山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

焼岳・西穂独標(4)

【2013年10月4~5日:焼岳、西穂独標】

5日10:18、西穂独標にたどり着いた。
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西正面の笠ヶ岳は残念ながら雲の中。

北正面には威圧するかのようなピラミッドピーク。
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振り返ると、焼岳の雲が消えていた。
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東の霞沢岳も雲が切れてきた。
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南を望む。
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頂上にはさっきの水色の女性がいたので写真を撮ってもらった。
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私のザックを見て、ショートピストンではないと思ったのか、「西穂までですか?」と聞く。
「いえいえ、ここから引き返しますよ。そちらは?」
「怖いんですが、もう少し行ってみようと思います」
おお、果敢だ。

こちらはせまい山頂の平らな石を見つけて腰を下ろし、湯を沸かす。
温かいココアで人心地つく。
いやあ、いずれこの稜線を縦走して奥穂まで行くことになるだろうが、相当な難路であることが予想でき、武者震いがした。

30分近くゆっくり過ごして、下山。
大きなカメラは岩場下りの邪魔になるので、潔くサックにしまって、これからはコンパクトにする。
あれはロープウエーの駅のある山(2156m)。
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こちらは岳沢小屋。
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12峰を見下ろす。
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みんな慎重に登って来る。

帰りに12峰にも登ってみた。
これは笠ヶ岳の南の稜線。
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正面にそそり立つ独標。
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ほとんど岩でできている。

さすがに12峰は「登った山」に数えないことにする。
これをカウントすると、1~12まで全部入れなければならず、さすがにインフレ批判を免れない。

一瞬景色を楽しんですぐ下りる。
またまた振り返って見る独標。
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何度見てもかっこいい。

お向かいの笠ヶ岳は今日はやっぱり見えそうで見えない。
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焼岳から大正池への眺め。
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カラマツの黄葉が美しい。

しつこくてすいません。
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独標とピラミッドピーク。

梓川。
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上高地のホテル群。
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うわあ、天気も回復したせいか続々と登ってくる。
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みんな雨具なので、実にカラフル。

焼岳小屋から今日歩いてきた稜線がすべて見える。
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白い幹が神秘的。
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遠く中央アルプス方面を望む。
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六百山(左)と霞沢岳(右)。
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丸山まで下りてきた。
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独標方面を振り返る。
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3つの尖塔が並ぶ様は本当にギザのピラミッドのようだ。

11時半過ぎ、西穂山荘に到着。
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さっきより随分人口が増えた気がする。

とにかくもうお昼なので、中に入って、名物のラーメンを注文。
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小屋の主人が力入れて作っているように、以前テレビ番組で紹介されていたが、申し訳ないけど、とびきりおいしいというわけではなかった。

食堂スペースにはお土産ものがたくさん。
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西穂高岳のバッジだけでも、こんなにあった。どれでも500円。
自分はどれを買ったか忘れてしまった。

お腹もふくらんだので、12時すぎに出発。
外に出ると、さっき独標で写真を撮ってもらった長身の女性が戻ってきていた。
どこまで行ってきたのか聞いてみたら、次の10峰までだそうだ。
私ももう1つくらい行く余裕はあったのだが、どうせ縦走する際に通るので、今回は見送ったのだった。

さてこれから上高地まで標高差850mの下り。これはきつい。
田代橋までコースタイムは2時間半。こんな長い下りに耐えられるだろうか。
でも下りないと帰れない。

このコースはメインルートなので道標もしっかりしている。
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色も目立って、うるさいくらいだ。

名残の焼岳。
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この後は樹林帯に入るので、上高地までたぶん何も見えない。

山荘から100mくらい下ってきたあたりに、ちょっと平らなところがある。
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ぬかるむのか、丸太が敷き詰められている。
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しかし、それも一瞬であとはまた厳しい下り。
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こんな露岩帯もある。
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隷書体の道標。
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さすがドル箱コース。

50分ほど下ってきたところに水場がある。「宝水」である。
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ほんのわずかな清水である。
水はたっぷりあるので補給せず。

