山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

裏岩手縦走(下)

【2014年9月19日(金)】裏岩手縦走
大深山荘から水場への見学を終えて、縦走路に戻った。
再び北に向け進む。
CIMG1898.jpg
CIMG1905.jpg

道の両脇にある池塘を通過。
CIMG1901.jpg

樹林帯の中を黙々と歩き、嶮岨森(1448m)の登りに差し掛かる。
CIMG1911.jpg

道はほとんどこんな状態で、いやんなる。
CIMG1914.jpg

お、あれは嶮岨森山頂の影かな。
CIMG1916.jpg

フキとかヨツバヒヨドリとか。
CIMG1912.jpg
CIMG1917.jpg
CIMG1919.jpg

紅葉もちらほらと見える。
CIMG1920.jpg
CIMG1922.jpg

昼前に頂上に到着。
CIMG1926.jpg

驚いたことに三角点が二つ。一方は風化して、頭が丸くなっている。
CIMG1927.jpg

ラッキーなことに、またまた一瞬ガスが晴れて、眼下の鏡沼が見えた。
CIMG1930.jpg

今、歩いてきた稜線もうっすらと。
CIMG1932.jpg
3分ほどで出発。次のピーク前諸桧(1481m)へは、90mくらい下って130m登る。

めずらしく花崗岩が露出しているこぶを通過していく。
CIMG1939.jpg
CIMG1942.jpg

4~5人のグループとすれ違う。
CIMG1948.jpg
この日は平日でこの天気にもかかわらず、5組くらいの方々とすれ違った。

前諸桧への登り。そこそこきつい。
CIMG1956.jpg

あ、あれが前諸桧かな?
CIMG1958.jpg

左手に無名の湖。
CIMG1961.jpg

嶮岨森から47分で前諸桧到着。コースタイムよりオーバーしてしまった。
CIMG1969.jpg

ここも瞬時に通過。次の諸桧岳(1516m)までは石沼(1438m)まで43m下り78m登る。
CIMG1975.jpg

わお、また陽が差してきた。
CIMG1978.jpg
今度こそ、と思ったが、また一瞬。

石沼の手前の沼は水がたっぷり。
CIMG1981.jpg

ミツガシワもすっかり紅葉している。
CIMG1984.jpg

すぐ先の石沼を見てびっくり。
CIMG1991.jpg

ほとんど干上がっていて、湖底を歩けるような状態。
CIMG1993.jpg
CIMG1996.jpg
こんなふうに石が露出しているから石沼というんだと納得。
でも、植物が生えていないところを見ると、水が一面に張ることもあるのだろう。

ほんとうに石庭のようだ。
CIMG1994.jpg

しかし、どうしてこんなに規則正しく石があるのだろう。
CIMG1995.jpg

一瞬の青空。天は意地悪だ。
CIMG2000.jpg

少しだけ湖底散歩をした後、諸桧岳への登り。
CIMG2002.jpg
CIMG2004.jpg
CIMG2006.jpg
ほとんど沢登り状態だった。

諸桧岳は1516mの頂上には標識がなく、その先の直角に道が曲がるところにある。
その頂上付近でまたまたガスが薄くなり、岩手山(2038m)のシルエットがもや~っと。
CIMG2013.jpg

そのあたりで、男女2人にすれ違う。
CIMG2014.jpg
おばさんの方が「車止めてた方?」と聞くので、「違います」と返答。
八幡平方向からの登山口に車を止めて、この縦走路にピストンで入っている人がいるのかもしれない。

しばらく平坦な高原の道。
CIMG2016.jpg

正面に本日の最高地点になる畚岳(1578m)。
CIMG2018.jpg
なんか、ちょろちょろと見せてくれるなあ。やはり天は意地悪ではないのかも。

午後1時20分すぎ、諸桧岳の標識のある地点に到着。
CIMG2020.jpg
前諸桧から所要47分。ほぼコースタイム通り。

ここで腰を下ろし、テルモスのお湯で味噌汁を飲んでいると、西の空が一気に晴れてきた。
CIMG2024.jpg
え、え、え、あれは何? ちょ、ちょ、ちょっと待って。
すぐにガスるともったいないので、あわてて写真に収める。
でも何山なんだか、さっぱり分からない。
真ん中はブナ森(1016m)だろうか。その右奥に森吉山(1454m)が見えるはずだが、それは見えない。

