FC2ブログ

山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

鎌北湖(上)

【2015年5月4日(月)】鎌北湖
前日の奥武蔵山行で足首を痛めてしまい、本日の娘とのデート山行が危ぶまれたが、夜中に念入りにマッサージして一番寝たら回復していた。
これなら、ゆるいコースなら歩けそう。中止にしないで済んで、よかった。
本日は、毛呂山総合公園から鎌北湖、宿谷の滝をめぐり、標高221mの「富士山」に登って戻る8kmほどの周回コースだ.

娘が起きるのを待って、9時半前に家を出発。
昨日の渋滞に懲りて、なるべく混まなそうな一般道を選んで行ったのだが、スタート地点の毛呂山総合公園までの22kmほどに1時間20分もかかってしまった。

駐車場はさすがに満車ではなかったが、暑い。昨日以上だ。
CIMG7259.jpg
今年は、春は一瞬だけで、いきなり夏が来てしまった。
帽子がないという娘にマイキャップを貸して、自分は白いタオルを頭にかぶる。

念入りにストレッチをして、10:48に出発。
まずはマンホールをチェック。
CIMG7260.jpg
これは、農業集落排水マンホール。毛呂山町の町章に町の鳥メジロ、町の木ユズ、町の花キクのデザイン。なかなか盛りだくさん。

産地直売センターのある交差点を左へ。まずは鎌北湖に向かう。
CIMG7262.jpg

間もなく、県道から左へ分かれ、細い道を歩く。
CIMG7264.jpg

娘が「トトロの世界だ~!」と、はしゃいでいる。
CIMG7265.jpg
CIMG7266_2015050522224275c.jpg
この程度で喜んでくれるなんて、ありがたいことだ。

山菜の無人販売所。いずれも1束50円で安かったが、通過。
CIMG7268_20150505221048164.jpg

のどかな道が続く。
CIMG7270_20150505221049c5c.jpg
CIMG7272.jpg

馬頭観音を横目に、さらに歩を進める。
CIMG7274_20150505222244b16.jpg
CIMG7276_20150505221006e38.jpg
CIMG7278.jpg

道は車が通れないほどになり、とうとう遊歩道に。
CIMG7279.jpg
CIMG7280_20150505222245b96.jpg
植林の中に入ると、日蔭ができて、ほっとする。

石碑があるとことを見ると、この道が昔ながらの生活道だったようだ。
CIMG7285_201505052222461cf.jpg
明治三十四年の建立。

途中、ベンチというにはあまりに大味なベンチが、何か所か。
CIMG7287.jpg

と思えば、こんなふうに絨毯を敷いて、テーブルが用意されているところも。
CIMG7289_20150505220942c52.jpg
雨が降ったらどうするんだろうか。

道は大谷木川沿いをどんどん遡っていく。
CIMG7291.jpg
CIMG7292_2015050522094557c.jpg

そして、スタートから25分ほどで鎌北湖をせき止めている堰堤の直下に到達。
CIMG7297.jpg

ここが大谷木川の起点だ。
CIMG7295_201505052222488ba.jpg

藤の花もきれいに咲いていた。
CIMG7296_20150505222318922.jpg

急坂をえっちらおっちら登って、湖畔に。
CIMG7301.jpg
娘から歓声が上がる。

鎌北湖は1929年に起きた世界恐慌の対策のために行われた公共事業のひとつで、農業用貯水池。1935年に完成し、当初は山根貯水池と呼ばれたという。
ダムの高さは22.6m、堤頂長は84m。
CIMG7325_201505052208154d0.jpg
面積は4haの小さな湖だ。

検索すると、最近は心霊スポットとして知られているようだ。
つぶれたホテル「山水荘」の廃墟があるせいらしい。
CIMG7340_20150505220742d85.jpg
窓が開いていて、カーテンが揺れていた。

とりあえず、堤頂に並ぶベンチに腰掛けて休憩。
すぐ目の前で釣り人が糸を垂れている。
CIMG7303.jpg
ここではヘラブナが釣れる。

「サクサクしっとりチョコ」をつまんで一息。
落ち着く暇もなく、撮影がてらトイレに立つ。
目の前の瀟洒な建物は用水管理塔。
CIMG7308.jpg
CIMG7321.jpg

