山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

雲取山(2)

【2014年12月30日(火)】雲取山
野陣尾根の1845mピーク付近からは、左手に石尾根やその向こうの稜線が幾重にも重なって見えた。
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これは石尾根の高丸山(1733m)。
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この先は林床が背の低いササの気持ちのいい道。やっと楽になった。
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正面のピークは小雲取山(1937m)。

そこへの登りも標高差が100mもあったが、それほどきつくなかった。
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石尾根への分岐を通過して、「もうすぐだ」と元気が出る。
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1時40分過ぎ、小雲取山直下に到着。
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休憩した分岐から3時間ちょっと。コースタイムより30分ほど早かった。

ここで、ずどんと展望が開けた。
左奥に大岳山(1267m)、その右に御前山(1405m)。大岳山の手前、防火帯が見えているのが高丸山。
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右に大菩薩嶺(2057m)。左に小金沢連嶺が連なり、左のとんがりは雁ヶ腹摺山(1874m)。
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左奥に丹沢がかすんでいる。
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手前から七ツ石山(1757m)、三頭山(1531m)、丹沢の山々。
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さすが奥多摩の銀座通り。石尾根からはどんどん登山者が登ってくる。
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富田新道では、1800m付近で単独男性とすれ違っただけだった。
足跡も、前日に2人程度という印象だ。

眺望を堪能したところで、雲取山(2017m)に向かう。道もよく踏まれている。
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展望がいいので写真を撮りながら歩く。
飛龍山(中央左、2077m)と三ツ山(中央右、1949m)。
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おお雲取山頂の避難小屋が見えた。
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前方には甲武信ヶ岳(2475m)、左に木賊山(2469m)、右に三宝山(2484m)。
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ぐずぐず何度も止まっている間に、何人かに抜かれてしまった。
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雲取山の巻き道を13:50頃通過。
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そちらにも足跡があってびっくり。あえて山頂を避ける人もいるなんて。
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ここまで来れば、山頂はすぐそこだ。
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こんな落書きも微笑ましい。
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さあ、最後の登り。
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避難小屋に泊まることも考えたが、調子の悪い靴なのに、荷物が重くなるのは避けたかった。
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急坂で立ち止まりつつ振り返る。
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山頂の気温は-0.4℃くらいか。暖かい方だろう。
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小屋の屋根の雪が解けて、滑り落ちている。

避難小屋を通過して山頂へ。
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14:12登頂。歩き始めてから6時間半近くかかった。
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ここには全国に3つしか残っていないという原三角測点がある。
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側面には「明治十五年十二月 内務省地理局」とある。
わが国の三角測量は明治初年、内務省地理局が行っていたが、明治17年6月26日に参謀本部に移管され、以来、参謀本部陸地測量部が担ってきた。
現在の型式の三角点はそれ以後のものである。
地理局時代の三角点はほとんどが陸地測量部によって付け替えられたため、ほとんど残っていないが、ここ雲取山と白髪山(群馬県・1512m)と米山(新潟県・993m)にだけ残存しているらしい。

もちろん、ここには陸地測量部設置の三角点もある。
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かなり欠けてしまい、修復してある。

富士山や南アルプスが見えないのが残念だったが、すばらしい展望が得られた。
鷹ノ巣山(1737m)。
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天祖山(1723m)の背後に三ツドッケ(1576m)。
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川苔山(左、1363m)と本仁田山(右、1225m)。
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三頭山の背後に丹沢。左から大山(1252m)、丹沢三峰、丹沢山(1567m)、蛭ヶ岳(1673m)。
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大菩薩嶺(右)と小金沢連嶺。
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飛龍山(左)と三ツ山(右)。
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甲武信ヶ岳(中央)。
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富士山は左の裾野が雁ヶ原摺山の向こうにうっすら見えるだけ。
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山頂の積雪は10cm程度。
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このまま北に下れば、20分ほどで山荘なのだが、色気が出た。
一度歩いた道なので、そちらは避け、いったん戻って巻き道を行くことにする。
巻き道は歩いたことがないのだ。
時間は30分ほど余計にかかることになるが、まだ2時半前だ。問題ない。

