山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

菜畑山・朝日山

【2013年12月23日(月)】菜畑山・朝日山
前日は奥多摩の御前山・大岳山に登った。
今日は初めて道志の山に足を踏み入れる。
予定としては、道志村の旅館日野出屋あたりから菜畑山に登り、朝日山、赤鞍ヶ岳を経て、大栗に下りて戻ってくる周回コース。
5時に起床、車で自宅を5:27に出発した。

車中、ラジオの天気予報で南の方ほど曇り始めるのが早いと聞き、あせる。
昨日は晴の予報だったはずだが。
夜が明けてきて、丹沢や道志の方がすでに曇っているのが見える。
あちゃあ、来る方向を間違えたかと心がざわついた。

しかし、地図は目的地の分しか持ってきていない。行くしかない。
国道413号を山梨県に入ってすぐのところに公衆トイレがあり、排便。
いい場所にあった。
里にも雪が降ったようで、除雪した雪が国道の脇に残っていた。

道志村役場に車を駐めようと思っていたが、「来庁者専用」という標識を見て、おじけづき、日野出屋のある和出村バス停まで車の置き場所を探しながら行くが、適当な場所がないまま着いてしまう。
バス停の横に、なにも規制のない駐車場があって、一旦は駐めたが、目の前の商店から客が出てくるのを見て、やはりやめる。お店の駐車場かもしれない。

結局役場に戻って駐車。7:15着。自宅からの距離は73km。
結局30分近くロスしてしまった。
目の前の消防署のシャッターが開いていたので、車の回りでぐずぐずしていると何か言われかねないと思い、ザックの準備は車中で。
靴はひもを締めずに履いて、すぐ出発。7:28。
少し歩いたところでカメラを取り出す。
そんなこそこそした出発になった。

国道を和出村まで歩く。
DSC_6763_201403052118179de.jpg
DSC_6764.jpg
DSC_6768_2014030521182302c.jpg
DSC_6775_20140305211828b7d.jpg
沿道にあるものを一応撮影しておく。

20分ほど歩いて、登山口のある再び和出村に着く。
DSC_6779.jpg
ここは道志の湯への入口でもある。

目の前には日野出屋がある。
DSC_6784.jpg
ここで標高は約620m。

登山地図だと登山道への入り口がよく分からなかったが、地形図で見ると一目瞭然だった。
DSC_6786_20140305211751b61.jpg
国道から少し入ったところでダウンをゴアに着替え、靴のひもを締め直す。

高台からは加入道山(1418m)が間近に見える。
DSC_6791_20140305211753cdd.jpg
しかし空が暗い。

目指す菜畑山(1283m)はあれ。標高差は600m以上ある。
DSC_6792.jpg

集落を離れて、ここから登山道。
DSC_6794.jpg
もう、雪化粧している。

しばらく林道歩き。
DSC_6796.jpg

鳥獣防護柵を抜けて、植林の道。
DSC_6799_20140305211724791.jpg
枝が大量に落ちており、あまりいい道ではない。

標高800mあたりから雪が残り出す。
DSC_6801_20140305211727f7d.jpg
DSC_6803_20140305211730a96.jpg

尾根に出ると多少明るくなった。
DSC_6808.jpg

標高900mの鉄塔に出ると展望が一気に開ける。
DSC_6810.jpg

道志川の谷を見下ろす。
DSC_6813.jpg

なんとその向こうに都心の高層ビル群。
DSC_6814_2014030521164046f.jpg
思いもかけなかった。

大室山(1588m)にはもう雲がかかり始めた、
DSC_6815.jpg

たぶん鳥ノ胸山(1208m)。
DSC_6816.jpg

右は畦ヶ丸(1293m)か。
DSC_6812_20140305211636dae.jpg
今ひとつ自信がない。

この先はそのまま尾根を進むつもりだったが、トラバースする道に知らぬ間に入ってしまい、仕方ないので、遠回りだが林道を歩くことにする。
DSC_6821_20140305211609075.jpg
DSC_6826_20140305211612c8b.jpg
林道に出て、直登の道と合流したところで、チェーンを履く。
地形図にはさらに直登路があるはずだが、入口が見つからなかったので、そのまま林道を行く。随分遠回りだが、勾配が緩いのでありがたい。

林道の終点。ここから直登。あと標高差250mほど。
DSC_6830_20140305211614695.jpg
DSC_6832_20140305211617848.jpg

これが意外に長く、頂上まで30分近くかかってしまった。
DSC_6846_20140305211544295.jpg
現在9:39なので、和出村からは2時間弱かかった。

