山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

八幡平(上)

【2014年9月20日(土)】八幡平
前夜より藤七温泉「彩雲荘」に泊まっている。
夜中に2度トイレに起きた。
その時には、早起きして露天風呂からの御来光の写真を撮りに行くことも考えたが、結局眠くて起きられず。

6時頃むっくり起きて、宿周辺の撮影に出かける。
天気はこの建物を境に東(里)の方が晴れていて、西(山)の方はガス。
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北上盆地は雲海で、岩手山(2038m)にはまだ雲が覆っている。
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今日もガスの中だろうか。と暗然たる気分。
天気予報から考えると、雨が降ることはないのだろうけど。

温泉宿の裏側の小山に登り、周囲を見渡す。
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八幡平の茶臼岳(1578m)。
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源泉の方には細い道が通じている。
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裏山は箱庭にようだ。
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宿の東側にある露天風呂。
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この露天風呂は母屋からつながっているのが判明し、近くの蓬莱境探勝路に行くのは止めて、やっぱり風呂に入ることにした。

バスタオルは昨日、内湯の脱衣所に忘れてきたので、浴衣をバスタオル代わりに持って行く。
朝食前のちょうどいい入り時なのに誰もいなくて独占。入浴写真も自撮りできた。
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宿の人が言っていた通り、確かにここからなら、天気さえよければ御来光がきれいに見えただろう。

ただ、脱衣所に来て分かったことだが、さっき撮影したのは女湯であった。
一応、声かけをしてから覗いたのだが、危なかった。

朝食は7時から。朝飯前の6時50分に会計を済ませた。
HPからとった平日のみの2000割引券は通用した。
「土曜にかかるからこの券は使えない」と言われたら、文句を言う用意もあったが、よかった。

朝食もバイキング。
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温かい湯豆腐としゅうまいがおいしかった。生野菜も。
太るといけないので、ごはんは1杯だけにした。

7:25出発。気温は6℃。
外に出ると、さっきまでのガスはすっかり晴れて、ピーカン。
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マジですか~! この天気が一日中続くことを祈らないではいられなかった。

だけど、昨日の雨で濡れているところもあると考え、ゴアの上下を来て出発。
さっきの探索で、源泉経由で縦走路に出るとみられる道があったので、そちらを行く。
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よしずの柵で囲まれた女性専用露天風呂の横を通るので、再び声かけ。
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幸い、誰もおらず、無事通過できた。
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温泉の沢に沿って遡る。沢の水はさすがにあたたかい。
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ところどころで湯が沸き出していて、あちこちから湯気が立ち上っている。
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硫黄の臭いがたちこめる。
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でも、風が吹いているので硫化水素中毒になることはないだろう。

ただ、10分ほど登ると道が不明瞭になってしまった。
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無理やり行っても大丈夫のような気がしたが、とくにこだわるルートでもないので、直登は断念。樹氷ラインに出る踏み跡に従い、道路に出る。

途中、小さな池塘があった。
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道路から見た源泉の全景。
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ここからの景色もすばらしい。岩手山と雲海に浮かぶ姫神山(左端、1124m)。
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今日は晴れて本当によかった。

藤七温泉を見下ろす。
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露天風呂に日の光が反射している。
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まだ皆さん朝食中なのか、誰も入っていない。

昨日、風雨に泣かされた畚岳(1578m)も見えてきた。
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途中の駐車スペースに車を止めた中年カップルの後を歩く。
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そろいのスパッツがほほ笑ましい。

昨日、私が歩いた裏岩手縦走路へ入っていった。
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今日は土曜日なので、かなり人が入りそうだ。

この登山口まで登ってくると、秋田方面が見えるようになる。
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中央に焼山(1366m)。その左奥に森吉山(1454m)。

アオモリトドマツの森がよく見える。
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眼下に小さな池塘。
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風が強いからか、木々が風力記号のような形になっている。
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秋田側にも深い森が広がっている。
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南西側の山並み。
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畚岳の裾野もこうして見ると大きい。
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頂上にはもう人の姿が。
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この天気ならハイキング気分だろう。
再訪したい気もするが、時間を優先。

高原状の諸桧岳(1516m)が遠望できる。
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樹氷ラインと八幡平アスピーテラインのT字路が近づいてきた。
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秋田方向へ続くアスピーテライン。
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T字路にはレストハウスや広い駐車場がある。
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まだ雲をかぶった岩手山が一望。
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鬼ヶ城尾根の岩稜が確認できる。
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案内板には「鳥海山や月山」も見えるように書いてあるので、少し寄り道だが、駐車場奥の展望台まで行ってみる。でも、いずれも見えなかった。
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北は八幡平の高原。
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ここは大学2年の夏合宿(1982年)以来だから32年ぶりになる。
こんな雰囲気だったかどうか、あまり記憶にない。

これと似たような標識があったような気がするが。
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当時の写真を引っ張り出して見ると、微妙に違っていた。
ここに自転車を置いて、八幡沼の展望台までは行ったことは覚えていたが、八幡平の頂上にも行っていたことがわかった。

これまで八幡平はまだ登ったことがないという認識だったが、これで判定がひっくり返った。八幡平で百名山50座目達成と認識していたが、これにより、順番が逆になり、岩手山が50座目ということになった。
大学の時に訪ねたのは8月7日だったが、まだたっぷりと雪が残っていた。

「八幡平森のあんない所」で小冊子「八幡平山頂 八幡沼セルフガイド」と「八幡平自然観察マップ」を買って(計200円)、登り始める。
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ずっと石畳の遊歩道。
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鏡沼経由で山頂に行くつもりなので、ここで左折。
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不思議なくぼ地。底には水がたまっている。
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火口説、陥没説があるが、成因は謎とのこと。7月まで残雪が残り、解けると、キヌガサソウの群落が見られるそうだ。

次は文字通り鏡のような鏡沼。火口湖である。
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紅葉も見事だ。
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あれれ、岩手山の雲が消えたぞ。なんと、うれしい。でも、悔しい。
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お次は、二つセットでめがね沼。これも火口湖。
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二つ同時に撮るのは、ちょっと難しい。
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八幡平頂上方面から、いやな音が聞こえる。
なんと展望台改築の工事だった。軽トラックも入って結構、大がかりにやっている。
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以前来た時は、こんなものはなかった気がするが、いつ建てられたのだろう。

買った小冊子によると、「あまりに平らで頂上らしくない」ということで、昭和37年に岩手県が土盛りを作ったそうだ。
それがだんだん崩れてきたので、昭和61年に、国立公園指定30周年を記念して展望台が作られたそうである。今回はそれ以来、28年ぶりの改修ということになる。
これを読んで、改めて当時の写真を見ると、標柱の立っている地面より高いところが確かにあり、ケルンも見える。
展望台が建てられたのは、私が訪ねてから4年後のことだ。
それにしても、ここは登山者より観光客がたくさん来る場所だから、頂上から何も見えないのはつまらないだろうし、仕方ないのかねえ。
最も歩かずに山頂に行ける百名山は、頂上までリフトやロープウエーが通じている霧ヶ峰・車山や筑波山だろうが、最も車道に近い百名山はここだろう。
伊吹山も近いが、八幡平よりは登りでがある。

交通整理のおばさんが恐縮していたが、写真だけ撮って通過した。
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もっともつまらない百名山山頂だった。

(つづく)
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