山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

丹沢縦走(5)

【2014年5月11日(日)】丹沢縦走
15分ほど休んで、同角ノ頭(1491m)を出発。
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ここから標高差150mほどの下り。
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下り初めてすぐに、かわいいお花畑。
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ミヤマキンバイに似ているが、ミヤマキンバイは夏の花。何だろう?

これも特定できない。
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こちらはスミレの一種か。
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やっと蛭ヶ岳(1673m)方面が順光になった。
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少しアップにしてみよう。
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こちらは中央に塔ノ岳(1491m)。
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いずれも、これぞ丹沢!という風景だ。

う~ん、やっぱり新緑はいい。
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下りはやや険しい箇所も。
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次のピークは、大欅平丸(1353m)。
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この山名は地形図にも登山地図にも記載はなく、吉備人出版の「登山詳細図」のみにある。
従って、帰宅して初めて知った名称だ。

ハシゴを下ると、ザンザ洞キレットと呼ばれるヤセ尾根。
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キレットの橋を渡る。
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20mほど登り返すと、大欅平丸。
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これを越えると、再びハシゴ。
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岩場にコイワザクラ。
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春のマムシグサも発見。
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これが秋になると、グロテスクな赤い実をつけるのだ。
今のこの形が、マムシが鎌首をもたげている姿に似ているところから付けられたらしい。

10:10、石小屋沢ノ頭(約1355m)を通過。
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ここからの富士山の眺望も見事だ。
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同角山稜は玄倉からのアプローチが長いわりに標高が低いので、誰も歩いていないだろうと思っていたが、石小屋沢ノ頭の下りで、単独男性と会って、びっくり。
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ゲートまで車で来て、今日は同角ノ頭をピストンだという。
「ここは結構きついね~。テシロノ頭から来るのとどっちが楽だったかな」
と聞くので、「テシロってことは大石キャンプ場から登るってことですよね。登山口の標高が大石の方が高いから、その分テシロの方が楽だったのでは」と答えたが、あとで見てみると、標高差以前に距離が圧倒的に短い。
コースタイムで言うと、ゲートから同角までは5時間25分、大石からだと4時間半だった。

ミヤマツツジがもう枯れそう。
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こちらはアセビの花。
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小さなこぶを巻いた先に
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大石山(1219m)へのクサリ場がある。
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ここがまた富士山の眺望スポット。
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長いクサリ場を登り切ると、大きな岩がある。
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鯨の口のような亀裂が入っているところにペンキで大石山と書かれている。
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この岩に登ってみる。
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蛭ヶ岳から丹沢山(1567m)の稜線。

最高の景色を楽しんでいるところに、おばさん3人組みが到着。
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「いいながめねえ」と賑やかだった。
大石山を目当てに、10km近くある長い林道を歩いてくる人もいるんだなあと感心。
ここまでゲートからだと3時間45分だが、本格的な登りは1時間半なので、わりと手頃なのかもしれない。
現在、11時前だから、7時頃に出発してきたのだろうか。

ベンチは占領されてしまったが、こちらはユーシンで食事にするつもりなので、そそくさと下山。
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標高差は500m近くもあるので、ゆっくり下って、疲れないようにした。

わりと快適な下りだ。
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しばらく行くと、大きな岩があった。
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これが大石山の名の由来となった大石だ。

下から見上げると、かなりでかい。
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付近には奇妙な花が咲いていた。
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どんどん下る。
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東屋も休まずに通過。
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30分ほどかかって、やっと玄倉川まで下りてきた。水がとてもきれい。
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橋を渡ると、ずっと気になっていたユーシンロッジ。
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結構でかい。
どんな小屋かと楽しみにしてきたが、行政が経営する山の家そのものだった。

玄関に「休館」と貼り紙がしてあるが、再開の見通しはあるのだろうか。
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一応、休業の理由は玄倉林道の改良工事のためということなので、工事が終わったら、車もロッジまで入れて、営業も再開するつもりなのであろう。

この貼り紙には意外なことが書いてあった。
裏口から一部の部屋を開けてあるという。
裏に回ってみると、確かに鍵はかかっておらず、布団のある泊まり部屋が2つ。自炊室まであった。
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あくまで緊急用と書いてあるが、ここで前夜祭をする人は結構多いのではないだろうか。
この時は気づかなかったのだが、廊下の突き当たりに「平成18年3月26日にロッジ内で急逝した元管理人の○○氏の冥福を祈ります」との貼り紙があったらしい。