東屋があるので、そこでしばし休憩。ダウンを着込む。
DSC_6850_20140305211548a0f.jpg

正面に見える丹沢の山頂部はすっかり雲に隠れてしまった。
DSC_6845_201403052115422de.jpg

しかし都心方面はよく見える。
DSC_6847_20140305211546322.jpg
スカイツリーも確認できた。

眼下には白く雪化粧した道志渓谷。
DSC_6841.jpg

さて、出発と思って歩き始めたら、かなりの積雪。
乾いた雪で、20cmほど積もっている。
あわてて、東屋に戻って、スパッツを装着。勢いよく下る。
ありがたいことにトレースがあった。
DSC_6851_20140305211509e67.jpg

ブドウ岩ノ頭(1224m)までは200m下って150m登り返す道。
左がブドウ岩ノ頭だろう。
DSC_6857.jpg

赤いペンキやテープがしっかりしていて、道は間違えようがない。
DSC_6859.jpg

右手に丹沢の山々。
DSC_6861_2014030521151679a.jpg

あちらは、これから歩く道志山塊。
DSC_6863.jpg
頂上にガスが出ている。やばい。

菜畑山から45分でブドウ岩ノ頭に到着。
DSC_6877_20140305211419a26.jpg
コースタイムより15分早かった。

この山名板は本当のピークに掛けられているわけではないので、若干ヤブをこいで、ピークに足跡を残す。
DSC_6873.jpg
このあたりだろう。

戻ってみると、さっきの山名板の裏が見えて、女性の名前がたくさん書いてあった。
明治大学ハイキング部20期の方々のようだが、何年前のものだろうか。
DSC_6875.jpg
さて、次は朝日山(1299m)まで、かなりのアップダウンがある。
主なピークは3つだが、そのうち2つに名前が付いているのがありがたい。

5分ほど下った鞍部が本坂峠。
DSC_6880_20140305211421f58.jpg

なんと、ここから先はトレースがない。
DSC_6881_20140305211423ca3.jpg
今季初のラッセルとなる。

ただ、雪質と雪の深さがちょうどよく、急坂だが、自分の歩幅で階段のように登れるので案外楽だ。
DSC_6884_20140305211343f4a.jpg
とは言え、あまりに長いと当然疲れる。

二つ目のピーク岩戸ノ峰(1288m)は11:26通過。
DSC_6890_2014030521134591c.jpg
DSC_6891.jpg
休む場所もないので、この先平らな道を歩きながら休む。
ただ、平地はそれなりに埋まるので、結構エネルギーを消耗する。

岩殿山の登りはかなりしんどく、何度も立ち止まって休んだ。
雪が岩戸ノ峰より深く、時々膝まで達した。
岩戸ノ峰から30分かかって、岩殿山(約1285m)に到着。
DSC_6903.jpg
ここには山名板はなかった。

シカが目の前を横断、その後、猟犬が3匹吠えながら追い掛けていったが、狩人は現れなかった。
DSC_6905.jpg
うまく撮れなかったが、シカの白いお尻が分かるだろうか。

そして猟犬。
DSC_6910_201403052113516c2.jpg
こんなのが吠えながら向かってきたが恐ろしいが、猟犬はよくしつけられているので、絶対人は咬まない。

考えてみれば、トレースのない道でも、動物の足跡は無数にある。
ウサギやシカ、イノシシらしきものもある。
しかし、これらと会うことはほとんどない。
彼らは主に夜、活動しているのだろうか。

それから5分ほどで、朝日山に到着。12:17。眺望なし。
DSC_6915_20140305211301b71.jpg

ここには赤鞍ヶ岳という標識が出ている。
地形図もそうなのだが、登山地図は「朝日山(赤鞍ヶ岳)」との表記になっている。
ここから1時間ほど東の山も「赤鞍ヶ岳」であり、まぎらわしい。
山村正光氏は著書「富士を眺める山歩き」(毎日新聞社)の中で、「朝日山が正しい。大正14年に改訂された陸地測量部の地図に初めてそう書かれたのが混同されるようになった元凶だ」という趣旨のことを書いているので、氏に従う。
DSC_6916.jpg
しかし、朝日山という山名板が全くないのも淋しい。

とにかくここでお昼にする。かなりの積雪があるので、1m四方ほど、雪を踏み固め、場所を確保。
前日の奥多摩で、寒さのため、おにぎりが固くなってしまったので、この日はちゃんとガスストーブも用意してきた。
メニューはカップ麺。ちゃんぽんだ。
いなり握り1個はダウンの中に入れて保温しておいたつもりだが、結構冷えていた。

