山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

八ヶ岳4

【2014年8月3日】八ヶ岳
長バシゴを登り終えると、権現岳(2715m)はすぐそこ。
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旭岳(2672m)あたりでは進行方向がほとんどガスに隠れてしまい、眺望は諦めていたが、再び晴れてきて、感激。右がギボシ。
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権現の岩峰も姿を現した。
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O君を頂上直下に残して、権現山頂に向かう。眼下に権現小屋。
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ガスは完全に晴れて、権現の荒々しいピークはもちろん、眼下の権現小屋と編笠山、間近にギボシ、その向こうに北アルプス。乗鞍、御嶽も見える。
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編笠山(2524m)。
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槍穂高を背後にしたギボシ。青年小屋から続々と登山者が登ってくる。
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その青年小屋。
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延々と続く北アルプス。
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立山(3015m)と剱岳(2999m)。
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南アルプス。
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奥に中央アルプス。
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そして富士山も見えてきた。
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ここが頂上。
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2年前の夏は、直下の権現小屋も見えないほど真っ白だっただけに、ほんとにうれしかった。
これが見たかったのだ。
山頂の岩場で何枚も写真を撮った。

満足してO君とともに小屋に下りる。
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彼はすっかり腰を落ち着けて、まだ朝の8時だというのにビールを購入。しかも500缶。
「転落したら、ああさっきビールを飲んでおけばよかったと思うかもしれないじゃん」と言い訳。
「死ぬ時はそんなこと思う暇はないよ。それに飲んだ方が転落する確率が高くなる」と返す。
おれの方が理系的思考だ。彼の方がバリバリ理系なのだが。
さっそくプシュっとやっている。これから、厳しい難所が待っているのに。

再びガスが出てきたので、隠れてしまわないうちにギボシに行ってくることにした。
彼が飲んでいる間に、空身で往復する。
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この前来た時は真っ白だったので、どこが青年小屋への道との分岐なのかよく分からなかったが、今回はよく分かる。
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足元には、ちょっとくたびれているがイワギキョウ。
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ハナニガナ。
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イブキジャコウソウ。
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分岐からものの2分ほどで頂上。古びた石仏がたたずんでいた。
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鹿島槍も雲海の上に。
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振り返って見る権現は何度もガスがかかったり晴れたり。
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でも、概ね写真は撮れて、満足だ。

小屋に戻ると、O君はすでに飲み干しており、
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「このへんは山ガールがたくさんいて、うれしいねえ」とのたまう。
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確かに、山ガールだけでなく、人口が一気に増えた。
キレットは普通の人はなかなか行かないところのようだ。
私のような「八ヶ岳連峰のうち、赤岳と権現だけつながってない」なんて思う人じゃない限り。

では、そろそろ出発するか。
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ガレ場でコマクサを発見。
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タカネナデシコやシナノオトギリも。
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かなり細かい浮石のある急坂をくさりに捕まりながら、下る。
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しかし、危ない場面が。
O君と私が、岩場で登ってくる人を山側に寄ってよけていたら、ある若い女性が、O君のところをちょっと過ぎたところで止まって、息を整えている。
O君は後ろ向きだったので、彼女がとっくに通り過ぎたと思い、後ろ向きで登山道に一歩戻ったら、彼のザックが彼女のザックにぶつかった。
彼女は少しよろけただけだったが、勢いがよければ、あわや転落というタイミングだった。
崖下はちょうど低木のあるところだったので、転落しても大けがをするようなことはなかっただろうが、その瞬間を見ていたので、ひやっとした。
O君は謝り、彼女も笑っていたが、際どいシーンだった。

ギボシを振り返る。後ろ姿はかなり怖い。
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引き続き、ゆっくりガレ場を下る。
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改めて見ると、かなりの岩場だ。
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ギボシの全容。ニセピークではあるが。
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難所を通過すると、のろし場(2530m)。
ここは前回来た時に、ようやく晴れてきた思い出の場所だ。
あの時は富士山が見え始めたが、今日はまた隠れてしまった。

ここからの編笠はなんとも愛嬌がある。
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鋸の歯のような権現。
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西岳(2398m)はガスがからんでいる。
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この先は私が先に下る。
O君は「青年小屋でゆっくりしようぜ」と言うが、もちろんそのつもり。
私は前回食べておいしかったラーメンをまた食べる気でいるので。
この時は気づかなかったが、彼にはすでに通風の症状が出ていたようだ。
やはりビールがいけなかった。

樹林帯に突入。
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樹林を抜けると、絵になる景色。
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巨岩地帯を下りてくる人の影も見える。
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そして、9時半すぎ、青年小屋に到着。
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小屋の回りには可憐なコオニユリが。
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青年小屋でラーメンを食べるには靴を脱いで、食堂に入らなければならないが、玄関が混んでいる。
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とりあえず窓の下にザックを置こうとすると、窓から女性のバイトの子が「いらっしゃい」と言ってきたので、ラーメンを注文。外でも食べられるというので、ザックを空いたベンチに移す。
O君は懲りずに、またしてもビールを購入。つまみと一緒に飲む。
「さっきは、つまみなしで飲んだから、回ったんだ。これを食べれば大丈夫」
いやいや、つまみの問題ではない。

まもなくラーメンが到着。
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O君に箸上げポーズを撮ってもらい、facebookに投稿。

昔ながらの醤油ラーメン。
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おいしかったのであっという間に平らげ、汁も塩分補給のため飲み干してしまった。

あまりじっとしていられない性分の私は、O君の分も、水場(「乙女の水」まで水を汲みに行く。
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ここで水を買うのはバカだ。徒歩4分ほどだし。

ハイドレーションの中には今朝、キレット小屋で買った500cc400円の水がまだ200円分ほど残っていたが、惜しげもなく捨てて、沢水に入れ替える。
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さっきの水はハイドレーション味(ちょっとカビ臭い)になってしまって、まずかったのだ。
顔も洗って、すっきりした。

すぐに小屋に帰還。ここのテン場は広い。
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さて、そろそろ編笠へ出発。
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巨石の海をぐいぐい乗り越えていく。
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振り返ると、青年小屋と権現岳。
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途中、ヒカリゴケ。
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再び、樹林帯に入り
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もうすぐ頂上というところで、下ってきた女性2人にO君が「こんにちは~」。
一拍おいて、「ほんとに、こんにちはだ~」とびっくり。
なんと2人ともスキーの仲間、友人だという。
私は、毎週のようにあちこち歩いているが、残念ながらほとんど知り合いと会ったことはない。
そして、11時前、本日最後のピーク編笠山山頂に到着した。
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(つづく)
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