ボートもかなり出ていたが、さすがにごったがえすというほどではない。
CIMG7309_201505052208446c9.jpg
桜や紅葉のシーズンの方がもっと人出はあるのだろう。

鎌北湖はこういう形をしている。
CIMG7312.jpg
戦後、毛呂山町観光協会が「鎌北湖」と呼ぶようにしたらしいが、その由来がよく分からない。
「山根貯水池」は旧村名の「山根」から採ったものなので分かりやすいが、「鎌北」とは何なんだろう。
毛呂山町には鎌倉街道が南北に貫いているが、まさか「鎌倉の北」という意味でもあるまい。

堰堤の端には、湖名の銘板が埋め込まれている。
CIMG7324.jpg
実篤書とある。町内に「新しき村」を開いた武者小路実篤に揮毫を頼んだのだろう。
「八十三歳」というから、計算すると昭和43年。
おそらく当時は、もっと多くの観光客であふれていたに違いない。

実は私もその15年後、1983年5月29日にここに来たことがある。
大学の自転車部の仲間と大勢で。その日は、吾野~顔振峠~鎌北湖~越生~長瀞と走ったようだ。
が、ほとんど覚えていない。

さびて朽ち始めているハイキングマップの看板。
CIMG7316_2015050522084878d.jpg
すたれつつある観光地は、私にとっては最高の観光地だ。

これは湖畔にある食堂・売店の「福寿亭」。GWに店を開けていないということは、もう営業をやめたのだろうか。
CIMG7318.jpg

こちらの「湖畔荘」もシャッターが下りているが、ペンキも真新しい。
とてもつぶれているようには見えない。
CIMG7313.jpg
GWはシーズンオフなのか?

湖に投げ捨てる心無い人がいるのだろうか。絵に気持ちがこもっている。
CIMG7327.jpg

こちらは駐車場にある売店「雪月花」。
CIMG7331.jpg
しっかりと営業しており、釣り客に人気のようだ。

駐車場わきには「犬魂碑」なる碑があった。
CIMG7332_20150505220736a3c.jpg
CIMG7334_201505052207380f9.jpg
埼玉県猟友会が昭和45年に建立したものだが、碑文は、気持ちが入りすぎて、意味がよく分からない。
犬に感謝する気持ちを後世に伝えようということのようだ。
ただ、「偉なるかな この壮挙伝えよ」と自画自賛しているのは、あまりいただけない。

となりには、鎌北湖の名物イノブタの碑。
CIMG7335.jpg
CIMG7336.jpg
どうやら、野生のイノシシと豚を交配して、イノブタ料理を創生したのは、心霊スポット「山水荘」の元主人・小山朝雄さんだったらしい。
名物になったということは、山水荘以外でも出していたのだろうか。
毛呂山町観光計画をネットで見ると、もう提供されていないようである。

(つづく)
スポンサーサイト



このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://satsunan226.blog.fc2.com/tb.php/501-64977bb8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
このページのトップへ

プロフィール

かたこりまさかり

Author:かたこりまさかり
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (4)
北海道の山 (523)
東北の山 (75)
上信越の山 (147)
奥多摩の山 (58)
丹沢の山 (55)
奥秩父の山 (83)
栃木の山 (32)
房総・常陸の山 (9)
奥武蔵・秩父の山 (87)
中央線沿線の山 (100)
富士山周辺の山 (68)
八ヶ岳周辺の山 (53)
南アルプス (101)
史跡歩き (12)
中央アルプス (28)
北アルプス (61)
日本海の山 (8)
関西の山 (30)
四国九州の山 (61)
駅舎の旅 (96)
ドライブ (50)
廃線の旅 (46)
駅から散歩 (39)
乗り鉄 (51)
島の旅 (19)
山村の旅 (7)
超低山 (33)
東海の山 (5)
つぶやき (38)
旧道歩き (59)
伊豆の山 (39)
サイクリング (3)
ハイキング (17)
温泉旅行 (16)
ランニング (1)
観光 (3)
お遍路 (37)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR