山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

丹沢縦走(4)

【2014年5月11日(日)】
臼ヶ岳(1460m)からは、神ノ川乗越まで標高差200mの下り。
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日も随分高くなり、新緑がまぶしい。
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しばらくして、臼ヶ岳分岐で会った人とは別の若者(単独)に追い抜かれる。
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神ノ川乗越を6:18に通過。
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ここを左に10分ほど下ると、水場があるらしい。確かに踏み跡はある。
ただ丹沢はキャンプ禁止なので、あまり意味がない。

1344mピークの登りで暑くなってきたので
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ウインドシェルを脱いでいたら、前方から人がやってきた。
挨拶は交わして、「青ヶ岳(小屋)からですか~」と尋ねたが、イヤホンでラジオを聞いていたのか、聞こえなかったようだ。
無視したような感じで行ってしまった。
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山の中で、人工音を聞く気には私にはなれない。
鳥のさえずりや風の音は聞きたくないんだろうか。

1344mピークを過ぎると、ヤセ尾根。
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こぶを二つ越えると、休憩用ベンチがあった。
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その先に崩落箇所があり、鉄製の橋が架けられていた。
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この橋を渡ったところに、ちょうど金山谷ノ頭(約1365m)への階段があった。
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この先、行き止まりとあるが、ピークまで行くだけだ。
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頂上は何の変哲もない小さな広場。
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眺望もそれほど利かない。山名板もなかった。

すぐに引き返す。
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崩落箇所をハシゴで通過。登山道に戻る。
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北に袖平山(1432m)からの稜線と風巻ノ頭(中央左、1077m)を望む。
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間もなく、金山谷乗越。
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このあたりで2人組にすれ違う。
片方の男性はかなり大きな声で話ながら歩いてきたので、ずっと前からその存在に気づいていた。
「青ヶ岳からですか」と聞いたら「そうで~す」と大声で答えてくれた。
小屋は小さいが、結構泊まっていたそうだ。

右(北)に延びる源蔵尾根への分岐を通過。
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正面に檜洞丸(1601m)が迫る。
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左手の堂々たる山容は、同角ノ頭(1491m)。
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檜洞丸への登りは300mもある。でも明るくて気持ちがいい。
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それに登るにつれて見晴らしもよくなる。
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手前右が臼ヶ岳、左に蛭ヶ岳(1673m)、中央奥が棚沢ノ頭。

頂上が近くなると、バイケイソウの若葉が咲き乱れている。
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空もめちゃめちゃ青い。
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左前方に箱根の山々。
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左が神山(1438m)、中央右に金時山(1213m)。

おお、青ヶ岳山荘が見えてきた。思いがけず早く着いてうれしい。
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小屋の前のベンチでダウンを着たおばあさんと、さっき抜かしていった若者が話していた。
「こんにちは~」と声をかけると、「蛭ヶ岳からかい、早かったね~」とのお言葉。
蛭ヶ岳からの所要時間は約2時間50分。コースタイムは3時間20分だから、寄り道もしたし、確かに早かったかもしれない。
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アクエリアスを買おうと、小屋に入ると、おくさんが掃除をしていた。
少々雑談。
昨夜はやはり結構泊まったとのこと。
創業は50年前という。営業許可証を掲げてあるのを見つけて、見てみたら昭和39年。本当に50周年だった。
皇太子も吉永小百合も来たことがあるという。
皇太子の写真はあったが、吉永小百合はなかった。17、18歳の頃、プライベートで来たらしい。
そこにいるダウンのおばあさんが母とのこと。年齢を聞くと、「年を言うと怒るのよ」と声をひそめた。
「今度は泊まりで来ます」と伝えて、外に出る。
出発して「あ、青ヶ岳という名前の由来を聞くのを忘れた」と舌打ち。
でも、帰宅してググってみると、檜洞丸の別名が「青ヶ岳」と言うのだそうだ。
この辺に生息するカモシカのことを「アオ」と呼んだことにちなむとか、遠くから眺めると原生林に覆われた山体が青く見えるため、など諸説あるそうだ。

丸太の断面に「檜洞丸」の文字が。
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地形図にはここから山頂まで、標高差が50mほどあるように書いてあったが、実は頂上直下にあって、3分ほどで頂上に着いてしまった。
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過去に2度ここに来ているが、小屋は頂上からは見えない。
距離にしてほんの50m思い切って下ってみたら、小屋が見えたのに。そうすれば、「なんだ、すぐそこだから行ってみよう」ということになったに違いない。
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それにしても、檜洞丸は去年の2月から1年半の間に実に3回目。
おかげでこのあたりの道はみんなマーカーされてしまった。

頂上からは富士山がくっきりと望める。左は愛鷹連山。
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ヤマザクラの向こうに白峰三山。
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ずんぐりした大室山(1588m)。
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安全登山を祈願して、前進。
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ここからの下りは、富士山が正面に見える絶景の道。
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白峰三山もうっすらと見える。
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手前から畦ヶ丸(1293m)、御正体山(1682m)、そして奥に南アの聖、赤石、荒川。
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テシロノ頭(1491m)の向こうに不老山(928m)、そして愛鷹連山(1504m)。
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まもなく、バイケイソウの芽吹く木道に入る。
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前回通った時は雪の上だったので新鮮。

ツツジ新道を右に分けて、石棚山稜を直進。
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この先も富士山がお友達。
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新緑の季節は本当にいい。
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桜もきれいだ。
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同角山稜への分岐もバイケイソウでいっぱい。
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ここで左に折れて、ユーシンに向かう。
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ここからは再び、未知の道だ。

バイケイソウの群落を過ぎると、フキのような植物が出現。
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面白い棲み分けだ。

まずは同角ノ頭を目指す。それまで二つほどこぶを越えないといけない。
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なかなかピラミダルで端正な山だ。

新緑の中のすがすがしい道。
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中ノ沢乗越を通過。
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荒れた階段の登り。
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標高差で160mほど登る。

石棚山稜の向こうにまた富士山が姿を現した。
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倒れかかった木道の脇をすりぬける。
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おお、蛭ヶ岳も間近に。
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そして、やっぱり富士山。
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文句のつけようがない。

頂上まではあと一息。
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これは何という花だろうか。
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9:23、登頂。
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小腹がすいたので、ベンチに横になって、あんパンを食べる。
今日は天気もよく、実に気持ちいい。

(つづく)

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