というわけで来た道を戻る。
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しかし、この下りでいきなり、くるぶしが痛み出した。
下りだと、靴に当たるのだ。一歩一歩がマジ痛い。
痛みが発症したせいで、平らな道でも痛い。困ったことだ。

この時間でもまだ登っていく人はおそらく小屋泊かテント泊であろう。
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単独の人ばかりだが、まだまだ結構いる。

痛みをこらえて巻き道に入る。
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しばらく歩いたところで再び、紐を緩める。1段から0段に。
いくらか楽になった。

巻き道は北斜面なのに、雪が10cmほどしか積もっていない。
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途中、めずらしく電波が通じたので、しばし立ち止まって、必要な連絡を済ます。

3時20分、やっと小屋に着いた。
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田部重治のレリーフに挨拶。
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ここに泊まるのは2度目だ。
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玄関には注連縄が飾られ、すでに正月の準備がしてあった。
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チェーンアイゼンを外して、中に入る。
受付のおじさんに「予約していた○○です」と告げて、ザックを下ろしている間に、他の人の応対を始めたので、その間に靴を脱ごうとしていたら、おじさんは「ほら、靴脱ぐ前に受け付けして」という。
早速、感じの悪いのが始まったなあと思いつつ、従う。
暖房費入れて、7800円。そんなに高くはない。

靴は袋に入れて、部屋の外にある棚に置くよう指示される。
案内されたのは、4-1号室。
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もう10人くらいの人が部屋にいた。単独男性がこの部屋に集められたようだ。
今日は彼らと同室である。

前にはなかった屋内のトイレで着替えを済ませ、ビール(500円)を買って部屋に戻る。
こたつの中で、この日のメモをつけるつもりだったが、同じこたつの人と会話になってしまい、メモは断念。
同じ年代の男性が、机の上に「みなさんでどうぞ」とナッツを提供してくれたので、私も自分のナッツを供出、ほかの方々もビーフジャーキーやチーズなどを次々と供出し、随分豊かな酒宴が、4時くらいから始まった。
6時の食事までに、さらにハイボール2缶(1缶500円)を飲んでしまい、すでにほろ酔い。
食事のメインディッシュはハンバーグ。まあ普通だった。
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ここでは隣に座ったご夫婦と雑談。
奥さんは山だけでなく、ダイビングもするそう。
そういう時、ご主人は1人で好きな山に行くのだそうだ。

部屋に戻って宴会再開。ハイボールだときりがないので、日本酒に切り替え。
地元の「秩父錦」のワンカップ(400円)をいただいた。
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同じこたつだったのは、父親の出身が福島という50代後半くらいの人、50歳前後の逗子在住の人、37歳の鎌倉在住の人、28歳の藤沢在住の人の4人で、若い2人は独身とのことだった。
いろんな話をしたが、槍穂高に登ったことがあるのは逗子の人だけ、富士山に登ったことがあるのは他の4人ときれいに分かれた。

歓談は消灯前の20:15に終了。
それぞれ布団に入り、私もあっと言う間に眠りに落ちた。
足はこたつの中で、練炭が熱いほどだった。
夜中1時半頃に一度、トイレに起きたが、またすぐ眠りに落ちた。

【行程】2014年12月30日(火)
日原渓流釣場(7:45)~八丁橋(8:20)~林道分岐(9:45)~富田新道分岐(10:23休憩10:37)~1600m地点(11:53昼食12:20)~サワラノ平(12:31)~小雲取分岐(13:41撮影13:44)~雲取山(14:12撮影14:20)~巻き道分岐(14:33)~(休憩10分)~雲取山荘(15:23)
※所要時間:7時間38分(歩行時間:6時間36分)コースタイム:7時間20分
※登った山:4座(うち新規3座:サワラノ平、野陣ノ頭、権衛ノ頭)
※歩行距離:13.9km

(つづく)

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