ダウンを着ていると寒くないが、足が雪に濡れて冷たい。
まわりはうっすらガス。
DSC_6914.jpg
地図を見ると、赤鞍ヶ岳まではそれほどきついアップダウンはなく、コースタイムも50分。時間的にも行けそうな気がしたが、棚ノ入山(1117m)から別コースでこの先の稜線を歩くこともできそうなので、だぶりのないよう、今回はここから下ることにする。
そう決断し、30分ほどで出発。

この先は棚ノ入山から来た人のトレースがある。
この人も道志村役場方面に下りた。
DSC_6923.jpg

雪のあるところは軽快に下ったが、南斜面なので下りるに従い、土が出てくる。
DSC_6924.jpg
土は霜で滑りそうなので、なるべく雪の中を歩いたが、やむなく土の時は木などにつかまりながら慎重に。
結局転ばないで済んだ。

この道を選んだ理由に、途中、入道山(979m)という小ピークがあったから、ということもある。
この山を残すと、それだけのために来る気にはならないだろうから。
登山道は巻き道だが、トレースは山頂に向かっていた。
DSC_6930_20140305211230c07.jpg

展望なし。でも山名板あり。うれしい。
DSC_6931_20140305211232d31.jpg

そのまま尾根を下る。もう雪もほとんどない。
DSC_6933_20140305211234169.jpg
途中、そのまま尾根を下ってしまいそうな場所があったが、あまりに急傾斜で、おかしいと思って振り返ると右にカーブしている道があった。危なかった。

途中でチェーンとスパッツを脱ぎ、植林の中をひたすら下る。
DSC_6938_20140305211237092.jpg

林道に出ると、雪で靴を洗いながら歩く。
DSC_6940_20140305211239273.jpg

集落が見えたあたりで、一瞬晴れた。
DSC_6945.jpg

2時頃、やっと人里に下りてきた。
DSC_6947.jpg
DSC_6948_20140305211207b27.jpg

で、役場前に到着
DSC_6950.jpg
所沢ナンバーなのに、愛車には特に警告の貼り紙もなく、さっさと乗ってさっさと出発。

前日の登山後、しっかり水を飲まなかったので、今日は随分喉が渇き、アクエリアスが石殿山でなくなってしまった。
カップ麺に使って余ったお湯を、ペットボトルに入れて冷やし、水代わりにして、持ちこたえた。

立ち寄り湯は、道志川温泉「紅椿の湯」。1000円もした。
DSC_6955.jpg

帰りは2時間近くかかった。でも、下山が早かったので、4:50には帰宅できた。
あまり天気には恵まれなかったが、エスケープを決断できたのは、よかった。

【行程】2013年12月23日(月)
道志村役場(7:28)~和出村バス停(7:47)~登山口(8:02)~鉄塔(8:35)~林道終点(9:12)~菜畑山(9:39休憩9:57)~ブドウ岩ノ頭(10:42休憩・撮影10:54)~本坂峠(10:54)~岩戸ノ峰(11:26)~岩殿山(11:59)~朝日山(12:17昼食12:46)~秋山峠(12:52)~入道山(13:21)~林道(13:44)~道志村役場(14:02)

※所要時間:6時間34分(歩行時間:5時間35分)
※登った山:6座(菜畑山、ブドウ岩ノ頭、岩戸ノ峰、岩殿山、朝日山、入道山)
※歩いた距離:11.1km

スポンサーサイト
このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://satsunan226.blog.fc2.com/tb.php/317-358434b2
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
このページのトップへ

FC2Ad

プロフィール

かたこりまさかり

Author:かたこりまさかり
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (4)
北海道の山 (154)
東北の山 (62)
上信越の山 (139)
奥多摩の山 (55)
丹沢の山 (55)
奥秩父の山 (83)
栃木の山 (32)
房総・常陸の山 (9)
奥武蔵・秩父の山 (87)
中央線沿線の山 (96)
富士山周辺の山 (68)
八ヶ岳周辺の山 (54)
南アルプス (100)
史跡歩き (11)
中央アルプス (27)
北アルプス (45)
日本海の山 (8)
関西の山 (30)
四国九州の山 (61)
駅舎の旅 (26)
ドライブ (9)
廃線の旅 (12)
駅から散歩 (17)
乗り鉄 (38)
島の旅 (19)
山村の旅 (7)
超低山 (28)
東海の山 (2)
つぶやき (35)
旧道歩き (29)
伊豆の山 (39)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR