山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

八海山(1)

【2015年6月20日(土)】八海山
この週末は天候不順だったが、関東甲信越では新潟方面だけが少しまともだった。
越後湯沢に大学時代の自転車部の後輩が勤務していて、facebook情報で彼が高校時代、山岳部に所属いていたことを知った。
それで俄然、久しぶりに会いたくなり、「週末に湯沢近辺の山に登ろうと思うんだけど、夜会いたいと言ったら出て来られるかい?」とお誘い。
二つ返事でOKが出たので、天気はどうあれもう湯沢に行くことにして、新幹線のチケットも金曜日に買ってしまった。

日曜日は雨、土曜日も午前中は晴れるが、午後からは下り坂との予報だったので、活動は土曜日にして、八海山(1778m)に登ることにした。
しかし、ルートの選択が難しい。
最初は、ロープウエーを使って最高峰の入道岳まで行き、新開道を下ることを考えたが、今の足の状態で標高差1000m以上の急坂を下る自信はない。
ならば、逆コースにしようと思ったが、ロープウエーの最終が午後4時20分。
朝いちで所沢を出て、JR六日町駅からタクシーを利用しても、登山開始は8時半。
コースタイムは9時間。入道岳往復をカットしても7時間40分。
頑張れば間に合いそうだが、もし乗り遅れたらさらに1時間半かけて標高差800mを下らないといけない。

どうしようか。思いついたのが、ロープウエー山頂駅から入道岳へのピストンである。
と言っても、行きに八ツ峰を通り、帰りを巻き道にすれば完全ピストンでない。
コースタイムは8時間5分。スタートは9時半になるので、入道岳のピストンを諦めて、大日岳(1770m)までにすれば6時間25分になる。最終便までには戻れるだろう。
そう決めたのだが、これが完全に甘かった。

前夜は荷造りを終えて10時すぎに就寝。
4時半の目覚ましの直前に目が覚め、リハビリを済ませて、5時過ぎに出発。
東京はいい天気だ。あちらも天気であってほしい。
5:22新所沢発の電車に乗り、秋津、武蔵浦和、大宮と乗り換え。
新幹線は自由席だったので、ちょっと心配だったが、3人席の通路側に座ることができた。
大宮6:34発のとき301号である。

高崎を過ぎたあたりで、両小指にテーピングテープを巻いたり、ソックスの中にスポンジを入れたり、足の養生を済ます。
7:23に越後湯沢着。
DSC_4357_20150716201643432.jpg
DSC_4364_20150716201648687.jpg

ここで上越線との待ち合わせ時間が36分もある。
それを有効に使おうと、今夜泊まるホテルに、着替えや風呂道具を預けに行くことにした。
昨日見た地図の記憶を頼りに、西口に出て、左に向かって歩き始める。
DSC_4361_2015071620164600c.jpg
しかし、駅から徒歩3分のはずなのに、しばらく歩いても出てこないので、改めてスマホを見ると、なんと東口だった。
最近こういう失敗をたびたびするようになった。年だなあ。

湯沢町のマンホールは、単純明快に「ゆ」の字。
DSC_4360_20150716201645bc7.jpg

戻って、駅を通り抜け、東口へ。
DSC_4365_20150716201649e3c.jpg

真正面に飯士山(1112m)。
DSC_4366_20150716201622ee7.jpg

左に3分あるくと、はい、ちゃんとありました。
ホテルニューモンド。
DSC_4368_20150716201623d59.jpg
荷物は快く預かってくれた。

駅に戻って、構内のコンビニで昼食を調達。おにぎり2個とお茶。
DSC_4369.jpg

7:59発の長岡行き普通列車に乗り込む。
CIMG2036_20150716202010820.jpg
CIMG2037_201507162020115a7.jpg
部活の学生とかたくさんいるかなと思っていたが、ガラガラ。ボックスを独り占めできた。
左側に陣取って、スキー場方面の車窓を楽しむ。窓ガラスが汚れているのが残念だ。

8:21、六日町駅に到着。
CIMG2040.jpg

改札を出ると、駅の2階が展望コーナーになっている。
正面に坂戸城跡がある坂戸山(634m)。
CIMG2043.jpg
坂戸城は中世の山城で、長尾政景、上杉景勝、直江兼続の居城として知られている。

その右後ろには金城山(1369m)。
CIMG2042.jpg

左には八海山が覗いている。
CIMG2044.jpg

旧六日町のマンホール。中央は「六」の字をデザイン化した町章。まわりは町の花ウメ。
CIMG2051.jpg

六日町駅の駅舎。
CIMG2049.jpg

八海山スキー場行きの南越後観光バスに乗り込む。
CIMG2050.jpg
乗客は私を含めたった二人。
意外だったので運転手さんに聞いてみた。
「八海山にバスで行く人はあまりいないんですか? みんな車なんですか?」
「今の時期は少ないねえ。やっぱり秋とか冬だねえ」
そうなのか。有名な山だし、日本二百名山だから、いつも登山客で賑わっているかと思っていたら、そうでもないようだ。