公衆便所で用を済ませてから、この自炊室でフリーズドライのナポリタンを食べようと、もう一度行ったら、なんと自炊室なのに火気厳禁と書いてある。
なんか矛盾している気がしたが、素直に従って退散。
玄関の日陰になる場所で、湯を沸かす。
ここは標高740mあるのだが、下界のように暑い。

30分ほど休んで出発。玄倉バス停まで10.3kmとある。
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コースタイムだと約3時間だが、下りだし2時間半で歩ける距離だ。
バスの時間は15:06。今は12:05なので余裕だ。

歩き始めると、河原で遊んでいる家族がいたり、山支度ではないカップルや老夫婦が道を歩いていたりと、この林道が手軽なハイキングコースになっていることが分かる。
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車が通らないし、あぶないところはないし、ちょうどいいのかもしれない。
ただ、ここまで歩いてくるのは大変だけど。

12:21、雨山峠への分岐を通過。
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素掘りの第八隧道を抜ける。
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このあたりのトンネルは昭和31年頃に建設したもののようだ。

途中の沢で水をくみ、臭いがついてしまったハイドレーションの水を捨てる。
沢の水の方が格段にうまい。

山の上の方はまだ冬枯れの状態の木々がたくさんあったが、ここまで下りてくると新緑がまぶしい。何枚も写真を撮った。
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水も青く透き通っている。
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トンネルも味わい深いが、これらを掘り直すのだろうか。
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こちらは新しく掘った新青崩隧道(2011年完成)。
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中はカーブもあって真っ暗なので、ヘッドライトを使用した。

まわりの山も食べてしまいたくなるほど、おいしそうだ。
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2時間近く歩いてきて疲れたので、靴を脱いで、工事中のコンクリの上でお昼寝。
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涼しくて気持ちよかったが、間もなく人の気配がしたので、起きてしまった。

14時ちょうどゲートを通過。
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手前の駐車場にはかなりの数の車が並んでいる。
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小川谷出合まで来ると、石棚山(1351m)あたりの山塊が眺望できた。
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丹沢湖が見えてくると、玄倉はすぐそこ。
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14:45に玄倉に到着した。
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近くのトイレで顔を洗い、さっぱり。

お疲れさんアイスを食べたかったが、バス停のある玄倉商店ではなぜか「販売中止」になっていたので、お預け。
待合所のベンチで、ダウンをたたんだりして、荷物を整理していたら、バスが14:59に到着。あわてて乗り込む。
西丹沢から乗ってくる人で満員かと思ったが、車の人が多いのからか、まだ時間が早かったからか、比較的すいていてゆったり座れた。
そしてまだ定刻よりまだ7分も早いのに、出発してしまった。
これはまずいんじゃないか。
個人的には早く駅に着くからいいけど、時刻通りにバス停に着く人もいるかもしれない。
これを逃したら1時間待たないといけないのに・・・。私だって危なかった。
もし、まだ時間があると思って、付近を散策していたら大変なことになった。

バスの中はぽかぽかで何度も眠気を襲われたが、なんとか起きていた。
満員だったら、谷峨駅とかで下りることも考えていたが、このまま新松田駅まで。
駅前のコンビニで待望のアイスを買って、15:55発の快速急行新宿行きに乗る。
葉室麟の小説「いのちなりけり」を読んでいるうちに眠くなり、新宿までよく寝た。
西武は特急にして、18時半前に帰宅。
今回は2日で33km以上歩いた。地図も随分ピンクになった。

【行程】2014年5月11日(日)
蛭ヶ岳(4:50)~ミカゲ沢ノ頭(5:30)~臼ヶ岳(5:56)~金山谷ノ頭(6:48)~青ヶ岳山荘(7:37立ち話7:49)~檜洞丸(7:53撮影8:04)~ツツジ新道分岐(8:20)~ユーシン分岐(8:32)~同角ノ頭(9:23休憩9:37)~大石山(10:46休憩・撮影10:54)~ユーシンロッジ(11:30トイレ・昼食12:05)~境隧道(13:29)~(休憩2回計10分)~玄倉(14:45待ち合わせ14:59)=新松田(15:36待ち合わせ15:55)=新所沢

※所要時間:9時間55分(歩行時間7時間25分)コースタイム:9時間30分
※登った山:9座(うち新規8座:ミカゲ沢ノ頭、臼ヶ岳、金山谷ノ頭、中ノ沢丸、同角ノ頭、大欅平丸、石小屋ノ頭、大石山)
※歩行距離:20.3km
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