山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

阿武隈急行・フラワー長井線

【2014年8月16日】乗り鉄
10:28、福島交通飯坂線に乗って、福島まで戻ってきた。
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次に乗る阿武隈急行は向かいのホームだが、20分ほど待ち時間があるので、福島駅前を散策。
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こちらはJRの駅舎。
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立派な花時計がある。
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ここにも芭蕉と曽良の主従一行。
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懐かしい駅前デパート「中合」。これを見ると福島に来たという実感がわく。
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そして古関裕而さん。
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軍歌の作曲家として知られる方だが、戦後は「君の名は」「高原列車は行く」などの作品も残している。プロ野球球団の曲などスポーツ関係の作曲も多い。
福島の出身だったか。

さてホームに戻る。
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阿武隈急行は東北本線の福島と槻木を丸森経由で結ぶ旧国鉄丸森線を引き継いだ第3セクター。1986年7月の暫定開業時は非電化だったが、88年7月に電化して全線開業。
総延長54.9kmで駅数は24。ほぼ阿武隈川に沿って走る。

では乗車。8100系電車で2両編成。緑と青のライン。田園風景と阿武隈川をイメージしたものだろうか。
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10:49出発。終点槻木まで970円。

瀬上の先で阿武隈川を渡る。外は雨がしとしと降っている。
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高子は伊達氏発祥の地だそうだ。
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主要駅のひとつ保原駅の駅舎。
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駅名標の形はももを意識しているのか。
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車内は比較的空いている。
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穀倉地帯を進む。
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やながわ希望の森公園前。
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ひらがなにすると16文字。駅名標も普通のものの倍以上ある。
文字を2段にして通常の枠に収めなかったところがえらい。

11:26、定刻で富野駅を通過。
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阿武隈川に寄り添う。
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あぶきゅうもいろんなイベントを開いて頑張っている。
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それでも、2013年3月期で8800万円の営業赤字を計上した。厳しいねえ。

阿武隈川がとうとうと流れている。
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総延長は239kmあり、東北では北上川に次ぐ大河だ。

丸森駅。
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岡駅。大学で同じクラスだった岡君はそう言えば、隣町船岡の出身だった。
このあたりに多い姓なのかもしれない。
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12:04、槻木到着。
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乗り継ぎ時間を利用して、いったん駅の外に出る。
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近代的な駅舎とは対照的に、駅前商店街は閑散とした雰囲気。

再び東北本線で仙台方面へ。12:15発。仙台空港まで650円。
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かなり混んでいるので、座るのは断念。

この辺も日本有数の米どころ。
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岩沼、館腰を経て、名取まで3駅。
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名取駅で仙台空港線に乗り換える。てっきりJRだと思い込んでいたが、第3セクターだった。2007年3月に開業した新しい路線だ。

仙台駅からJR区間を含め仙台空港駅までを「仙台空港アクセス線」という愛称で呼んでいるようだ。
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12:31発の快速に乗る。
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高架を走るので見晴らしはいい。あれは空港利用者用の駐車場か。
高架の東北自動車道の上をまたいでいるのに、びっくり。
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仙台空港駅は宮崎空港駅と同様、地上駅だった。下りる乗客は当然ながらみな旅の格好。
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車両はJRのだった。
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東日本大震災で大きな被害があった仙台空港。
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仙台空港駅の全容。
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12:53発の仙台行きで折り返す。今度は快速ではなく普通。仙台まで650円。
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美田園駅と杜せきのした駅。
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13:20仙台着。
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次の仙山線山形行きは14:04なので、かなり時間がある。
駅構内でラーメンでも食べようかと思ったが、土曜日とあって、ラーメンに限らずどの店も混んでいるので断念。駅弁にする。牛タン弁当。
でも、ホームにベンチがなく食べる場所がないので、車内で食べることにし、1本手前の愛子行き(13:42発)に乗り込む。
愛子で乗り換えないといけないが、その時に愛子駅の撮影ができるので好都合。
お腹が空いたので早速、駅弁を開く。「たんや善治郎」の「塩・味噌くらべ」。
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なかなかおいしい。

