山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

黒山・岩茸石山(上)

【2015年5月5日(火)】黒山・岩茸石山
5連休だが、泊りがけで縦走できるほど足首が回復しているとも思えないし、どこの山小屋も混んでいるだろうから、日帰り山行を繰り返している。
この日は、棒ノ嶺(969m)から岩茸石山(793m)への稜線。
この区間がつながっていないことが、なぜかずっと気にかかっており、この際行ってしまうことにした。
バスを利用すれば、いろんなコース取りができるのだが、この日も息子に自転車を明け渡さなければならず、マイカー登山なのでそうもいかない。
結局、上成木発で小沢峠、黒山、岩茸石山を回って戻ってくる周回コースにした。

家を8時半くらいに出発し、帰りに寄る予定の岩蔵温泉を下見がてら経由し、都道53号線(成木街道)を成木川に沿って遡る。
結構楽しいドライブだった。
ちょっと不安だったのが、車を止める場所。
最悪、ちょっと戻って八幡神社の脇にでも止めればいいやと思っていたら、まさに上成木付近で釣りの大会が開かれている。
車がかなり入っており、パトカーまでいる。
これはまずいと思ったが、常福寺の奥に路駐している車が数台あったので、その先に止めることにした。
駐車禁止ではないので大丈夫だろう。

さあて出発!と思って、愕然。
あ、昼飯買ってくるの忘れた!
この前忘れた時は、ザックの中にういろうが入っていたが、今回は空っぽ。
さすがにこのまま水だけで歩くわけにはいかない。

さて困った。釣りの大会ということで、露店みたいのが出てないかと、ちょっと歩いて戻ってみた。
上成木のバス停。
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そば屋が空いていたので、おにぎりでも出してもらえないかと、「なんか持ち帰りできるものあります?」と聞いたら、「そばは持っていけないねえ」との返事。
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休憩所みたいな建物があったので入ってみたら、管理人らしき人が「ここはただの休憩所で何も売っていないんですよ~」と申し訳なさそうに言う。

う~む、やはり現地調達は無理だ。
ここは、もう時間の無駄になるが、直近のコンビニまで戻るしかない。
成木街道にはなかったので、榎峠を越えて、青梅街道に出る必要がある。
全く何やってんだか。
峠を越えると軍畑駅。すこし青梅方面に戻ったところにあるセブンイレブンでおにぎりを購入。
再び上成木に戻ったら、10時半前。
30分弱のロスで済んだのは幸いだったか。

この間、路駐していた車はさらに増えていたが、まだ置けるスペースはあったので、何とか割り込む。
で、そそくさと出発。
左手は高水山(常福院)への登山口。
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右手には、立派な蔵のある民家が続く。
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かなり細くなった成木川。
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斜面の小さな畑では、GWにかかわらず農作業にいそしむ方の姿が見られた。
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寛政十二年(1800年)に建立された順禮(巡礼)供養塔。
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出羽三山に加え、西国、坂東、秩父(の各三十三か所)も含まれており、かなり欲張りだ。

裏は道しるべとなっており、「西 日原 甲州 道」とある。
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日原へは名坂峠への道、甲州は小沢峠を越えていく道を指していたのだろうか。

この横で石仏に見守られながら、軽くストレッチ。
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このあたりは峠の入口だけあって、石仏が多い。
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成木川を渡り、小沢トンネル手前のカード下をくぐる。
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小沢トンネルまで登ってくると、眼下に上成木の集落が見下ろせる。
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トンネルの手前には巨大な「小沢峠」の石碑があった。
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トンネルの開通を記念して昭和49年6月に建立されたもののようだ。

旧道を登っていくと、まもなく車道は途絶えてしまう。
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登山道と林業用の作業道が入り組んでいて、峠への道がよく分からないので、鞍部に向け、植林の中を直登することにする。
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すると、そこがやはり小沢峠だったが、作業道を素直にたどっても来られたようだ。
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ここは5月10日に行われるトレラン大会のコースになっているらしい。
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この表示があちこちに貼ってあった。

ベンチと小さな石の祠がある。
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古い街道の峠なのだから、もう少し風情があるかと思ったら、植林の中の単なる鞍部という印象で、やや拍子抜けした。

道標にある細田・安楽寺方面への道は「山と高原地図」には載っていないが、しっかりとした踏み跡はある。
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細田とは、以前大仁田山(506m)に登った時に立ち寄った飯能市の山間集落、安楽寺はこの成木尾根の東端にある寺院だから、この尾根道はずっと歩けるみたいだ。

私は左折して、逆の棒ノ嶺方面に向かう。いきなりの急登だ。
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ふと、その階段に「長久保山 45分」とマジックで書かれているのを発見。
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これは地形図にも、山と高原地図にも載っていない山だ。やった! ひとつ得したぞ。

しかも次の段には「常盤山 2H」とある。こりゃ、もうかり過ぎだ。
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ここから2時間となると、黒山(842m)より、少し先ということになる。
て、ことは権次入峠の手前の小さなピークに、常盤山という名が付いているということだろうか。
しかし、一番肝心の「黒山」への記載がないことに一抹の不審を覚えたが、あまり深くは考えなかった。

土が流され、大変なことになっている。
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こういう情報も提供していただいた。
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456m標高点を越えると、しばし平坦な道。
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しかし、その後もぐいぐい標高差100mを登っていく。
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550mのこぶを越えた先の鞍部に石の祠が祀ってあった。
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そのかたわらに熊野大権現の石碑。建立は寛政十一年(1799年)である。
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ここに峠道があった必然性はあまりないので、この尾根道自体が生活道だった可能性がある。

さらに標高差100mの登りが続く。
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途中に、大山祇命の石碑。こちらは大正八年だ。
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641m標高点はなだらかなピーク。
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この先で若干、展望が開けた。左のピークは岩茸石山(793m)だ。
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こちらは多分、これから登る689mピーク。
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道は尾根の左側をトラバースしていく。
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そしてラストの一直線の登り。
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689m標高点に到着。
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とくに何の山名板もなかったが、所要時間からして、ここが長久保山なのだろう。

(つづく)
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