山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

秋葉山(新潟)

【2015年6月21日(日)】秋葉山
前夜は、越後湯沢のホテルニューモンドに泊まった。
土曜日ということで、そんなに安いところはなく、6000円以下ではここしか空いていなかった。
じゃらんポイント1700点を使い、4300円で泊まった。

5時半に起きて、窓を開けてみると、なんと晴れ間が見える。
雨の予報だったので、朝のんびり起きて、そのまま帰京するつもりだったが、こうなるとむくむくと行動意欲がわいてくる。
チェックアウト前に湯沢の町を散策しようか、それとも昨夜の飲み屋で話題になった秋葉山(590m)に登ろうか。

天気予報を見ると、雨雲はまだかなり西にあり、2時間くらいは持ちそうな気がする。
よし、秋葉山に登ってしまおう。
昨日、飲み屋でもらったパンフレットには、登り40分と書いてある。
行くことにはしたものの、装備をどうするか。
基本空身なのだが、傘を持っていくかどうか。
空は明るいし、遠くの山もくっきり見えているので、2時間は降らないと判断し、結局カメラだけにする。

部屋でリハビリをして、6時20分前にホテルを出発。
左手に飯士山(1112m)が見える。
CIMG2534_201507202058508b3.jpg
登りたくなるが、さすがに今日は無理だ。

南には七ツ小屋山(1675m)方面の山並みがこんなにはっきり見える。
CIMG2536_20150720205852a99.jpg
しばらく雨は大丈夫だろう。

まずは朝食調達のため、駅前のセブンイレブンに寄る。
菓子パン2個と牛乳、アクエリアス300ccを購入。
食べながら登山口へ向かう。
正面に見えるのが、おそらく秋葉山。
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建物の少ない場所に出ると、飯士山方面が開けた。
中央のギザギザが飯士山。左は840mピーク、右は立柄山(733m)。
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実はパンフレットの地図では、登山口がどこなのか、よく分からない。
地図ロイドの地形図を見ると、登り口が2つあるので、東の方に賭けて行ってみた。
なんかトイレみたいのが見えて来て、「あ、やっぱりこっちだった」と思ったら、墓地だった。
CIMG2540_20150720205857d88.jpg

地形図ではここから右方向に登山道が通じているはずなので、そちらに歩いてみると行き止まり。
そこには上越新幹線殉職者の慰霊碑があった。
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上越新幹線の工事では、大清水トンネルの保登野沢工区の火災(1979年3月20日)で19人が亡くなったほか、計92人が殉職している。
合掌して辞去。

おっと、ちょうど上越線が走り抜けていった。
CIMG2543_2015072020583189d.jpg
時刻表を見ると、該当する列車がなく、どうやら回送列車のようだ。

墓地を少し登ってみたが、登山口が見当たらないので断念。
新幹線をくぐって、西の方へ向かう。
CIMG2544_201507202058322ad.jpg

すると、道標がちゃんとあるではないか。
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なんか10分ほど損した気がするが、慰霊碑を訪ねられたので、よしとしよう。

登山道はまさに大清水トンネルの坑口の脇を登っていく。
CIMG2546.jpg

草が茂って心もとない道だが、たぶん間違ってはいないだろう。
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路面にはオオバコが一面に生えており、雨にしっかりと濡れている。
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今日は、いま履いているズボンで新幹線に乗って帰らないといけないので、泥で汚さないよう裾を靴下の中に折り込んだ。

じきに道はしっかりしてきた。
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間もなく、右手がちょっと開けた。
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植林の中を黙々と登ると、赤い鳥居が見えて来た。
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城平稲荷神社である。地形図に鳥居記号はなかった。
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安全登山を祈願して通過。

今度は左手が開け、立柄山が望めた。なかなか斜度のきつい山容だ。
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尾根にのると、豊受皇大神と書かれた大きな石碑が出現。
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ここからの展望はすこぶるよく、湯沢の温泉街が一望できた。
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これは越後湯沢駅の在来線のホーム。
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岩原方面。左の突起はおそらく1037mピーク。
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これは、たぶんロクロノ頭(1293m)。
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大源太山(左端、1598m)から南のスカイライン。
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NASPAニューオータニ。奥はNASPAスキーガーデン。
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湯沢高原ロープウエー山頂駅(右)から大峰(1172m)への稜線。
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中央はおそらくガーラ湯沢スキー場。
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まだ標高470m。もうひと汗かかなくては。
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ツツジも雨に濡れていると、美しさが倍増。
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東京都湯沢町。
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真正面からNASPAの全景。
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飯士山の右肩に岩原ゴンドラの山頂駅が見えて来た。右は立柄山。
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その奥に見えるのは、もしかして巻機山(1967m)?
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標高540mあたりで石仏のお出迎え。
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さらに、ひと登りで平坦地に出た。ここにも石仏が大勢。
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眺望もばっちり。今までの集大成の感。
大峰とNASPA。
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岩原、大源太方面。
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新旧の町並みの妙。
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大源太山(右)の左に大栗ノ頭(1458m)。手前は方丈山(843m)。
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こちらは輻輳していて分かりにくいが、左が七ツ小屋山(1675m)、右の重なっているのはシシゴヤノ頭(1473m)あたりだろうか。
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1037m峰の背後は金城山(1369m)だろうか。
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このあたりのお米はおいしいと評判。
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新幹線ホームの白い屋根が目立つ。
CIMG2595_20150720205552fb0.jpg

NASPAを見下ろす格好。
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石打丸山スキー場の背後に919m峰。眼下には魚野川と関越道が並走している。
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小さな祠がぽつん。
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ここが頂上と勘違いして直進。七谷切(ななたぎり)方面に向かう。
CIMG2602.jpg
七谷切方面に下ると、ホテルに戻るのに30分ほど車道を歩かないといけないが、それほど苦にならない。

ほんの少し下ったあと、道は再び登りに転じる。
しかも、次々に石仏が現れる。
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側面に何か刻んである。
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西明寺「西明寺誓ひをここに尋ぬればついの住家は西とこそ聞け」
西明寺は栃木県益子町にある坂東三十三観音の20番札所。その詠歌である。
ほかにも楽法寺(茨城県桜川市)と読めるものもあったので、坂東三十三観音を勢ぞろいさせているのかもしれない。

まもなく次のピークに着いた。
石仏が6体並ぶ。
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祠もさっきのよりも立派だ。
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三角点もある。
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どうやら、こっちが山頂だったようだ。
引き返さなくてよかった。

やや、頭上からパラパラと音がする。
見上げると鉄塔があり、山頂を電線がまたいでいる。
なんだ電気の音かと思ったが、どうも様子が違う。肌に冷たいものが落ちて来た。
あちゃ~降って来ちゃった。
希望的観測より1時間も早い。結構、本降りだ。
これでは七谷切に下るわけにはいかない。来た道を引き返す。

雨で路面がぬれているので慎重に。
傘を持つのが面倒だったら、雨具を着てくればよかった。
とか、
せめて、帽子だけでもかぶってくればよかった。
そもそもタオルを忘れたのが痛かった。
とか、いろいろ後悔の念を感じつつ、早足で下る。
もちろん、スリップしないよう慎重に慎重に。

カメラは予備のレジ袋に入れて、濡れないようしまい込む。
なので、下りの写真は1枚もない。
登山口まで15分で下りて来た。
髪の毛はべちょべちょになったが、意外に服やズボンはずぶ濡れにはならなかった。
でも、ぬれねずみで町を歩くのはちょっと恥ずかしい。
越後湯沢駅に貸し傘があったので、ありがたくお借りして、駅からの3分だけは格好がついた。

ホテルには7時45分ごろに到着。早速お風呂に駆け込む。
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これが助かった。冷えた体をゆっくりと温める。
改めて、体も念入りに洗った。

部屋に戻って、時刻表を調べる。
雨が降っているし、足と靴の相性も芳しくなく、観光もとくにしないで帰ることにする。
新幹線は9:12発のMaxとき310号と、9:21発のMaxたにがわ406号がある。
たにがわは越後湯沢始発なので、ときが混んでいたら、たにがわに移ることにして、9時にホテルをチェックアウト。

傘を返却して、ギリギリでホームに。
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2階席はほぼ埋まっていたが、1階席は空いていたので、このままときに乗り込む。
車内では、かき集めたパンフを見たり、山と高原地図で復習したり、うとうとしたり。

大宮で埼京線に乗り換え。並走する北陸新幹線かがやきにゆっくりと抜かれる。
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引き続き、武蔵浦和と新秋津で乗り換え。
お腹が空いたので、西武線秋津駅前の来々軒で、五目あんかけラーメンを食す。
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早めに昼ご飯。

乗り越して西所沢まで行ってしまったが、1駅戻って、所沢から新所沢へ。
埼玉は雨が降っていなくて、助かった。12時すぎ帰宅。

八海山は途中撤退したが、今度は秋にでも屏風道~八ツ峰~新開道コースでリベンジしよう。
今日も一応、山に行けて、泊まりを無駄にしないで、よかった。
来週も天候不順だが、高校の同窓生たちと入笠山(1955m)に行くつもりだ。

【行程】2015年6月21日
ホテル(6:19)~(買い物3分)~登山口(6:48)~稲荷神社(6:54)~秋葉山(7:22)~登山口(7:37)~ホテル(7:46)
※所要時間:1時間27分(歩行時間1時間24分)
※登った山:1座(秋葉山)
※歩行距離:4.6km
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