山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

岩菅山(3)

【2015年7月19日(日)】岩菅山
赤石山(2109m)への最後の登り。
開けた場所に出た途端、恐ろし気な巨岩が姿を現した。
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この岩は赤くないが、このザレた赤い石が山名の由来だろうか。
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眼下にくっきりと大沼池が見える。
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あの赤い鳥居も確認できた。
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鉢山(左、2041m)と裏志賀山(右、2037m)。
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鉢山の後ろから笠ヶ岳(2076m)のてっぺんが顔を出している。裏志賀山の左にのぞいている突起は剣ノ峰であろう。
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横手山(2307m)の雲ももう少しで切れそうだ。
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これから歩く寺小屋峰(2125m)への稜線。
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左が寺子屋峰、右が金山沢の頭。
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さっきの巨岩を超えると、休憩適地があり、2組4人が休んでいた。
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その巨岩の裏側と大沼池。
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手前のホテル群は高天ヶ原。その背後は西館山(1757m)。左奥に五輪山(1620m)、最奥は臂出山(1424m)。
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こちらは休憩せず、まずは山頂を目指す。
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あれがたぶん頂上部の岩場。
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はい、着きました。
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すぐ近くの樹林の下に小さな石の祠があり、ささやかな山名板も隠れていた。
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さっきの重装備3人組は、横手山方向に行ったのか、赤石山を軽く通過していったのか、赤石山に着いても追いつくことはできなかった。

ここで初めて岩菅山(2295m)が望める場所に来たが、山頂部はまだ厚い雲に隠れていた。
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野反湖方面の稜線。最奥に見える突起は二百名山の白砂山(2140m)だろうか。
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同じ二百名山の佐武流山(2192m)は雲の中だった。
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苗場山(2145m)もやはり見えない。
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左奥は榛名山(1449m)かな。
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これは中央左が浅間隠山(1757m)、その右は鼻曲山(1655m)に違いない。
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復習。横手山と大沼池。
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東には善光寺平。
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山頂は休憩できるような場所がないので進むしかない。

ちょっと下ったところが、野反湖方面への分岐。ここに立派な赤石山の標柱があった。
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この先、金山沢の頭までの稜線はコースタイム1時間20分。
まずは標高差100mの下り。
その後のアップダウンの標高差はそれほどでもないが、ササの切り株とぬかるみがひどい。
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ザックの重さもあって、ふらふらになりながら歩く。

山頂直下で、若いカップルとすれ違う。
あの道をよくぞ歩いてきたものだと、後になって思う。

こちらにも赤石山~寺子屋峰を30分割した三角標識があった。
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昭和40年代くらいのものだろうか。

振り返ると、赤石山の赤いザレ場が見える。
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おお、横手山のガスがとうとう切れた。
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道はかなり悪い。
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2,3回スリップして、そのうち一度は手をついた。あぶなく派手に転倒するところだった。

おお、岩菅山の雲もとれた。さすが二百名山。堂々たる山容だ。
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しかし元気が出るどころか、体力は消耗するばかり。
途中、またまたベンチもないところにへたり込んでしまった。
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10分くらい休んだろうか。
気力を振り絞って立ち上がる。
ここから金山沢の頭までは標高差200m近い登り。
思いついてストックを取り出す。
これに伴い、左肩に提げていた一眼レフを右手に持ち変える。
多少不便だが、これで少しはましになった。
ただ、この時の作業でザックの中身が移動したのか、何かが背中にあたって痛い。
また立ち止まって、荷物整理。そんなことでも体力を消費した。

このあとの登りは全くの苦行であった。
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それでも、ピークの手前で一気に視界が開けた。
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岩菅山の後ろに見えるのは裏岩菅山(2341m)だろう。裏のくせに本峰より背が50m近くも高い。
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白砂山(右)から佐武流山(左)への山並み。
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たぶん大高山(左、2079m)と小高山(右、1937m)。
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赤石山から小高山への稜線。
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これから歩く岩菅山への稜線。比較的、展望がよさそうだ。
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さて、ピークへもうひと踏ん張り。
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と思ったら、これはニセピークだった。
地形図を見れば確かに、頂上から50mほど下に小さなこぶがある。
う~ん、だまされた。あとは無心というか地獄というか。
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くたくたになって金山沢の頭に到着した。時間は13:50。
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2度ほど休んだとはいえ、コースタイム1時間20分のところ、1時間50分もかかった。

とにかく横になりたい。
幸いベンチが1つだけあったので、防虫ネットをかぶって横になる。
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10分くらいは寝たかったが、ネットが重力のため顔に接しているので、あまり意味をなさない。
どんどん蚊が顔にたかってくる。
気付いたら、腕を長袖のウエアの上から同じところを2か所刺され、ウエアに血がにじんでしまった。
体どころか気も休まらない。

ここで、進むべきか撤退すべきか、本気で考えた。
左へ行けば、リフトまで2km、岩菅山までは3.4km。
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もう下りてしまいたいところだが、あす登り直すとしたら、宿も探さないといけないし、こんなに重い荷物を担いでここまで来たのに、その苦労が無駄になる。
岩菅山までのコースタイムは、あと2時間15分。
ゆっくり歩いて3時間半かかったとしても5時半には小屋にたどりつける。
まだ十分明るいではないか。
よし行こう。
この先はなだらかな稜線なので、ストックはしまう。
これまでまたカメラが持ちやすくなった。

下り始めてすぐ、岩菅山が見えた。また頂上にガスがかかっている。
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わざわざガスの中に登っていくのもばかばかしいかなと、ふと思い、やはり下山しようかと立ち止まったが、やっぱり進む。
あすの朝には晴れているかもしれないのだ。

この稜線はゴンドラから岩菅山に登るコースなので、よく踏まれているし、岩もないのでとても歩きやすい。
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沿道のお花も気を紛らせてくれる。
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これなら岩菅山への登りが始まるノッキリまではコースタイム並みで歩けるかもしれない。

樹林帯とササ原が交互に出てくる。
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足元を見つめる余裕も少し出てきた。
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稜線漫歩である。
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左手も開け、明日登る焼額山(2009m)も見えてきた。
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あの原生林は奥志賀の谷だが、右奥に見える坊主形の山がよく分からない。
台倉山(1853m)だろうか。
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(つづく)

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