山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

二子山(上)

【2014年5月6日】二子山
GWの最終日。前日のこどもの日は一時雨の予報だったので自宅で大人しくしていたが、この日は曇のち晴れの予報。
とくに秩父地方は前夜の段階で6時から12時まで雲のない晴れマーク。
行くしかない。
行き先は秩父の二子山と決めた。

4:40起床。外を覗くとまだ厚い雲がたれ込めている。
でも予報の「午前中は晴れ」を信じて、5:21に出発。
高速は使わず、国道299号を行く。
それにしても、なかなか晴れ間が見えない。
武甲山(1304m)にも雲がかかっている。
ただ、ラジオの天気予報は「日中晴れ間がある」と言っている。
眠くなってきたし、少し待った方が天気も回復しそうなので、小鹿野町のつぶれたパチンコ屋の駐車場で7時から仮眠をとった。

40分ほどで目が覚めたので出発。
しばらく進むと正面に二子山が見えてきた。
DSC_4012.jpg
東岳には雲がからんでいるが、西岳ははっきり見える。
これはラッキー! とばかりに車を走らせた。

路線バスの終点坂本を過ぎて、志賀坂峠の登りにかかる。
民宿登人が分岐の目印。8:10に到着。
CIMG0016.jpg

すぐ先の林道入口にはすでに10台近くが路駐していた。
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ここまでの距離は84km。仮眠時間を除くと2時間10分ほどだった。

ずっとトイレをどうしようと思っていたが、おあつらえ向きにバイオトイレがあった。
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先に着いた家族連れのお父さんが出てくるのを待って入る。
今日も事なきを得た。

軽く体操をして、8:30に出発。すぐ登山道だ。ここは標高620m。
DSC_4016_20140509213305b11.jpg

しばらく沢に沿って、植林の道。
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右手に仁平沢。
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なんの花かな。
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結構な急坂なので少し暑くなってきた。
ウインドシェルを脱いでいる間に、単独の男性に抜かれた。
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地面には様々な若葉が萌えだしている。
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どんどん沢を詰めていくと、先行していたさっきの家族連れに追いついた。
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そのまま追い抜かせてもらう。

まだ標高750mほどしかないのに雪渓が残っていてびっくり。
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やはり今年の大雪はすごかったのだ。

でも春の花も芽吹いている。
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天気は曇でも若葉は透き通っている。
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東岳と西岳の鞍部、股峠に近くなると、ニリンソウが咲き誇っていた。
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まだ花びらが開ききっていないが、それがまた可憐だ。

9:13に股峠に到着。
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登山地図のコースタイムは1時間20分になっているが、45分かからなかった。
これは地図の方がおかしい。

先に東岳(1122m)に登る予定だが、ここには西岳登山の案内と注意喚起をする看板が立っていた。
DSC_4059.jpg
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なかなか歯ごたえがありそうだ。

さて、峠を右折して東岳へ。
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振り返ると、西岳のローソク岩のシルエットが木々を透かして見える。
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海ボーズのようだ。

東岳も岩場が出現してきた。
DSC_4067_20140509213112715.jpg
すべて石灰岩だ。

何度も振り返ってしまう。
DSC_4068_201405092130455d1.jpg

じぇじぇ、ガスが出てきた。
DSC_4072.jpg
晴れるんじゃなかったのかい!
気まぐれのガスであることを祈って、東岳に専念する。

左手には、群馬県側の眺め。
DSC_4071.jpg
春まだ淡い感じだ。

東岳もガスに巻かれてきた。
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しかし、それどころではない事態が。
クサリ場なのだが、普通のとは違い。一部足がかりないため、岩壁に金属の足場が打ってある。
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ちょっとおおげさだが、まるで宙の上を歩くが如きである。
さすがにこの難所で首から地図やカメラをぶらぶら提げて登るわけにはいかず、地図はしまい、カメラは首から肩に通して固定した。

ほんで数㍍ほど、岩壁をへつる感じで登る。
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くさりがしっかりしているとは言え、あそこに足をかけて進むのは、かなり恐ろしい。
もし足を滑らせたら、よくて宙ぶらりん。まかり間違えば、奈落の底に転落である。

もちろん、こうしてブログを書いているということは無事だったわけだが、いやあ怖かった。
さっきの家族連れはここを通過できるだろうか。

横に通過した後は垂直な壁。
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初心者にはかなり厳しいコースだ。

難所を通過すると、岩の稜線歩き。
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眼下に桜が満開。
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あとはそう難しいこともなく、股峠からはちょうど30分で頂上に到着。
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頂上にはさっき抜かれた単独男性がいて、「緊張しましたね」と声をかける。
「こんなえぐいところとは思いませんでした」とあちらも驚いた様子。
こちらはイスを出して腰を下ろし、しばし雑談。
「連休は他にもどこかへ?」
「いえ、山はここだけ。秩父の札所が今年ご開帳なので、昨日行ってきました」
「昨日天気はどうでした?」
「曇ですこし小雨が降った程度ですよ」
この前、奥秩父から下山してきて、西武秩父駅がめちゃ混みだったことを思い出し、
「秩父って、なしてあんなに混んでるんですかね。そんなに大した観光地でしたっけ」
「近いですからね。行きやすいんですよ」
という彼は熊谷から来ていた。熊谷からなら秩父鉄道で1本だ。
なんて話しているうちに小雨が落ちてきた。
じぇじぇ、ガスだけならまだしも、よりによって雨かい!
石灰岩の山だけに、濡れると岩場が滑りやすくなる。
より慎重に下らなければ。

お兄さんが西岳の様子を聞いてきたので、私も初めてなのだが、さっきの看板で見た一般コースと上級コースについて説明。
一般の人でも頂上に行けると知って、先に下って行った。
こちらも新たに3人組が登ってきたのを潮に出発。
DSC_4088.jpg
しばらくガスが晴れるのを待とうかとも思ったが、待てる性格でもないし。

下りはスリップが心配だったが、さっきの難所も登りの時ほど怖くなかった。
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慣れとは恐ろしいものだ。ここの写真はみな下りの時に撮ったものだ。
登りの時はそんな余裕はなかった。

岩場に咲く花。
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股峠近くまで下ると、軽装というか初心者っぽい4人組が登ってきた。
女子も混じっている。大丈夫かと心配になる。

そして頂上から20分ちょっとで股峠に到着。
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(つづく)
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コメント

バイオトイレ

はじめまして、バイオトイレ良いですね。ご紹介させて下さい。

Re: バイオトイレ

いらっしゃいませ。どうぞ、ご紹介ください。

  • 2014/05/15(木) 07:20:37 |
  • URL |
  • かたこりまさかり #-
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