山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

八ヶ岳1

【2014年8月2~3日】八ヶ岳
この週末は高校の同期O君と中央アルプスの空木岳に行く計画を立てていた。
昨年秋に夜行列車の予約が取れず断念していたので、再挑戦だ。
しかし、よくよく調べてみると、山頂の駒峰ヒュッテは混みそうだし、周辺でのキャンプは禁止。ということで、時期をずらすことにして、穂高に行くプランを立てた。

しかし、これもO君の都合により断念(前日が奥様の誕生日なので、翌朝出発できるところにしたい、との理由だった)。
結局、八ヶ岳にした。
これもどういうルートで登るか、2人で議論を交わし、最終的には、美し森から真教寺尾根を登り、赤岳から南下してキレット小屋で1泊。翌日は権現、編笠を経て、富士見高原に下るというプランにした。

私としては赤岳も権現も編笠も登ったことがあるのだが、真教寺尾根を登れば、途中の牛首山や扇山を「登った山」に算入することができるし、空白になっている赤岳と権現の稜線をつなぐこともできる。
さらには、一昨年の夏に権現に登った時、ガスで何も見えなかったので、それのリベンジの気持ちが強かった。
しかも、キレット小屋ではこの日、「キレット祭り」なるものが開かれるというではないか。

O君も「それならば」ということで、テン泊は止めて、小屋泊2食付きで出かけることにしたのである。

当日は6時半に富士見高原ゴルフコースの駐車場で待ち合わせ。
3:45に起床して、4:05に出発した。
4:49に早くもO君から「一宮御坂ICなう」とメッセージあり。
5:22に気づいたが、その時点でこちらはまだ大月付近。
「ずいぶん早いなあ」
実は眠くて、どこかで10分ほど仮眠したかったが、彼が大きく先行しているので、それもできない。頑張って走る。
6:19、富士見高原に到着して無事、合流。
彼は6時待ち合わせだと思っていたのだとか。

風呂道具とサンダルをO君の車に置いて、1台デポ。私の車で美し森に移動する。
奥さんのバースデーには、お寿司屋さんの「魚河岸」に言ったという。
やさしい旦那さんだ。
八ヶ岳の裾野をぐるりと回り、美し森の駐車場には6:48着。
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まずはトイレを済ます。最近、きちんと出発前に出るので、ありがたい。
(少々あせることもあるが)
私の腸も、親分の事情がだんだん分かってきたようだ。

う~ん、いい天気。7:10に出発する。
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美し森山(1542m)へはまず木の階段。
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そのあと、石畳。
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最初から素晴らしい展望が広がる。
金ヶ岳(1764m)の向こうに富士山(3776m)。
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左手に南アルプス。
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ちょっとアップにしてみよう。
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右から、鋸岳(2685m)、甲斐駒(2967m)、アサヨ峰(2799m)、北岳(3193m)、鳳凰三山(2840m)。

正面には、当然のごとく八ヶ岳。
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左から、三ツ頭(2580m)、権現岳(2715m)、旭岳(2672m)、ツルネ。

足元にはタカネナデシコ。
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10分とかからずに美し森山に到着。
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展望台の売店は早くも開店していた。
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ここのソフトは日本一おいしいのだそうだが、まだ歩き始めたばかりなので我慢。
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ここから初めて赤岳が見えた。
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うへえ、あそこまで登るのか。

振り返ると、金峰山(2599m)の五丈石がはっきりと見えた。
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美し森から八ヶ岳の全景。
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赤岳の左手前が牛首山(2280m)、右は横岳(2825m)。

頂上には熟年夫婦が犬の散歩に来ていて、O君が一言二言、言葉を交わしていた。

ここには撮影用の額があり、遊ばせてもらった。
陽気なO君。バックは赤岳。
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逆に回り込むと、富士山。
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「山岳美術館」というタイトルが付いている。昭和的な臭いがする。

さて、出発。
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O君は以前、親しい女友達のK美さんらと真教寺尾根を登ろうとして、前夜ふもとで車中泊をしたが、起きたらひどい雨だったので断念したことがあるという。
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美し森の先に「たかね荘」という宿泊施設があり、そこまで車で来ると30分ほど節約できるとのことだったが、O君は美し森山にも登りたいという私の意向を尊重してくれた。

