名板もなかったと思う。
しかし、本峰は「寺小屋峰」こちらは「裏寺子屋山」。「小」と「子」で違うのは誤植だろうか。
これがその裏寺子屋山。
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このあたりで2組ほどの登山者とすれ違う。ゴンドラで下る方々だろう。
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それにしても撤退しなくてよかった。
疲れてはいるのだが、この道はかなり楽しく歩ける。展望がいいのである。
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高山植物も励みになる。
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緑も深い。
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稜線そのものも美しい。
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2050m超ピークから岩菅山(2295m)を望む。
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このピークを少し下り、ぬかるみをクリアした2042mピークあたりで小休止。
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ザックを下ろし、パンをむさぼる。朝食が遅かったので、お昼も遅くなった。
もう午後3時だ。

出発しようとしていると、相次いで2組4人がゴンドラ方向に歩いていった。
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ここからゴンドラ山頂駅までコースタイムで1時間50分ほど。
営業時間は午後4時までだから、とうてい間に合わない。
まあ、歩いて下ってもプラス35分だから、大丈夫と言えば大丈夫だろうが、下山がかなり遅くなってしまうことには変わりない。

後半はまたぬかるみが増えてくる。
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岩菅山の登り口であるノッキリに出るには、もうひとこぶ越えないといけない。
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あそこまでだ。
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後ろも振り返りながらゆっくり登る。
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ふう。やっと着いた。と思ったら、再び岩菅山にガスがからみ始めた。
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よくよく見ると、登りはかなりのガレ場のようだ。岩肌も迫力がある。
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なんたって、岩スゲェ山だからなあ。

さあ、一直線に下って、ノッキリに到着。
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時間は15時半すぎ。なんとほぼコースタイム通りで歩けた。
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ただ疲労困憊であることには変わりない。
とにかく休む。しかし、虫がひどいので、防虫ネットをかぶる。
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こんどは蚊ではなくブヨである。こいつらは強烈だ。
ネットをしているものの、うるさくてうるさくて、とても落ち着いて休んでいられない。

しぶしぶ出発せざるを得なかった。
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ここまでの稜線では防虫ネットは帽子にかぶせておけたが、この先はもうはずせなかった。

あと600mか。標高差は220mほど。
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コースタイムは45分だが、1時間は覚悟した。

これまだ小手調べ。
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仰ぎ見れば、どんどん傾斜は急になる。
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おやおや、今頃になって、随分雲が湧いてきた。
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何度も立ち止まり、息をつく。止まるたびに歩きて来た道を振り返る。
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足元はこんな状態。今の私の足が嫌う路面だ。
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岩の白がササの緑に映える。
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ほとんど手を使わないと登れないような傾斜になってきた。
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ガレ場続きで、頂上まで7回も座り込んでしまった。
こんなことは初めてだ。
しかも、温まった岩に集団でとまっていたブヨが、こちらが近づくと一斉に襲ってくる。
とにかく苦しい登りであった。

頂上直下で一旦樹林の中に入る。
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サラサドウダン。
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おお、あれが頂上か。
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なんとかかんとか16:22に登頂。
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それでもコースタイム45分のところ47分で登り切った。
ただ、このタイム設定は甘いのではないか。どっかの標識には35分と書いてあったし。

頂上にはいろんな石祠や石碑があった。
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黒いノイズは虫である。

これは秩父宮の登山記念碑。
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あいにくのガスで頂上からの展望は全く得られなかった。
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ここで泊まるのだし、荷物を小屋に置いて、しばらくガスが晴れるのを待っていてもいいのだが、この虫だし、なんと雨まで降り出してきた。それも結構な本降りだ。
ささっと撮影を済ませて、あわてて小屋に逃げ込んだ。
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3連休なので何人かはいるかと思ったが、幸い誰もいなかった。
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ここは日帰りの山なので、そもそも泊まる人は少ないようだ。
置いてあった「平成27年岩菅山登山日誌」を開いてみると、今年は6月5日の記述が最初で、この日までに19件しかない。
直近で7月4日なので2週間前。まあ、全員が記入しているわけではないだろうが。
地元長野の人が半分だった。

この小屋はそれほど清潔ではない。
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とにかく虫を退治するため、蚊取り線香を2つ同時に焚く。
そのあと、濡れたものを干して、体をウエットティッシュで拭きスェットに着替え。
マットを膨らませて座布団代わりにして、まずは日記を書き始める。
テーブルの高さが悪く、すぐ疲れてしまう。
すこし眠ろうと横になったが、眠れない。
仕方ないので執筆を再開。明るいうちに何とか書き上げる。

考えてみれば、夏の避難小屋で1人になるのは初めてだ。
雨は降ったり止んだりで、4回くらい音が聞こえるほどの通り雨があった。
体が落ち着くと、寒くなってきたので、スェットの上にウインドシェルを着込む。

6時半から炊事開始。
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今夜はアルファ米とフリーズドライのチキンカレー。
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水はもう1㍑しかなくなったので、朝食はカップめんにしようと思っていたが取りやめ。
食べずに出発して、下りながらパンを食べ、アライタ沢で水を調達してから、お昼にカップめんを食べることにした。

荷物が重いので下ってから、焼額を登る前に宅急便で不要なものは送り返してしまいたい。
ふもとのプリンスホテルの西館は営業しているだろうか。

食後は何もすることがない。
19時半頃シュラフに入ったが、ひとりのせいか、なかなか寝られない。
21時過ぎまでうだうだして、「眠れないなあ」と思って時計を見たら、22時20分。
「あ、寝てたんだ」と思って安心。
その後も、なんだかんだで眠れたようだ。
とくに異音もせず、まったく恐ろしい目にはあわなかった。

【行程】2015年7月12日(日)
熊の湯(5:25)~前山(5:55撮影5:58)~渋池(6:04)~志賀山(7:09朝食7:29)~裏志賀山(7:52)~四十八池(8:17散策8:45)~大沼池(9:43休憩・撮影10:22)~忠兵衛門新道分岐(11:14休憩11:17)~(休憩10分)~赤石山(11:49撮影11:54)~(休憩10分)~金山沢の頭(13:46休憩13:56)~(休憩10分)~ノッキリ(15:34休憩15:38)~岩菅山(16:25)
※所要時間:11時間(歩行時間:9時間10分)
※登った山:7座(前山、志賀山、裏志賀山、赤石山、金山沢の頭、裏寺子屋山、岩菅山)
※歩行距離:15.5km


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