下の方は階段の連続。
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これがジグザグと延々続く。

林床はササになってきた。
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ほとんど休まず下り続け、1時間40分で登山口に到着。
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ひゃ~疲れた。

この先はいきなり一般人の世界。
大勢の観光客、ハイカーが歩いている。
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田代橋もこの賑わい。

橋から見た梓川と明神岳。
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これは清水屋。
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私は上高地ホテルまで行って、そこでタクシーを呼ぶつもりだが、その前に梓川をちょっと遡って、ウエストン碑を見学していくことにする。

川沿いの小径。
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上高地温泉ホテル。
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清水屋ホテル。
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目の前を流れる梓川。
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その向こうに六百山の荒々しい山容。
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そしてウエストン碑。
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小川の向こうの岩肌にレリーフが埋め込まれている。
ウエストンの説明は不要だろう。
このレリーフは日本山岳会が、ウエストンの喜寿を記念して昭和12年に作られたもので、昭和40年にかけ直されたという。

さてここから引き返し、田代橋を渡って、帝国ホテルに向かう。
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裏側から敷地に入る。ちょうど2時だ。
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真っ赤な屋根と丸石の壁が印象的。

正面の景観。
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汚い格好で中に入るのは、ちょっとはばかられた。
何を買うわけでもないし。
もう少しお金持ちになったら泊まってみよう。

外に出ていたレストランのメニュー表を見ると、ケーキセットが1500円だった。
さすがに、ひとりじゃあねえ。

タクシーは上高地に待機していた車がすぐ来た。
運転手さんにいろいろと取材。
上高地は冬になると、ホテルの従業員もすべて里に下りてしまい、無人になってしまうそうだ。
冬山に入る人の拠点は大正池のホテルだけで、もちろんその先は避難小屋かテント。
ゴールデンウイーク前の雪がまだ大量に残っている時期に再開するが、真っ先に訪れるのは台湾の団体だそう。
彼らは雪が見たくて仕方ないのだそうだ。

途中、大正池を通過したあたりでカラマツの黄葉が実に見事で、「ああ、ここまで歩いてきてもよかったなあ」と後悔した次第。

とにかく車が置いてある中の湯上の焼岳登山口まで届けてもらう。
こういう乗り方をする人は他にも結構いるそうだ。
確か3000円くらいだったような。

わが愛車はちゃんとあったので、靴やザックを荷台に放り込み、なにはともあれ中の湯に向かう。
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露天風呂からは穂高が眺められるはずだが、この日はガスで見えず、心穏やかに湯に浸かる。
午後3時半には上がって、出発。

沢渡の廃商店が気に入って、車を止める。
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さて、あとはひたすら所沢へ。運転あるのみ。
途中のSAで寝たりしたかも忘れたが、午後8時には帰宅。

2日目の天気は今いちだったけど、西穂独標も行けたし、焼岳の360度大パノラマも体験できたので、100点に近い山行だった。
2014年は穂高の核心に迫りたい。


【行程】2013年10月18~19日
18日:所沢(5:30)=焼岳登山口(10:00)
焼岳登山口(10:25)~1972m標高点(11:30)~広場(11:47昼食12:16)~鞍部(13:27撮影13:30)~東峰(13:52)~北峰(14:00休憩・撮影14:24)~中尾峠(15:04)~焼岳小屋(15:25)
※所要時間:5時間(歩行時間:4時間4分)=コースタイム3時間40分
※歩いた距離:5.2km

19日:焼岳小屋(6:20)~割谷山下(7:11)~槍見台(7:44)~きぬがさの池(8:30)~西穂高岳焼岳分岐(8:43)~西穂山荘(8:58休憩9:18)~丸山(9:37)~西穂独標(10:18休憩10:45)~丸山(11:21)~西穂山荘(11:34昼食12:01)~宝水(12:41)~登山口(13:32)~ウェストン碑(13:48)~上高地帝国ホテル(14:05)
帝国ホテル=登山口=中の湯(14:38入浴15:35)=所沢(20:00)
※所要時間:7時間45分(歩行時間:6時間31分)=コースタイム8時間50分
※歩いた距離:11.5km
※登った山:4座(焼岳、槍見台、丸山、西穂独標)
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