それにしても、すがすがしい森である。
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美し森山から20分ほどで羽衣の池に着いた。
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あまり水は多くない。湿原の池塘である。

こんなに傾いた木道で池の脇をすり抜け、再び森に入る。
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シラビソの林床はササである。
ササは道を覆い隠すほどで、路面の石が見えないので、歩きにくい。

防火帯を抜けて登る。
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ハクサンフウロにヒメシャジン。
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おお、甲斐駒(左端)の右から仙丈ヶ岳(3033m)が見てきた。
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と思ったら、なんと富士山が噴火。
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300年ぶりだ!

登山口から1時間15分ほどで、標高1900mのサンメドウズ清里スキー場のゴンドラ終点に着く。夏もゴンドラは営業しているようだが、朝早いのでまだ運行は始まっていない。
テーブルの置いてある、あの展望スポットに行きたいのだが、登山道からは動物除けの電気柵がある。
おそるおそる触ってみると、幸い電流は流れていなかったので、くぐって入った。
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ここはテーブルが置いてあり、休むにはもってこいの場所。

ここでしばし休憩。太陽は燦々と照っているのに涼しい。
東の眺望がすごい。
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まず北の方から。左は御座山(2112m)、その右手前の濃い稜線は左が男山(1851m)、右が天狗山(1882m)。
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その南。左奥にうっすら見えるのが、左から三宝山(2483m)、甲武信岳(2475m)、木賊山(2469m)。
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その右に小川山(2418m)、そのさらに右に朝日岳(2579m)と金峰山。

金峰山をアップにしてみると、その左手前に瑞牆山(2230m)の岩峰が見える。
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展望台の背後には展望ヒュッテがあるが、まだ開店していない。
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途中、スキー場方面から登って来た夫婦が、展望ヒュッテの前を経由してわれわれを抜かしていった。
こちらも出発だ。

ほんの少し歩くと、賽ノ河原に出る。
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あれれ、赤岳に大きな夏雲がかかり始めたぞ。
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このあたりだけ、なぜか植物が生えず、砂地になっている。
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ここから再び傾斜が急になる。
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なんと、南アルプス方面にも雲が広がり始めた。
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ピークごとに縦長の雲が発生しているのが、おもしろいけど。

でも、まだ権現岳は健在だ。
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これは奥秩父から富士山の方向。
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これは3合目という意味だろうか。
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2時間かけて、やっと3分の1近く登ってきたが、どうも今日は調子が出ない。
前々夜に4時まで飲んだから、睡眠がまだ足りていないのだろうか。

15分ほど経つと、南アルプスの雲が温泉の湯気のようになってきた。
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崩落箇所を通過。
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ハナニガナ。
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特定できず。
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観光名所になっている東沢橋。
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単独の女性に抜かれてしまう。
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必死で追うO君。
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なかなか険しい道なのだ。
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9:54、5合目の牛首山(2280m)に到着。
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4人の熟年グループ(男1人、女3人)が休んでいた。
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こちらも休憩。ひと息入れる。
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ここからは権現がよく見えた。
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10分ほど休んで、彼らにやや遅れて出発。
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15分ほどで、扇山を通過。
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少し下ったところで別のグループが早めの昼食をとっていた。
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ずっと樹林の中なのだが、このあたりから随分暗くなってきた気がする。
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山頂方面もガスの中に入ってしまったようだ。
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ゴゼンタチバナ。
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2316m標高点を通過。
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急な登りにかかったあたりで昼食にしようと話す。
10:45頃、標高2330m地点あたりで腰を下ろし、おにぎりを食べ始めた。
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豚キムチおにぎりを2口くらい食べたところで、雨が落ちてきた。
それも、いきなり大粒。
あわててゴアを着込む。一眼レフもザックにしまって、この先はコンパクトカメラで。
雨脚は強まるばかりで、1回きちんとパッキングしたザックを開いて、下も履く。

O君はスパッツもしたが、こちらはズボンのみ。
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もうゆっくり食べられる場所もしばらくないだろうから、鮭のおにぎりをもう1個ほおばって、20分ほどで出発した。

(つづく)

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  • 2014/08/27(水) 21:55:43 |
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