8:30発車。
まずは市街地を通り抜けていく。
CIMG2053_20150716201952624.jpg

しばらく走ると、いよいよ八海山が見えて来た。
CIMG2059_20150716201925089.jpg

稜線には雲がからんでいるが、完全に雲の中ではなさそう。
CIMG2058.jpg

これからガスに包まれるのかもしれないが、登る前から何も見えないのよりはずっといい。
CIMG2064.jpg

八海山神社里宮を左手にかすめて、バスは高度を上げていく。
CIMG2067.jpg

と言っても標高355m止まり。8:55、終点の八海山スキー場バス停に到着。
CIMG2068_20150716201930c01.jpg

正面に白い建物があるが、これはロープウエー乗り場ではないようだ。
CIMG2069.jpg

矢印に従って、車道を登っていく。
CIMG2070.jpg
CIMG2071.jpg

うわ~、八海山の核心部が雲に隠れてしまった。
CIMG2073_2015071620190649d.jpg

バス停から5分ほどで、乗り場が見えて来た。
CIMG2076.jpg

9時発のゴンドラはちょうど行ってしまったところ。
CIMG2074.jpg
CIMG2079.jpg

次の便が出る9:20まで時間をつぶさなくては。
CIMG2086.jpg

まずはトイレ、そしてチケット購入(往復1800円)。
壁に八ツ峰の状況や今日の天気予報が掲示されていた。
CIMG2089_20150716201818234.jpg
CIMG2082.jpg
この時点では、ここの本当の恐ろしさをまだ知らず、「残雪あり、危険」の方に目がいっていた。

バッジは下の売店で売っているようだ。もう往復する時間はないので、帰りに寄ろう。
CIMG2083.jpg

スキー場のゲレンデに、巨大な顔はめパネル。
CIMG2084.jpg
八海山火渡り大祭だそうだ。

八海山の雪形はこんな風になるらしい。
CIMG2088.jpg

私どもが乗るのは、こちら。
CIMG2081.jpg
乗客は私を含めたった10人。うち登山客は私を含め7人。
やはり少ない。駐車場にも30台ほどしかとまっていなかった。

さて、9:20出発。後ろ側の窓にかぶりついて撮影に専心。
CIMG2091_2015071620182086e.jpg
CIMG2092_20150716201753ac5.jpg
このロープウエーは延長2214m、標高差770mを7分ほどかけて登る。

右手には八海山の南の稜線、高倉山(1144m)が間近に見える。
CIMG2097_20150716201757c48.jpg

右手前方にはガスに隠れた八ツ峰。
CIMG2095.jpg

こちらは八ツ峰から南西に延びる稜線。
CIMG2096_20150716201755b70.jpg

八海山スキー場を見下ろす。
CIMG2100.jpg

六日町の田園地帯。背後は坂戸山。
CIMG2099.jpg

日本大学八海山セミナーハウス(左)。
CIMG2102.jpg

下りのゴンドラとすれ違い。
CIMG2103_2015071620173545c.jpg

薬師岳(1654m)が遠望できた。
CIMG2104.jpg

八海山の北の稜線の向こうに浦佐方面が見えてきた。
CIMG2107.jpg

同じ稜線の猿倉山(右、688m)。
CIMG2115.jpg

高倉山の向こうに巻機山(1931m)と苗場山(2145m)が見えるはずだが、雲の中。
CIMG2109.jpg

八ツ峰方面。まだまだ残雪がある。
CIMG2112.jpg

7分の空中散歩で山頂駅に到着。
CIMG2116.jpg
CIMG2117.jpg
ロープウェー職員はみな感じがよかった。

(つづく)
スポンサーサイト
このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://satsunan226.blog.fc2.com/tb.php/566-f88d9faf
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
このページのトップへ

FC2Ad

プロフィール

かたこりまさかり

Author:かたこりまさかり
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (4)
北海道の山 (154)
東北の山 (62)
上信越の山 (139)
奥多摩の山 (55)
丹沢の山 (55)
奥秩父の山 (83)
栃木の山 (32)
房総・常陸の山 (9)
奥武蔵・秩父の山 (87)
中央線沿線の山 (96)
富士山周辺の山 (68)
八ヶ岳周辺の山 (54)
南アルプス (100)
史跡歩き (11)
中央アルプス (27)
北アルプス (45)
日本海の山 (8)
関西の山 (30)
四国九州の山 (61)
駅舎の旅 (26)
ドライブ (9)
廃線の旅 (12)
駅から散歩 (17)
乗り鉄 (38)
島の旅 (19)
山村の旅 (7)
超低山 (28)
東海の山 (2)
つぶやき (35)
旧道歩き (29)
伊豆の山 (39)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR