山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

吾妻山(上)

【2014年10月10日(金)】吾妻山
東北山行第6弾は吾妻連峰。と言っても日帰りなので、そう奥地までは行けず、入門編の一切経山・東吾妻周回コースにした。
東京7:12発のやまびこ123号で福島へ。

晴れてはいるが、福島より北は黒い雲がたれ込めている。
吾妻連峰も山頂付近は雲の中。どうもこういうことが多い。
しかし、安達太良山のようなこともある。いちいち一喜一憂しない。
8:48、福島着。

駅前のトヨタレンタリースでヴィッツを借り、9時すぎに出発。高湯方面に向かう。
駅前からは一本道だ。
山麓の木々はまだ緑だが、山腹になるとかなり紅葉が進んでいた。
山にはガスが流れている。どうなることか。

10時前に登山口の浄土平に到着。
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ここは晴れているが、一切経山(1949m)方面にはまだガスが残っている感じ。
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コンビニに寄るのを忘れたので、レストハウスでアクエリアス500ccを1本購入。
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160円。そんなに高くはなかった。

ここに登り口がある吾妻小富士(1707m)には、29年前と10年前に登ったことがある。
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ゆえに今回はスルー。

体操も済ませて、10:13出発。
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かなり風が強い。
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立ち入り禁止の場所に4~5人の姿があるが、あれは何かの調査だろうか。
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途中、登山届のボックスがあったので、記入&投函。
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あとから来た熟年女性2人組が「登山届出す? いい? 私も実は1回も書いたことないのよ」と大声で話しながら行ってしまった。御嶽山噴火の直後なのに、そんなふうに大声で話せる感覚に感心する。

一切経山の山腹からは、噴煙が飛行機の轟音のような音を立てて噴出している。那須の茶臼岳のようだ。
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雲がものすごいスピードで流れている。このまま消えてくれるだろうか。

正面に見える蓬莱山(1802m)の紅葉が美しい。
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沢を渡ると、間もなく灌木帯に入る。
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すぐに姥ヶ原方面と酸ヶ平方面との分岐。
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右、酸ヶ平方面に進路をとる。

足元にはかわいいシラタマノキ。
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登るにつれ、吾妻小富士が火口を見せてくる。
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右手に噴気口が近い。
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もう下りてくる登山者もいる。
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そのうちの一人のおじさんが、「上に行くの?」(当然じゃんか)「すごい風で、ガスで何も見えなくて下りてきた。立っていられないくらいだよ」とのこと。
こちらが着く頃にはガスも晴れて、風も止んでほしいなあと思いつつ、登る。

今日はジンギスカンを用意してきたのだが、この風ではどこで炊事していいものか。
避難小屋なら風の心配はないが、匂いと音で他の方に迷惑をかけてしまう。
悩みどころだ。そんなことを考えながら登る。

酸ヶ平から流れ落ちてくる溶岩の沢。
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振り返ると、反射板のある高山(1805m)が見える。
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これは、吾妻小富士の南西にある火口湖、桶沼。
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もう少しで酸ヶ平に出る。
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一切経山の南にあるピーク。
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はい、酸ヶ平に出ました。正面に前大巓(まえだいてん、1911m)。
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酸ヶ平小屋。
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すぐに一切経山方面(右)と鎌沼方面(直進)の分岐。
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当然、右に折れる。
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ササ原の中に点在する紅葉。
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一切経山の南西のピーク(1928m)。
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小屋を通過。
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まだ11時だから、人の少ない今のうちに小屋で食べてしまうことも考えたが、やはり登ってしまうことにした。
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登るに従い風は強くなる。みんなかがんで登っている。
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少し追い風っぽいが、体がよろめいてしまう。

上から下りてくる人も必死の形相だ。
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しかし景色はすばらしい。
鎌沼と中吾妻山(1931m)。
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酸ヶ平と東吾妻山(1975m)。
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紅葉も青空に映えてきれいだ。
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小屋から15分ほどで、酸ヶ平を経由しない登山道との分岐。こちらは現在通行止め。
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ここでようやく一切経山の頂上が見えた。
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頂上まであと600m。
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振り返ると、この豪快な眺め。
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鎌池もだいぶ奥まで見えてきた。
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南東のピークも行けそうだが、こちらも立ち入り禁止。
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登山道は浮石のあるガレ場が続く。
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南のピークはなだらかな弧を描いている。踏み跡が見える。
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お、吾妻小富士が見えてきた。
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頂上付近になると全くの吹きっさらしで、ひどい横風になった。
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でも気温は高いのか、手袋をしなくても寒くはない。

とにかく、這々の体で11:35に登頂。
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一切経山というくらいだから仏教に関係した山だろうが、「空気大感謝塔」というのは、どこの信仰だろう。
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風は風速20mもあっただろうか。
写真を撮るのも一苦労。スマホのシャッター音が聞こえず、撮れているのかどうかすら分からない。
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それでも空気には感謝である。

とにかく、頂上を越えて、もう少し北に歩く。見たいものがある。
これだ。五色沼。
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見事な色だ。逆さだが、何気なくハート形に見える。

左後方に連なるのは、家形山(1877m)や烏帽子山(1879m)方面。
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ずっと見ていたいが、この風では写真を数枚撮るのが限度。
名残惜しかったが早々に退散した。
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この方を見ていただければ、山頂がどんな状況なのかご想像いただけると思う。
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それにしても、ガスで何も見えなかったさっきのおじさんに比べれば、最高に恵まれている。遅めの出発が功を奏する場合もあるのだ。

下山は小屋の先まで来た道を引き返す。
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山頂ほどではないが、風は相変わらず。みんな苦労している。
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でも紅葉も楽しまなくては。
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眼下に酸ヶ平の池塘。
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途中、さっきの調査員たちが左手から合流してきた。
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風は下るにつて、ほんの少し弱まったが、砂粒が顔に当たって、思わず「いてっ」と声が出るほどだった。

小屋に着いて、中を覗くと、ちょうどお昼時ということもあり、十数人が食事中。
この日は平日なのだが、結構な人出だ。
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とても、ここでジンギスカンを焼くわけにはいかないので、ここでは、もずくスープとチョコ菓子でつなぐだけにしておいた。

(つづく)
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