山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

早池峰山(6)

【2015年7月5日(日)】早池峰山
ニセ鶏頭(約1370m)を通過し、まもなく七折の滝への分岐。
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「山と高原地図」には破線で書かれているが、なんだか廃道っぽい感じだ。

私は直進。
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ハクサンフウロ。
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ニセ鶏頭を振り返る。
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急な下りを終えて、樹林帯に入るところで、ストックを再び取り出す。
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サンカヨウの実。
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傾斜はまだあるが、道はジグザグで足場も悪くない。
下りなのに足に負担がかからず助かる。
山頂を1時過ぎに出たので、コースタイム2時間を足すと、バス停に着くのは3時過ぎ。
なんとか大丈夫そうだ。

鶏頭山(1445m)から45分ほどで避難小屋に到着。
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避難小屋に着くと、またしても先行のグループが出発するところ。

こちらは、ここでしばらく休んで、スマホの充電タイムにしようと思っていたが、バスの時間を確認すると、15:34。
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もう少し遅いと思っていたので、ちょっとあせる。
時間はもう2時。
あと1時間半かかるとしたら、ギリギリだ。
45分歩いてきたので、1時間15分とみるべきだが、すこし安全策をとった。

実は小屋で横になっている男性がひとり。
さっきのグループのメンバーで相当ばてている。
他の人は彼を残して先に下りてしまった。
普通はこういうことはしないのだろうが、地元の人なのか。
彼に話しかけられた。
「どこから登ったんですか」
「河原の坊です」
「中岳あたりのアップダウンきつかったでしょう」
アップダウンそのものはとくにきつくなかったが、足が痛かったので
「ええ」と答えた。
「どこから来たんですか」
「埼玉です」
ちょっと先を急ぐ気分になっていたので、あまり愛想よくできなかった。
ぶつ切りの会話になってしまったが、「ではお先に」と言って出発する。
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路面も悪くないし、傾斜もそれほどきつくないので、小走りで進む。
その方が楽なのだ。
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かなりのスピードで下ったつもりだが、なかなか先行グループに追いつかない。
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久しぶりに見たオオバギボウシ。
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快調に速足で進む。
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しばらく経って、やっと追いつき、抜かさせてもらう。
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フタリシズカ。
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快調に走って下っているうちに、だんだん膝が痛くなってきた。
バスの音はすぐ近くに聞こえるのだが、先はまだ長い。

途中で立ち止まって、どこまで下って着たか、「山と高原地図」の電子版を見てみたら、まだ避難小屋から岳までの半分しか来ていない。
じぇじぇじぇ~
これまたショック。
何度も立ち止まって、膝の屈伸をしたり、揉んだり、ちょっと引き返して登ってみたり、膝を慰める。

「水」の標識があったが、何㍍先にあるのか分からず、これもパス。
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エゾアジサイ。
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だましだまし下り、もう一度スマホで現在地を見ると、車道まであと標高差100m。
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これを何とか乗り切り、車道が見えた時には本当にうれしかった。
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ホタルブクロ。
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舗装道路に出ると、膝の痛みは治まった。
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集落は近い。
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馬頭観音。
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ちょっとアキレス腱の痛みはあったが、無事、岳のバス停に到着。
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時計を見ると、14:50。
なんと、コースタイム2時間のところ、1時間40分で下ってしまった。
膝も痛くなるはずだ。
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とにかく、避難小屋で飲み干した水の補給だ。
バス停のベンチにザックを置き、スマホを充電させて、大和坊の自販機へ。
炭酸乳酸飲料(350cc)を110円で購入。
喉を潤す。はあ生き返る。
あとはトイレと顔を洗いたい。
近くにないので、岳駐車場まで歩く。
トイレを済ませた後、テントでチケット売りをしている女性に話しかける。

「こんな時間にもバスが出るんですか」
「15:30で最終です」
「午後出発する人って、たとえば小田越で泊まるんですか。あの小屋は泊まれるんですか」
「ちょっと待って下さい。えっと・・・」
「いや、分からなければいいんです。どうするのかなあって思って」
「あの、午後乗る人は全然いません。ゼロです」
「ああ、そうですか。じゃあ、バスを回送させるために出すようなものですね」
「ええ、まあ」
納得したので、岳バス停に戻って、ボーっと待つ。

定刻を5分過ぎても来ないので、心配になって運行日をもう一度確認したが、今日は間違いなく運行日だ。
10分近く遅れてやっと到着。
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恐れていたことに、満席。3人の女性が立っている。
私はさっそく登山用イスを取り出し、座り込む。
他の3人もザックを床に置いて、その上に腰を下ろした。

岳駐車場バス停からも1人が乗車。
彼は立ったまま。
私もこの状態ではとても眠れず、姿勢が低くて車窓も見えないので、スマホなどをいじって時間をつぶす。
次の大迫(おおはさま)を過ぎると、「次は盛岡駅です」のアナウンスが入り、3人の女性が一斉に立ち上がる。
運転手さんから「まだ1時間近くありますので、座ったままでお願いします」の声。
「なんだ、次は盛岡って言うから、すぐだと思って」

そんなこともありつつ、軽い脱水症状の私は喉が渇く。
バスは17時ちょうどに盛岡駅に到着。
17:15発の新幹線はやての人が先を争うように下りていった。
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私は5000円しかなかったので、最後に下車。
バス乗り場の切符売り場で両替し、1700円を支払う。

汗はすっかり引いていたが、帰宅してから風呂に入るのも面倒なので、軽いアキレス腱炎になった足を引きずりつつ、銭湯に向かう。
盛岡市のマンホールも忘れず確認。
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出かける前に調べておいた清川湯の場所をスマホで確認しようとしたら、なんと最近道路拡張のため閉店したという。
でも同じブログに、駅から徒歩5分のところに「なかまち梅の湯」という銭湯があるとかかれており、そちらに向かう。

途中、ファミマで水分補給。アクエリアス300ccを飲み干す。
北上川を渡った先に銭湯はあった。
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なんか普通の雑居ビルの2階。
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受付のおばさんに「こんにちは~」と挨拶したのに、反応なし。
「1人です」と言ったら、「430円」とぶっきらぼうに言われた。
登山帰りだから、汚いと思われたのだろうか。
しかし、怒る元気もなく、脱衣所へ。
全身刺青のおじいさんが「登山帰りかい。岩手山?」と聞いてきたので、「早池峰です」と答える。
「天気どうだった?」
「少しガスっていたけど、いい天気でしたよ」
とくにその筋の人には見えなかった。
傷口の絆創膏をはがすと、大量の膿が出ていた。
そのおかげで老廃物が排出され、むくみも少し解消された気がする。
これは不幸中の幸い。

休日の夕方だが、街中の銭湯だけに空いていた。年寄りが4~5人ほど。
ゆっくり体を洗い、気の済むまで湯につかって上がる。
熱を持っている足首に「熱さまシート」を貼って応急処置。
時刻表を検索すると、今度は18:15のはやて。これは見送り、次の18:40発やまびこ(始発)にする。
これならゆっくり歩いて戻って、弁当を買う時間もある。
始発だから、自由席でも大丈夫だろう。

さっきのファミマで今度はソフトを買い、食べながら駅へ。
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ビールは地ビールの銀河高原ビール。
弁当はビールのつまみになりそうなものということで、幕の内系の「伊達武将隊」。
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仙台の駅弁だが、この際致し方ない。

自由席は1~4号車。
電源がある車両であることを期待したが、残念だった。
2号車まで進むとガラガラ。
出入り口に比較的近いところに陣取り、まずはロキソニンを服用。
夕日をみながら、ビールでプチ打ち上げ。
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ちょっと味にくせがあり、普通のビールにしておけばよかったかなと、プチ後悔。

車窓から、夕暮れの奥羽山脈(箱ヶ森、赤林山など)を眺めながら、お弁当を食べる。
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食べ終えてから、パソコンを取り出し、本日の記録の整理。
仙台までは各駅停車。止まっても数人くらいしか乗ってこなかったが、仙台で一気にほぼ満席に。
私の隣にもとうとう人が来たので、それを潮にパソコンをしまい、睡眠態勢。

首都圏の雨が心配だったが、大丈夫な様子。
大宮で川越線に乗り換え。
川越駅から本川越までは15分ほど歩くが、ロキソニンのおかげで痛みも和らいでいた。
帰宅は午後11時。長旅であった。
ガレ場の長丁場は足首に大きな負担になることが分かった。
8月に予定している白馬縦走に向けて教訓となった。
雨が降らなければ使えるよう、痛みの感じないメッシュのトレランシューズを持って行こう。
あと、今回パソコンを背負って、ちょっとザックが重かった。
軽量化も図らなければ。
でも、足のことがなければ、体力的には、ほぼ元に戻った気がする。

【行程】2015年7月5日
河原の坊(6:00)~頭垢離(6:36)~打石(7:48)~早池峰山(8:23撮影、休憩8:55)~中岳(10:18休憩10:30)~(昼食)~水場分岐(11:50)~鶏頭山(12:47休憩13:10)~避難小屋(13:54休憩14:00)~岳バス停(14:52)
※所要時間:8時間52分(歩行時間:7時間48分)
※登った山:12.8km

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