山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

釈迦ヶ岳(下)

【2014年4月12日(土)】釈迦ヶ岳
12時前に釈迦ヶ岳(1641m)の頂上に着いた。
地蔵と富士山。
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標柱。
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我々の昼食を狙うカラス。
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頂上には南アルプスをスケッチしている単独男性と、焼き肉をしている中高年カップル(会話のテンションの高さからして夫婦ではなさそう)がいた。
焼き肉カップルの女性は「このお肉おいし~」「とろける~」とかなり通る声で話している。
男も「山の上で焼き肉する人なんていないよね」と誰に聞かせるつもりなのか、自慢気。
私も八ヶ岳の阿弥陀と矢倉岳で焼き肉はしたことがあるし、それほどめずらしくないんじゃない?と心の中で毒づく。
こちらは地味にコンビニおにぎりで、さっさと済ます。

後から中高年カップルがまた到着したが、こちらはご夫婦らしい。
奥さんが節刀ヶ岳を差して「春日山かなあ」とつぶやいたが、あえて口は挟まなかった。旦那さんが「そうだね」と答えていたからだ。恥をかかせてはいけない。

いずれにしろ眺望は満喫。30分弱ほどの滞在で出発する。
前方にまるくそびえるのは黒岳。
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本日はあそまでは行かない。

眼下に広がる猫の背中のような稜線が府駒山(1562m)。
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下りもかなりの急坂。
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途中、左手の谷を横断するリニア試験線が見えた。
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本日初めて稜線で見つけた残雪。
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府駒山は12:48に通過。
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とくに眺望なし。
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木々を透かして見える釈迦ヶ岳くらい。

しばらく便意を我慢していたが、かなり苦しくなってきたので、尾根の支脈を少し下って適地を見つけて、雉打ち。
ティッシュを忘れてきたが、ウエットティッシュがあったので代用。これがあってよかった。

この先、日向坂峠までは快適な冬枯れの道だ。
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蕪入沢上芦川林道に出ると、そこが日向坂峠。標高は約1450m。
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ここは釈迦ヶ岳や黒岳の基点にもなっている。
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林道は舗装されており、車がここまで上がって来られるようだ。
雪はほとんど解けている。
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舗装の下りは長くなると腰や足裏に来るが、我慢して歩く。

途中、御坂山塊の新道峠に通じる林道との分岐を通過。
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あちらは雪がまだかなり積もっており、冬季通行止めのまま。
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峠から20分ちょっとで、すずらん群生地の大駐車場に到着。
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上から覗き込むと、きれいに遊歩道が整備されている。
ただ、まだすずらんの季節には随分早いので、時間節約のため通過。

さらに延々、舗装道路を下る。
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何台も車が登ってきては、新道峠入口もしくは日向坂峠のゲートで引き返してくる。

上芦川側の釈迦ヶ岳登山口についたのは午後2時すぎ。
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峠から1時間近くかかった。
ここは標高1125mだから、300m以上も下ってしまった。

今回はここからまた釈迦ヶ岳直下の峠(標高1480m)まで、標高差で350mも登らなければならない。
車の置いてある神社まで行くには、そうする必要がある。
すでに4時間以上歩いている身にはつらいが、仕方ない。
自分で設定した8の字コースなのだから。

登山口からの舗装の登りがすごい。完全な直登。
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ゆっくりゆっくり登り、25分ほどで林道が尽きた。
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ここからが登山道。ここに駐車スペースがあるが車はなかった。
下の道路に駐めている人とすれ違うことになったら、こんな時間に登っているなんて恥ずかしいなあと思ったが、会わずに済んだ。
その人はピストンではなく、日向坂峠経由の周回コースだったのかもしれない。

登山ポストがあったが、さすがに今回は入れなかった。
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一応中を覗いてみると、去年の5月3日の登山届が入っていた。
たぶん長いことこの近辺で遭難事故がなく、点検する必要がなかったということなのだろうが、定期的に回収した方がいいのではないだろうか。

この先はわりと道が不明瞭で、赤テープを見逃さないように登る。
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傾斜もかなりきつく、とうとう途中の石に腰を下ろして休んでしまった。

それでもコースタイム55分のところ50分かからずに登り切った。
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ただこの「上芦川15分」は誤解を招く。
上芦川のバス停までは1時間20分かかるし、登山口の入口まででも30分かかる。
登山ポストのあるところまでという意味で15分なのだろうが、それなら親切に「上芦川登山口」と書くべきだ。
こういう道標は地域の人が作るのだろうが、初めて来る人の身になって考えないといけないと思う。

ここは3時間半前に通過した場所だ、8の字の交差する部分である。
ほんのわずか登ったところに、檜峯神社方面に下る道がある。
看板に初心者は別のコースへと誘導があったように、かなりの急坂で道も不明瞭。
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延々、手すりとルート表示の意味でロープが渡してある。
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あまりに急なので、落ち葉もすべるし、北斜面なので雪も残っている。
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ゆっくり慎重に下る。

道沿いには、こんな手書きの小さな木の看板がたくさん吊るされていた。
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下るにつれ、残雪が多くなる。
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それにしても、とんでもない傾斜だ。
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こんな急斜面にも炭焼き窯の跡があった。
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標高1250mより低くなると、傾斜も比較的ゆるくなり、暗い植林の道となる。
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そして3時半。やっと神社の参道に出た。
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ゆっくり下ってきたので足や腰に負担にならず、それほど疲れないで済んだ。
しかし途中で雪渓をトラバースするところなどを含め全体的に道が明瞭で、このコースは点線にした方がいいのではと思ったほどだ。

ここから神社まで10分ほど参道を登る。
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行く前に参拝できなかったので、帰りに無事下山のお礼参り。
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脇から入って、正面から出ると、なんと鳥居の前にトビス峠への道標があった。
私は最初から道を間違っていたのだ。
やはり最初に参拝すべきだった。あの団体に釣られたのがいけなかった。
彼らはまっすぐ釈迦ヶ岳に登ったのだろう。

反省しつつ、薬王水と呼ばれる湧き水で喉を潤す。
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とにもかくにも、これにて本日の山行は終了。
帰りは車から、参道沿いのあれこれを撮影しながら下る。
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実は、山梨はこのころが桜の満開を迎えていた。
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さて帰りのお風呂だが、道路地図帳をみると、すぐ近くに「ももの里温泉」というのがあるのを発見。そこに行くことにする。
入る道を1本間違えて、桃の農園のある地域にたりに入ったので、せっかくなので撮影。
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お風呂は620円。2日分の汗を流した。
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帰りは小仏トンネルで11kmほど渋滞したが、19:20には帰宅できた。

【2014年4月12日】釈迦ヶ岳
檜峯神社(9:42)~トビス峠(10:09)~神座山(10:43撮影10:51)~檜峯神社分岐(11:06)~上芦川分岐(11:29)~釈迦ヶ岳(11:59撮影・昼食12:25)~府駒山(12:48)~日向坂峠(13:11)~すすらん群生地駐車場(13:34)~釈迦ヶ岳登山口(14:04)~上芦川分岐(14:51)~檜峯2号橋(15:30)~檜峯神社(15:37撮影15:46)
※所要時間:6時間4分(歩行時間:5時間半)、コースタイム:6時間45分
※登った山:3座(神座山、釈迦ヶ岳、府駒山)
※歩いた距離:12.5km
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