山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

高川山(上)

【2014年1月2日(木):高川山】
3が日は出勤の予定だったのだが、思いの外仕事が進んで、2、3日は急遽休みになった。
天気もいいし、それなら出かけないわけにはいかない。
昨年、近くの九鬼山に登った時、山頂で休んでいたおじさんの話していたことが、ずっと記憶に残っていた。
「こんな日は、高川山は大混雑だろうなあ。あそこは富士山の眺めがすごくいいから」
そうなのか。いつか行かなくては、と思っていて、やっとその時が来たって感じだった。

コースは放射状にたくさんあるが、一番「登った山」を稼げる道を選ぶ。
大月駅からすぐ歩き始め、むすび山に乗って、尾根道を延々と歩くルートだ。

5:25起床し、5:46出発、
玄関を出ると、じぇじぇ。自転車がない。
そうだ、昨日は駅に起きっぱなしにして、とあるところで出かけたのだった。
やむなく徒歩で新所沢駅へ。早めに出たので、目的の電車には間に合った。
新所沢6:11発。
いつもは朝食がパン、昼食がおにぎりだが、冬はおにぎりがぱさぱさになってしまうので、今回は朝をおにぎりにして、電車の中で食べる。
東村山、国分寺、高尾で乗り換え、大月へ。
いずれの電車もガラガラ。とくに中央線が空いているのはめずらしい。
やはりお正月は雰囲気が違う。

車中、車窓から見える山を同定しながら過ごした。
上野原駅から見えるのは御前山、梁川・鳥沢から見えるのは倉岳山、高畑山。
梁川駅の左前方に見えるのは斧窪御前山。
てな感じで、昭文社の地図を片手に忙しい。
大月7:46着。
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商店街はまったく正月の華やかさはなし。
朝早いとは言え、人通りが全然ない。
DSC_7345_201401300738340a6.jpg

いたのはこの方だけ。
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小遊三は大月の出身だ。

大月橋の手前の交差点は、甲州街道と富士山へ行く道の分岐。
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大月橋の正面には、これから登る高川山(976m)が見える。
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その右には鶴ヶ鳥屋山(1374m)
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橋を渡ったら右折。
左手には岩殿山(左、634m)と百蔵山(右、1003m)が見えた。
DSC_7357.jpg

むすび山への登り口は住宅街の中だが、丁寧な道標があって、迷わずにすんだ。
DSC_7361.jpg
「おむすび山」ともいうのかな?

100mほどで登山口。
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ここでダウンをゴアに着替える。

10分ほどで、旧陸軍大月防空監視哨があったむすび山(463m)の山頂に着く。
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これがその遺構。
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もう8時半だが、まだ日が当たらない大月市街。
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北には白谷丸(左)と雁ヶ腹摺山(1874m)。
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南には木々の向こうにちゃんと富士山があった。
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この先しばらくは冬枯れのなだらかな稜線歩き。
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やっぱり、お正月は富士山。
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私はこのくらいの角度で見る富士山が最も形が整っているように思える。

左には鹿留山(1632m)。
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つなげてみると、こんな感じ。
DSC_7386.jpg
左端は御正体山(1682m)。

道はずーっと、こんな調子で実に穏やか。
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513m三角点を9時前に通過。
DSC_7399.jpg
あまりに道が緩やかなので、ちょっと目測を誤った。
とっくに513m地点は過ぎていると思っていた。
このあたりから風が出てきた。時折、音を立てる。

左前方は御正体山の左に二十六夜山や今倉山。
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左後方には菊花山(644m)。
DSC_7415.jpg
まったく見飽きることがない。
まだ、菊花山と御正体には登ったことがない。今年中に行くことになるだろう。
これだけ毎週登っているのに、なかなか山はなくならない。

9:21、峯山通過。標高は584m。
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ここまで来ると、正面に高川山がど~んと迫ってくる。
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下界では、中央道とリニア実験線が交差している。
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9時半に天神峠に下りてきた。
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こんなくっきりした切通になっている。
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昔の生活道路であったことは間違いない。
ここまで誰にも会わなかったが、この先は何人かとすれ違った。

585mピークにわざわざ寄り道。
期待した山名標はなかったが、高川山がくっきり。
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右手には小金沢連嶺が姿を現した。
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この先で杖だけで歩いている人とすれ違う。
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挨拶をしても無視された。

10時、ちょうどいい丸太があったので休憩。
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小腹も空いたので、温かいココアとパンをいただく。

その先から勾配も急になってきて、ロープ場も現れた。
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これを越えると分岐に至る。
左へ少し下った場所に馬頭観音があるように登山地図には書いてあるが、登山地図の微妙な距離感はいい加減なので、かなり歩かないといけないのかもしれない。
ちょっとだけ様子を見てみようと寄り道をしたら、案外すぐ出てきてくれた。
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この道もかつての生活道路だったのだろう。
ここも、こんなにえぐれた切通になっている。
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北の斜面にはまだ雪が残っている。
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終盤は結構急な岩場もある。
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そして、11:07登頂。
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立派な石の山名標があった。

そして富士山のお出迎え。
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あちらは随分風が強そうだ。
そして360度の大パノラマ。
順番に見ていこう。

富士山の左手前に倉見山(1256m)。
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その左奥は鹿留山・杓子山(1598m)。その手前は尾崎山(968m)。

御正体山。
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二十六夜山(1297m)。
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今倉山(1470m)。
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中央が朝日山(1299m)、右奥が大室山(1588m)。
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リニア実験線に貫かれている九鬼山(970m)。
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倉岳山(左、990m)と大桑山。
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馬立山(797m)
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東の全景。
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東から北へ。扇山(1138m)。
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奥の小さな突起が権現岳(1312m)。
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北西に小金沢連嶺。
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その左端が滝子山(1620m)
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左から大谷ヶ丸(1644m)、ハマイバ丸(1752m)、大蔵高丸。
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白いのが白谷丸、右後ろの黒いのが黒岳(1988m)。
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雁ヶ腹摺山(1874m)。
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南西には三ツ峠山(1785m)。
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高川山は大月市秀麗富嶽十二景のうちの11番目である。
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山梨百名山でもある。
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ひととおり写真も撮ったので、お昼にしよう。
あのおじさんが言っていたほどではないけど、みなさんお正月からお盛んなことで、この人出。
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頂上は案外、石がごろごろしていて座りづらい。
DSC_7536.jpg

何とか座れそうな場所を見つけて腰を下ろす。
今日は豚骨カップ麺。テルモスに熱湯を入れてきたので、湯はすぐに沸いた。
山で食べるカップ麺はいつも、ことのほかおいしい。

(つづく)
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