山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

早池峰山(2)

【2015年7月5日(日)】早池峰山
5:31、岳バス停にバスが到着。2台連ねてきたうち、2台目に案内され、空席がいくつかあったので座ることができた。作戦成功。乗車時間はわずか20分ほどだが。
たまたま沢側(左側)に座ることができたが、窓が汚れていたのが残念。
峰南荘では10人以上が乗り込んできた。
やはり、ここから乗らないことにしたのも正解だった。
この時間に登山口に向かうのはバス2台で総勢60人程度か。
想定より少ない。

さて、手前の河原の坊か、奥の小田越か、どちらで下りるかが問題。
バスに乗ってもまだ決めかねている。
魚止の滝や笛貫の滝などの入口の標識や清廉の滝を一瞬見て、うすゆき山荘のバス停を通過して、5:50、河原の坊に到着。
下りる人が意外に少ない。20人ほどか。
車内からは「へ~ここで下りる人もいるんだ」というつぶやきが出た。
やはり、なるべく高いところまでバスで行く人が多いようだ。
河原の坊から山頂までのコースタイムは3時間半、小田越からは2時間半なので、圧倒的に小田越まで行った方が楽なのだ。
でも私は登山者が少ない方がいい。瞬間的に判断して、私も下りてしまった。
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ここで下りた20人も、私がトイレに行ったり、ストレッチをしたりしている間に散り散りになってしまい、ほとんど混雑を感じることなく出発できた。
まったく脅かしやがるぜ。

こちらはビジターセンター。
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はい、私はもうモツベーションしてます!
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早池峰山(1917m)は「携帯トイレ」を呼びかけている山として有名なのだ。

峰南荘より奥はマイカー規制が行われているが、夜間と早朝なら乗り入れが可能なので、駐車場にはテントもちらほら。
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私は6時ちょうどに出発。
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すぐにコメガモリ沢の支流を渡渉。
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前方を歩いていた単独の方を抜かすと、しばらくは一人旅。
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静かに歩けて、本当によかった。

でも、実は足場が悪くて、接地に気を遣う。
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最初に迎えてくれた花はオオハナウド。
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新芽が赤いこの葉っぱは何だろう。
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この数字の銘板が延々、縦走路を通って、岳集落の登山口まで続いていた。
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カラマツソウ。
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しばらくは樹林の中のだらだらした登りだが、岩が多い。
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涼しかったのでウインドシェルを着ていたが、体が温まってきたので、脱ぐ。
そのついでに、昨日コンビニで買ったおにぎりを取り出し歩きながら食べる。
今日は朝食の時間はとらないつもりだ。
宿で配給された朝食のおにぎりはお昼に食べることにする。

今度はコメガモリ沢本流の徒渉。きっちりロープが渡してある。
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岩はみな濡れているので、ロープの助けも借りつつ慎重に渡る。
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しばらく沢の右岸を登る。
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今度は左岸へ徒渉。
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沢はほとんど渓流である。
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みごとなエゾボウフウ。
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センジュガンピ。
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かわいらしい葉っぱ。
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コケの名前までは分からないが、目を引く姿。
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クガイソウ。
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再び右岸に戻って、高度を上げていく。
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マルバシモツケ。
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コメガモリ沢は清流だ。
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大きな岩場を越えると、水場に出た。
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1杯飲んで、喉を潤す。

このあたりから頂上付近の岩峰が望めるようになってきた。
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右手には、薬師岳(1645m)の西の稜線が見える。
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40分くらい歩いたあたりで、休憩している方々を抜かす。
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さらに沢をさかのぼっていく。
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ミヤマオダマキ。
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ミヤマヤマブキショウマ。
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抜かした方々。
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出た! でも、ミネウスユキソウ。
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なおも沢登りは続く。
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バスの中から車道を歩いている人を見かけたが、その人がもう追いついてきて、抜かしていった。
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その人が他の人と雑談しているのを聞くと、車で来たのだが、峰南荘前でちょうど5時のマイカー規制時間になり、止められてしまったので、バスに乗らず林道を歩いてきたのだという。
実は、止められた瞬間を私は宿の部屋から見ていた。
窓のまん前がゲートだったものだから気がついたのだが、ゲートのおじさんが柵を置いた途端に1台の車が到着して、制止されていた。
まさか、あの人だったとは。

すでに手を使わなければならないほどの急坂なので、かなり早い段階でストックをしまった。
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ハクサンチドリ。
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チングルマがすでに綿毛になっていた。
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道は沢を離れ、尾根に移っていく。
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薬師岳も全容を現した。
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小田越からの稜線。
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頂上付近のノコギリの歯はそうとう鋭い。
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「花の山」というイメージとはかけ離れている。

ウラジロヨウラク。
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ロープは、ここからはみ出ないでねという印。
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森林限界は超えた。あとはもう岩の山だ。
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ヨツバシオガマ。
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出た! これこそハヤチネウスユキソウ。やはり肉厚だ。
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振り返ると、今まで登ってきた谷と薬師岳。
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希少な花ではあるが、ここではこれでもかというほど咲いている。
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第2次休憩地帯に突入か。
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私は休まず進む。
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ガレ場の急登が延々と続き、それが頂上まで続いているのが分かる。

ミヤマアズマギク。
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おやおや、薬師岳の山頂にガスが出てきた。
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やはり、こっちを先に登ったのは正解だったか。

西の稜線。
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コバノツメクサ。
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下を見ても、上を見ても岩ばかり。
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ミヤマオダマキ。
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御座渡りと呼ばれる岩を通過。
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このあたりで、とある1人の男性を抜かす。
連れらしき女性が、上から「そこ滑るので、山側から登った方がいい」と指示していた。
仲間のはずなのだが、その後、彼が追いつく前に、彼女はどんどん登って行く。
指示している間に彼女の先を行ったのだが、その私も抜かして行く。
自分はベテランの健脚者で、ちんたら歩きたくないのだろうが、初心者らしき彼とあんなに離れて歩いてもいいのだろうか。
10分ほどで彼女はやっと立ち止まり、彼を待つことにしたようだ。
彼女を見ていて思いついた。ゆっくり歩くと疲れる場合があることについてだ。
ゆっくり歩くと、片足が宙に浮いている時間が長くなる。
すると、もう片方の足で体重を支える時間が長くなるので疲れてしまうというわけ。
この説はあたっているだろうか。

(つづく)

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