山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

小海線(中)

2012年3月24日の後半です。

信濃川上駅の後はどんどん行きます。
佐久広瀬駅
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(昭和10年開業、昭和12年築)

佐久海ノ口駅
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(昭和7年開業、同年築)

海尻駅
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(昭和7年開業、昭和35年築)

松原湖駅
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(昭和7年開業、平成11年築)

小海駅
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(大正8年開業、昭和61年築)

馬流駅
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(大正8年開業、昭和10年築)

高岩駅
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(大正8年開業、平成8年築)

八千穂駅
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(大正8年開業、同年築)

海瀬駅
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(大正8年開業、昭和10年築)

羽黒下駅
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(大正4年開業、同年築)

青沼駅
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(大正4年開業、平成元年築)

ここで日が暮れてしまったので、今夜は臼田に泊まることにする。
途中印象深かったことをいくつか。
海尻駅近くの国道沿いに、作詞家いではくの歌碑があった。
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千昌夫が歌った「北国の春」である。このあたりが、いではくの生誕地だそうだ。
そういえば、ひらがなのペンネームなのであまり意識しなかったが、「いで」=井出は佐久地方に多い名字だ。
千昌夫が歌っていたから、あの歌詞は東北のイメージだったが、実は信州の風景だったのだということを知った。

小海町のキャラクターは伝説の森の妖精プティリッツァだそうだ。
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駅のパネルには「松原湖高原に住んでいるという」と書いてあるが、日本の妖精がなぜ横文字なのだ?
というか、日本に妖精なんていたっけ?
首をひねっていたら、プティリッツァとは、豊かな自然環境とすべての生命を大切にする温かい心のある土地にしか住めないと言われている北欧の森の妖精で、小海町は、そんな彼らが生存できる自然や温かい人々の心を後世まで維持しようと、イメージキャラクターにしたのだそう。
町のHPにはそう書いてあって納得したが、それならパネルにもそう書いてくださいな。

馬流駅周辺は明治初期に起きた秩父事件ゆかりの地だ。
戦死者の墓には「秩父暴徒戦死者之墓」と刻まれていた。
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貧窮の極みに達した秩父の農民が困民党を結成して武装蜂起したのは明治17年。間もなく鎮圧されたが、上州勢を加えて信州に進出し態勢の立て直しを図る。だが、やはり政府の警官隊に敗れ、ここ馬流での死者は13名に達した。
死者は近くの諏訪神社境内に埋葬されたが、次第に墓は草に埋もれかえりみる者もほとんどなくなった。
それを憂えた、首謀者菊池貫平の孫一同によって、昭和8年に墓碑が建てられたのだが、その銘が「暴徒」とは・・・。
50年を経過しても、時節柄、お上に逆らった人々の名誉回復は許されなかったのだろうか。

高岩駅をすぎると一気に佐久平が開け、正面に突然、浅間山が現れる。
この山の迫力にはいつも驚かされる。単独峰としては富士山に次ぐ存在だと思う。
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八千穂駅周辺は古い町並みが残っていたが、そのほとんどが、清酒「井筒長(いづつちょう)」の蔵元・黒澤酒造の工場と黒澤家の屋敷だった。地方の名家とはすごいものだと改めて驚いた。一家で町を作っているのだから。
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羽黒下駅近くの商店街は旧佐久町の中心街で、絶妙なさびれ具合というか、どっこい生きてるというか、私にはよだれが出そうな通りだ。
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町並みのはずれに常夜灯と庚申塔があるのもたまらない。
その彫刻がいかにも江戸の職人が掘りました!って感じで、思わず「ごちそうさま」と独り言をつぶやいてしまう。
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青沼駅は随分迷った末、たばこ屋のおばちゃんに聞いてやっとたどりついた。
ここからの浅間の眺めもすばらしかった。
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宿は臼田にとることに決めたが、予約はしていない。
一応は町なのだから、ビジネスホテルの1つのあるだろうと町中を探し回ったが1軒もなく、郊外の国道沿いにもない。
30分くらい走り回った揚げ句、諦めて佐久市街まで行きかけた時、清集館という旅館の前を通りかかった。
鯉料理で有名な老舗のようだ。
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宿の前にいるのだから、直接訪ねればいいものを、電話で空きを聞いた。
泊まれるという。1泊素泊まり4200円だが、電話を切ってから、持ち合わせが3000円しかないことに気づいた。
5000円札が1枚あると思っていたら、昨夜飲んだ時に使ってしまったらしい。
カードは使えないというので、場合によってはキャンセルして帰宅しないといけないことになる(車中で寝る用意はして来なかった)。
国道沿いのセブン―イレブンに行ったら、ATMがあって助かった。便利な時代になった。

晩飯は町の大学ラーメンで済ませ、7時半頃チェックイン。
一番奥の静かな部屋で、10時前には寝てしまった。

つづく
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2012年3月24日の後半です。信濃川上駅の後はどんどん行きます。佐久広瀬駅(昭和10年開業、昭和12年築)佐久海ノ口駅(昭和7年開業、同年築)海尻駅(昭和7年開業、昭和35年築)松原湖駅...

  • 2012/04/11(水) 17:45:39 |
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