山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

丹沢縦走(3)

【2014年5月10日(土)】丹沢縦走
棚沢ノ頭を通過して、鬼ヶ岩ノ頭(1608m)に向かう。
正面には丹沢主脈の姫次(1433m)あたりのなだらかな稜線が見える。
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これは、その右端に見える黍殻山(1273m)のアップ。
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右手前方にはさっき歩いてきた丹沢三峰。
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鬼ヶ岩ノ頭を通過して、振り返る。
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正面には鬼の角のような「鬼ヶ岩」。右奥に蛭ヶ岳(1673m)。
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ただし、この角度では、よく分からない。

この先は急な岩場を下る。
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少し下ると、さっきの岩がやっと角のように見える。
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斜面には、コイワザクラが咲いていた。
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あと、あれだけ登れば、今日はおしまい。
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鬼ヶ岩ノ頭の全体像。
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熊木沢の谷と右奥に檜岳(ひのきだっか、1167m)。
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蛭ヶ岳山頂が近づいてきた。
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振り返ると、今歩いてきた鬼ヶ岩ノ頭から棚沢ノ頭、不動ノ峰へと続く稜線。
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南東には、塔ノ岳(1491m)の山頂にある尊仏山荘が見える。
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そこから南西に延びる鍋割山稜。
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16時前に山頂へ到着。
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かなり人がいる。
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ひと通り、眺望の写真を撮り終えてから、チェックイン。
今夜は結構混み合っている。単独の人には部屋の用意がないので、食事が終わってから食堂を解放するとのこと。
布団を敷くのは、それからなので、しばらく横になって休むこともできない。

仕方ないので、外に出て、見晴らしのいいベンチに腰掛けて本日の山行メモを付ける。
それも5時過ぎには終了。
5:40の夕食開始まで居場所がないので、自炊室で着替えを済まし、しばらく時間をつぶす。
外のテラスでは年寄りがずっと飲み続けており、管を巻いている。
そのうち、遅く来たカップルが自炊のために入ってきたので、少々会話。
彼らはヤビツ峠から延々歩いてきたらしい。
とはいえ、コースタイムは7時間なので、それほどでもないか。

私は2011年のクリスマスにここに泊まった経験があるので知っているが、蛭ヶ岳山荘の夕食はレトルトカレー(御飯はおかわり自由)である。

いよいよ食事タイム。
銘柄は「銀座カリー中辛」というやつだ。
受付の隣に山積みにされていた。
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誰かが「マンガ本かと思った」と言っていた。確かに似ている。

食事前に食事ルールなどの簡単な説明があった。
ごはんは自分でよそえるので、山盛りにはしなかった。
同じテーブルには、単独男性と小さな男の子を連れたお父さんと4人だったが、とくに会話する雰囲気にならず。
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レトルトにしてはまあまあの味だった。

食後はもう一度、夕日の撮影にいそしむ。
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みんなも外に出てきた。

後から2列目の右端に三ツ峠山(1785m)。
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幾重にも連なる山並みが美しい。

小金沢連嶺の向こうに八ヶ岳のシルエット。
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甲斐駒の右に夕日が輝く。
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富士山との距離感。
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太陽は鋸岳(2685m)に沈んでいく。
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18:35、日没。
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日没後の富士山。
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まだ十分、残雪がある。

さて、小屋に戻ったが、消灯時間の8時まで私の場所が与えられないのでので、食堂に備え付けの写真集などを見て時間をつぶす。
植物の写真もファイルされており、いくつか名前の分からない花を確認することができた。

ひとり酒に酔った青年がいて、高齢者にすごくなれなれしい言葉をかけていたのが、とても気になった。山の上は回りやすいので、ご注意。

8時10分前に食堂でだんらんしている人に解散命令が下り、やっとわれわれ(8人ほどか)の布団が敷かれた。
で、8時ぴったりに消灯。
食堂で寝る人がいる場合は、食堂を明け渡す時間をもう少し早めてもいいのではと感じた。
しかも翌日は、朝食のため、また食堂を使うから、4時に起こされるのである。
そのくらいには起きるつもりだから、それはいいんだけど、やはり不公平感は否めない。

耳栓をして就寝。寝付きはわりとよかった。
ここで初日の行程を書き留めておく。

【行程】2014年5月10日(土)
新所沢=本厚木(6:55)=三叉路(7:40準備7:52)~登山口(7:59)~御殿森ノ頭(8:46)~高畑山(9:24雉打ち9:31)~松小屋ノ頭(10:20)(休憩2回計12分)~~本間ノ頭(11:46昼食11:59)~太礼ノ頭(12:49)~丹沢山(13:35撮影・休憩14:08)~棚沢ノ頭(15:09)~蛭ヶ岳(15:58)
※所要時間:8時間6分(歩行時間:6時間56分)コースタイム:7時間45分
※登った山:13座(うち新規8座:御殿森ノ頭、高畑山、松小屋ノ頭、本間ノ頭、無名ノ頭、円山木ノ頭、太礼ノ頭、瀬戸沢ノ頭)
※歩行距離:13.8km

夜中に目が覚めたのは11時と3時。
3:45に起こされる前に起きて、自炊室に移動。湯を沸かす。
ここの朝食は佃煮とたくあん、梅干しなどだけで、いわゆるおかずというものがない。
さすがにそんなもんに1000円も出すのは、いやだったから、今回は夕食のみの宿泊にしたのだ。

こちらのメニューはアルファ米とフリーズドライのチキンカレー。
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あれ、昨夜もカレーだったぞ。失敗した。親子丼にすればよかった。
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起き抜けで食べる量としては少々多かったが、これも仕方ない。

食べ終わった後は、御来光。
水平線近くはかすんでいたが、4:34、太陽はかなり下からいきなり出てきた。
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左下は宮ヶ瀬湖。

赤い輪が神秘的だ。
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全部出たのを確認して、西へ場所を移し、富士山や南アルプスのモルゲンロートを撮影。
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白峰三山。
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江の島と三浦半島。
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小田原市街と真鶴半島。
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南アルプス遠望。
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大室山(1588m)。
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4:50出発。これまで山小屋泊では一番早い出発ができた。
まずは蛭ヶ岳の下り。
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これから向かう檜洞丸(1601m)にも日が当たってきた。
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手前から今倉山(1470m)、三ツ峠山、白峰三山。
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御正体山(1682m)の奥に、荒川岳(右、3141m)と赤石岳(左、3120m)。
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はるかに奥多摩の山々。
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熊木沢と右手前が臼ヶ岳(1460m)。頂上に日が差しているのは、同角ノ頭(1491m)。
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昨夜、小屋番の人が注意していたが、早朝はまだ体が寝ているので、この下りは十分注意してとのことだった。
標高差約300mを一気に下る。十分注意した。
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下りの途中でダウンからウインドシェルに着替える。

これから通過するミカゲ沢ノ頭(1421m)を見下ろす。
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こちらは臼ヶ岳。
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影蛭ヶ岳と檜洞丸、そして富士山。お見事。
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距離にして500mほど下って、蛭ヶ岳を振り返る。
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後発隊の姿が2人見えた。

さらに下ると、クサリ場がいくつか。
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下りきったあたりに、真新しい供養の花が。
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手を合わせて通過する。
帰宅後、ネットで検索してみると、山本勉さんは横浜市の会社員(当時53歳)で、2011年4月30日、トレランのトレーニング中にこの付近で足を踏み外し、150mほど転落してしまったのだという。
おそらく、命日の近辺に慰霊登山を遺族がされたのであろう。改めて南無阿弥陀仏。

ミカゲ沢ノ頭への登り。
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50mほど登り返す。

頂上付近。山名標は見当たらず。
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ちょうど5:30に頂上を通過して、目の前が開ける。
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そして、やっと私自身にも日が当たった。
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花や葉っぱも色彩を取り戻してきた。
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臼ヶ岳へはだらだらと60mくらい下り、今度は100mほど登り返す。
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臼ヶ岳頂上への分岐の道標に「臼ヶ岳」とあるが、真の頂上へ向かう。
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ほとんど登らないなだらかな道。
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本当の頂上は植生保護柵のため入れないが、そのあたりを撮影して、「登った山」と認定する。
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山頂からは箱根方面が望めた。
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蛭ヶ岳のシルエット。
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ヤマザクラも朝日に輝いている。
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分岐まで戻ると、後発隊の1人と思われる人が分岐のベンチにザックを下ろしていた。
挨拶をしたが、私は臼ヶ岳南尾根から上がってきたのかと思われただろうか。

(つづく)

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