愛子には14:13着。車両はクモハE721だった。
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結構かわいらしい駅舎。
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「愛子(あやし)」とは仙台の人には馴染みの地名でとくに意識はしないだろうが、難読地名ではある。駅前の説明板によると、この地にある「子愛(こあやし)観音」に由来するという。のちに、字をひっくり返して「愛子」で「あやし」と読むようになったのだとか。実は人工的な地名とも言えるのだ。

さて、12分の待ち合わせで山形行きが到着。
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就職して最初の5年間、すなわち1985~1990年まで山形に勤務した。
まだ山形新幹線がない頃で、仙山線経由でよく上京した。
線路に落ち葉が積もってスリップして、電車が急勾配を上れなくなり、奥羽本線に乗り直して東京に向かったこともあった。
もう四半世紀以上も前のことで、山形も随分変わってしまった。
今回訪ねるのはもう10年ぶりくらいだろうか。

作並、面白山高原、山寺、高瀬、羽前千歳など懐かしい駅名をアナウンスで聞きながら、山形駅に15:17到着。
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山形鉄道フラワー長井線に乗るべく、引き続き15:24発の米沢行きに乗り込む。
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山形にもあんなに高いビルができている。

蔵王駅、茂吉記念館前を通過。
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上山市街に入ると、巨大なビルが出現。「あれはなんじゃ!」
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調べてみると、1999年に完成したマンションらしい。地上41階。マンション建築としては東北最高だそうだ。
山形への通勤者を当て込んでいるのだろうか。
デベロッパーは開発が仕事とはいえ、景観としては極めてよくない。

羽前中山、中川を通過。
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この先が絶景区間だ。米沢盆地を見渡しながら、白竜に向けて電車が駆け降りていく。
まずはその手前。
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はい、出ました。手前は国道13号。
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斜面はぶどう畑。このあたりはワインの産地でもある。
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白竜湖。
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赤湯の町並み。
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赤湯に15:54到着。
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新幹線停車駅なので立派な駅に変貌している。先代の駅舎は覚えていないけど。

さて、あこがれの長井線。山形勤務時代、86年の第3次特定地方交通線として廃止が承認された。88年のフラワー長井線開業を何度か取材をしたことがあり、それなりに思い入れはある。
でも乗るのは初めてだ。
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長井線の始まり。
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運転席。
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乗客はさらに増えて最終的には12人になった。
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16:00出発。
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山形のおいしいお米「はえぬき」。
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私が山形在勤の頃は、山形固有の品種として「はなの舞」や「どまんなか(当時はまだブランド名なし)」などが開発されていたが、後発の「はえぬき」が今や、ダントツの作付面積を誇る。ただ、全国的な知名度は今いちか。

南陽市役所が見えたと思ったら、南陽市役所駅。
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南陽市は人口約3万3000人。1967年に宮内町、赤湯町、和郷村が合併して成立した。
宮内と赤湯が新市名で譲らず、当時の山形県知事がなぜか中国の故事にちなんで「南陽」と命名した。
その宮内駅。
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車窓から、こんな看板が見えた。
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童謡の「ないしょ話」を作詞したのは宮内出身の結城よしをだそうだ。
初めて知った。
ただ、結城よしをは2歳の時に今の鶴岡市に引っ越している。
「ないしょ話」を作詞したのは山形市内の書店に勤めていた19歳の時のこと。
その後、彼は召集され、昭和19年9月、小倉陸軍病院で亡くなった。24歳の若さだった。
とのこと。歌碑は宮内の熊野神社の境内にあるらしい。

次のおりはた駅は、めずらしい平仮名駅名。
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このあたりは、2004年公開の映画「スウィングガールズ」のロケ地になった所だ。

梨郷駅。
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最上川を渡る。円形の石造橋脚は長井駅まで開業した1914年(大正13年)のものか。
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木造の駅舎が残る西大塚駅を通過。
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今泉に近づくと、南からJR米坂線が寄り添ってきた。
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今泉駅はJRとの乗換駅。
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ちゃんとJRの車両米沢行きも待っていた。
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しばし停車時間があったので、急いで駅の外に出てみる。
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駅前には旅館が2軒あるのみ。
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さて、列車に戻る。
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「荒砥方面のりば」の文字は国鉄時代の遺産だろう。

(つづく)
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