ほとんど高原状の諸桧岳。
DSC_4280_201411180553107cd.jpg

おお、岩手山も姿を見せるか!
CIMG2031.jpg
今日はこれで晴れに向かうと判断。ザックから一眼レフを取り出し、選手交代。

気をよくして出発する。いやあ、随分苦労させられました。わっはっは。
DSC_4286_201411180553104f2.jpg

ハイマツのトンネルもこんなに明るい。
DSC_4287_20141118055312fe2.jpg

おお、あれは八幡平のレストハウスでありますな。明日お邪魔しますです、ハイ。
DSC_4290_2014111805531415d.jpg

畚岳もなかなか端正なお姿ではありませんか。
DSC_4291_20141118055238e09.jpg

雨上がりのササ原もいいもんですなあ。
DSC_4294.jpg

いやあ、路面の水が光っちゃって。まあ、きれいだこと。
DSC_4296_20141118055241587.jpg

下ると、いったん樹林帯に入りますね。
DSC_4298.jpg
DSC_4299_20141118055244269.jpg

八幡平の広大な高原。右端は茶臼岳(1578m)。
DSC_4303.jpg

畚岳の下半身もけっこう大きいことがわかる。
DSC_4305.jpg
地図を見ると、鞍部から126mも登らなければならない。でも、この天気なら楽勝!

鞍部の池塘まで下りてきた。ここで標高1452m。
DSC_4314_20141118055211870.jpg
DSC_4315_201411180552134dc.jpg

あれ、あれれ、あの水面の点々は何?
え、え、また雨。うそでしょ。
DSC_4320_20141118055214f04.jpg
なんか、本降りじゃない。ぎえ~マジかよ~
まさに、ぬか喜びとはこのこと。
わ~い、と思えていたのはたった20分ほど。あわてて、カメラをザックにしまい、またまた小型が再登板。とほほ。やっぱり天は意地悪じゃ。

あっという間に畚岳もガスの中に消えてしまった。
CIMG2033.jpg
一瞬でも姿を見せてくれただけ、よかったと思うしかないか。くすん。

畚岳へは分岐から往復15分のピストンがある。
CIMG2035.jpg
何も見えないのが分かっていて登るのもばかばかしいが、ここで「登った山」をわざわざ1つ捨てるわけにもいかない。

頂上まで距離にしてわずが200mだが、これが結構な急坂。
CIMG2036.jpg

風も雨も強く、ゴアにパチパチと打ち付けてくる。
あまりの悪天に、ポケットからカメラが出せない。
「雨はもういいよ~」とつぶやきながら登るが、全く願いは届かず、頂上はさらに強い風雨。
CIMG2037.jpg
CIMG2038.jpg
さっき見た光景からは、さぞかし景色のいい山であろうことは想像できたが、とにかく戻ることしか考えなかった。

帰りに、うらめしく一度だけ山頂を振り返る。
CIMG2039.jpg

分岐から先は、ものすごくえぐれた道。雨はひどくなる一方。
CIMG2047.jpg
CIMG2048.jpg

途中、右手に藤七温泉に直接下る道があったが、この天気だし、明日、温泉からこの道を登ってくることにして、とにかく車道を目指す。
分岐から15分ほどで、登山口に出た。
CIMG2053.jpg
CIMG2054.jpg

車道に出ると幾分、雨も弱まったが、完全なぬれねずみ。みじめな姿だ。
DSC_1265_20141118055412f0c.jpg

樹氷ラインを藤七温泉に向かって歩いていると、眼下に源泉が見える。
CIMG2056.jpg

おお、あれか。やっと着いた。今回は避難小屋泊とかにしないで、ほんとよかった。
CIMG2059.jpg

あ、虹がかかっている。
CIMG2060.jpg
明日くらいは晴れてほしいよなあ。これじゃあ何のために東北まで来たのか分からない。

15:15、やっと藤七温泉「彩雲荘」に到着。
CIMG2065.jpg
CIMG2063.jpg

露天風呂もたくさんあるようだが、写真は後回しにして、とにかくチェックイン。
実は、予約の際、確認の返信メールが別人の名前(電話番号など個人情報だだ漏れ状態)で届いたので、「細心の注意を払うべし」と返信をしておいたのだが、フロントにも通じていたようで、「この度は大変失礼致しました」との挨拶があった。
ちゃんと伝えてあったようで、よろしい。
ネットで引っ張った平日用の2000円割引券も渡して、この日はすんなりチェックイン。

まずは濡れたものの乾燥のためボイラー室に案内してもらう。
ゴアに靴下、手袋、靴、帽子、ザックカバー、ボトルホルダーなど、ほとんど供出した。

建物は、床が傾いているところもあったりして、随分古い。
「こんな建物ですいません」の貼り紙もある。
今夜の部屋は2階のワタスゲ。トイレや洗面台がすぐ近くでうれしい。
DSC_1284_20141118055307e54.jpg

とにかく体が冷えたので、お風呂へ。
DSC_1270_201411180554135fa.jpg
露天風呂は混浴だが、女性用の露天風呂もあり、混浴に女性がいるわけもない。
ここで混浴とは「男湯」の意味だ。

まずは内湯へ。あ、女湯に入ったわけではありません。ここも松川温泉と同様、単純硫黄泉。
DSC_1271_20141118055337dc2.jpg
内湯と言っても、掘っ立て小屋並み。プラスチック板で囲っているだけなので、すきま風が寒い。
急いで体を洗い、髭剃りは湯に浸かってやった。
人が多くて、写真は撮れなかった。

露天風呂は裸のまま、野外を寒中30mくらい歩かないといけないので断念。
DSC_1273_201411180553399cb.jpg

売店で、ビールとおつまみ、バッジを買い、部屋に戻る。お腹が空いていたので、夕食までのつなぎにする。
外の気温は6℃。部屋に反射式の石油ストーブがあったので点火。
DSC_1276_201411180553401ae.jpg
濡れたザックやタオルをストーブの前で乾かす。
ビールを飲みながら、夕食まで山行メモを書いた。

6時からの夕食は、なんとバイキング形式。
DSC_1280_20141118062934207.jpg

そばときりたんぽ、ポトフがうれしかった。
私が選んだ品々。
DSC_1277_20141118055342871.jpg
DSC_1278_201411180553438e0.jpg
昨日のように満腹で動けなくなるまで食べたりはしなかった。
私は自制心が強いのだ。がっはっは。

7時前に部屋に戻り、明日に備えてパッキング。
ここの宿はテレビもないので、することがない。
電波はかすかに通じるので、メールしたり、facebookをしたり。
それでも8時半には寝てしまった。

【行程】2014年9月19日(金)
松川荘(7:21)~源太ヶ岳登山口(7:36)~丸森川(8:12)~源太ヶ岳分岐(9:12)~源太ヶ岳(9:39)~大深山(10:04)~大深山荘(10:29昼食11:03)~水場往復(11:15)~嶮岨森(11:55撮影11:58)~前諸桧(12:35)~諸桧岳(13:22撮影・休憩13:36)~畚岳分岐(14:23)~畚岳(14:32)~畚岳分岐(14:40)~裏岩手縦走路入口(14:59)~藤七温泉(15:15)
※所要時間:7時間54分(歩行時間:7時間03分)
※登った山:6座(源太ヶ岳、大深山、嶮岨森、前諸桧、諸桧岳、畚岳)
※歩行距離:15.9km

スポンサーサイト
このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://satsunan226.blog.fc2.com/tb.php/411-13ef7676
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
このページのトップへ

FC2Ad

プロフィール

かたこりまさかり

Author:かたこりまさかり
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (4)
北海道の山 (153)
東北の山 (62)
上信越の山 (139)
奥多摩の山 (55)
丹沢の山 (55)
奥秩父の山 (83)
栃木の山 (32)
房総・常陸の山 (9)
奥武蔵・秩父の山 (87)
中央線沿線の山 (96)
富士山周辺の山 (68)
八ヶ岳周辺の山 (54)
南アルプス (100)
史跡歩き (11)
中央アルプス (27)
北アルプス (45)
日本海の山 (8)
関西の山 (30)
四国九州の山 (61)
駅舎の旅 (26)
ドライブ (9)
廃線の旅 (12)
駅から散歩 (17)
乗り鉄 (38)
島の旅 (19)
山村の旅 (7)
超低山 (28)
東海の山 (2)
つぶやき (35)
旧道歩き (29)
伊豆の山 (39)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR