山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

焼岳・西穂独標(3)

【2013年10月4~5日:焼岳、西穂独標】

4日は焼岳小屋に宿泊。
食事を終えて、20時に消灯。あまり寝付きはよくなかったが、睡眠はとれた。
寒いのでおしっこは我慢して、朝5時に初めて外に出る。
まだ暗いが星は出ていない。

夕べは焼岳も見えて、おぼろ月が出ていたが完全に曇ってしまったか。
気温は3℃くらい。

朝食は6時。
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早く出発したいので、パッキングを済ませて、食卓に臨む。
同宿のご夫婦が下りてきた時には、おおかた食べ終わってしまっていた。

6:20出発。
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曇っているが幸い、焼岳は見える。

暗い登山道に入っていく。
DSC_0814_2014011622231479e.jpg

遠方の山も意外にちゃんと見えた。
DSC_0819_201401162223193d0.jpg

10分ほどで稜線に出ると、小さな池がある。
DSC_0820_20140116222323d07.jpg
無名だが、ちゃんと地形図には載っている池だ。

右手にはしっかり霞沢岳。
DSC_0823_20140116222325a05.jpg
贅沢を言えば、空の色はやはり青がいい。

2159mピークを振り返る。
DSC_0826_201401162222499fa.jpg

もう少し登ると、焼岳も全容を見せてきた。
DSC_0829.jpg

左手、笠ヶ岳は今日は見えない。2800m以上がアウトという雲の高さ。
DSC_0831_201401162222527d9.jpg

道はこのような状況。
DSC_0834_20140116222255aff.jpg

眼下には大正池。
DSC_0836.jpg
DSC_0837.jpg
黄色はカラマツの林。

7時を過ぎたあたりで雨がぽつぽつ落ちてきたので、カメラを一眼レフからコンパクトに交代。
この後、割谷山(2224m)あたりに差し掛かったが、やはり踏み跡も見当たらないし、すごいササやぶでおまけに濡れているので、突入は断念。
「登った山」にもできず、遺憾ながら通過。

このルートは以前、「ずっと樹林帯で退屈だ」と誰かに言われた記憶がある。
CIMG9469.jpg
確かに樹林の中の道だが、ところどころ景色も見えるし、全然不満はない。
歩いている人が少ないのがうれしい。

7:43、2194mピークのわきにある池を通過。
CIMG9472.jpg
地形図にも記載があり、登山地図に「池」とだけ出ている。

初めて登山者とすれ違う。
CIMG9478.jpg
2人ともおばさんだった。

7:52、槍見台(2250m)を通過。
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当然のごとく、槍は見えない。

かすかに丸山らしき山が見えている程度。
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ここから標高差100mほど下り、ゆるやかに100mほど登る。
樹林の中の道で、ぬかるみも所々にある。
CIMG9492.jpg
CIMG9493.jpg

登り切った2242mピークを過ぎると、きぬがさの池が見えてくる。
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植生もなかなか面白い場所だ。

さらに70mほど登ると
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上高地から西穂山荘に続く登山道に合流する。
CIMG9516.jpg
ここからいきなりメジャーな道になり、道標も増える。
しかもハングル表記付きだ。韓国人登山者が多いのだろう。
去年(2013年)は中央アルプスで韓国ツアー客の遭難事故があったなあ。

分岐から西穂山荘までは標高差で60mほど。もうすぐそこだ。
CIMG9519.jpg

あっという間に見えてきた。
CIMG9524.jpg

ここが西穂山荘前のキャンプ指定地。
CIMG9533.jpg

北アルプスで唯一、通年営業している西穂山荘。
CIMG9544.jpg
10時ちょっと前に到着。

小屋の前庭にはベンチコーナーがあるが、雨のため誰も使っていない。
CIMG9536.jpg

とりあえず中に入って休憩させてもらう。
お土産ものがずらりと並び、雨具のまま休憩している人も多い。
CIMG9654.jpg
今朝、上高地から登ってきたか、新穂高ロープウエーで岐阜県側から来た人などだろう。

10分ほど休んで、外に出る。
遠くに雲をからめた八ヶ岳が見える。
CIMG9541.jpg
どうやら雨も上がり、視界が開けてきた気がする。
雨だったら、先に進んでも仕方ないから、西穂独標に行くのは諦めようかと真剣に考えたが、この天気なら行ける。
とにかく北に向かうことにした。

その前に、こちらは岐阜県側。
CIMG9547.jpg

これは大木場ノ辻(2232m)かな。
CIMG9549.jpg
さて、小屋西側の偵察は終了し、改めて出発。

いきなり巨大な露岩帯。
CIMG9554.jpg

しかし、これが格好の展望台だ。
CIMG9557.jpg
西穂山荘や焼岳方面がよく見える。

バシバシ写真を撮っていたら、水色のウエアを着た背の高い若い女性が「晴れましたねえ」と声をかけて抜かしていった。
この人はほぼ空身ではあったが、早い早い。どんどん離されてしまった。

こちらは笠ヶ岳だが、頂上は雲の中。
CIMG9560.jpg

こちらも焼岳とほぼ同じ高さまで来た。
CIMG9565.jpg

前方には西穂の尖塔群が見えてきた。
CIMG9566.jpg
てっきり右端の緑色のピークが独標だと思っていたが、全然違った。

もう降らないと判断して、再びカメラを交代。一眼レフを取り出す。
おお、あの人だかりは新穂高ロープウエー西穂高口駅の展望台だろう。
DSC_0852.jpg

岐阜の山々の連なりもかなりくっきり見えてきた。
DSC_0855.jpg
同定は全くできない。

うわあ、すごいぞ。
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西穂高岳に行くにはあれを全部越えて行かないといけないんだ。

その手前。真ん中の台形のピークが独標(2701m)。
DSC_0857.jpg

谷も黄色く染まっている。
DSC_0858.jpg

こちらは大正池。
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上高地帝国ホテル。
DSC_0869_201401162222088c7.jpg
ものすごい環境にあることが分かる。

目指す稜線。
DSC_0878.jpg
これは晴れていたらすごいだろうなあ。

丸山のニセピーク、ケルン群。
DSC_0879_201401162221336cd.jpg

焼岳の左下は大正池。
DSC_0881.jpg

大正池より下流は雲海になっている。
DSC_0885.jpg

明神岳は雲のヴェール。
DSC_0893_2014011622213913a.jpg

六百山(左)は見えるが、霞沢岳が見えそうで見えない。
DSC_0903.jpg

丸山(2452m)山頂に9:37到着。
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山荘から20分ほどだった。

さてハイマツ帯の急登にかかる。
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振り返って見る焼岳と大正池方面。
DSC_0929.jpg
晴れてなくても、これはこれで風情がある。

丸山を見下ろす。
DSC_0934_20140116222106e43.jpg

本日歩いてきた稜線(左)
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なんだか空気が透き通ってきた気がする。
DSC_0940_20140116222033eea.jpg

登山者がかなり多いと見えて、道もしっかり整備されている。
DSC_0946_20140116222036da6.jpg

正面の独標が霞んで大きく迫ってきた。
DSC_0965_201401162220376aa.jpg

あちこちに○×印がある。
DSC_0966.jpg
ちょっと間違った方向に進むと滑落したり、落石を起こしたりする可能性があるのだろう。

岩壁に取り付く。
DSC_0971_20140116222041b01.jpg
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かなりの急勾配で、3点支持で登らなければならない。

岩に12と書いてある。
DSC_0976_2014011622194111a.jpg
最初は意味が分からなかったが、第12峰という意味。
独標に11峰という表示があったので、そうと知ったが、西穂高岳から数えての数なのだろう。
西穂にたどりつくには、そんなにピークを越えていかなくてはいけないのか。

10:18独標登頂。
DSC_0186_20140116223748a58.jpg

(つづく)


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