山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

燕岳(4)

燕岳山頂(2763m)を後にして北進。
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北燕岳(約2755m)に向かう。
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奇岩が林立する稜線を遠望すると、ず~っと奥に剱岳が確認できた。
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これが北燕の山頂。
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すでにどなたかが登っている。
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三本杉のような岩。
奥は水晶岳(左)から野口五郎にかけての稜線。
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振り返ると、燕の右奥にどっしりとした常念岳が姿を現した。
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あれには確か7年前に登った。

北燕山頂から南を望む。奥は大天井。
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こちらは奥が立山(中央)と剱(右)。
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立山には昨年登った。

屹立する槍。
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朝の最もいい時間、北燕からの360度の眺望を満喫する。

そしてすぐに出発。
この先は稜線の東側をトラバースして進む。
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紅葉の鮮やかな、気持ちのいい道だ。

青い空、白い岩稜、紅葉と緑。見事なコントラストである。
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岩の造形も見飽きることがない。
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おっと、雪渓みっけ。
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こんな時期にまだ残っているとは思わなかった。

それにしても見事な紅葉。
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実に爽快な山歩きだ。

振り返ると、燕岳山頂と燕山荘とのコラボ。
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西には裏銀座の稜線。
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まるで飛行機から眺めているようだ。

再び槍。
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前方には東沢乗越への分岐が見えてきた。
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正面奥は針ノ木岳(2812m)だろうか。

命名ゴリラ岩。
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鷲羽岳から右へ水晶岳への稜線。
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よく見ると、あちらもよく紅葉している。

笠ヶ岳
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登らなければならない山がたくさんある。

槍から西鎌尾根のカーブが美しい。
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槍穂高も見納め。
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この赤い植物は何だろう。
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7:18、分岐に到着。
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ここから右に折れて、一気に下っていく。

絶景とはここでおさらばだ。
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有明山は海に浮かぶ島のよう。
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東斜面にはチングルマの群落。
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まだ咲いているのもあってびっくり。
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下の方が咲いているのは、雪渓の解けた時期の問題だろうか。
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この急坂を一気に450mほど下る。
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それにしても、昨日の喧騒がウソのように誰もいない。
こんな素晴らしい景色のルートなのに、実にもったいない。
誰も歩かないものだから道も荒れてしまう。
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百名山や人気コースの一極集中は如何ともしがたい。

しばらく下ると今度はヤマイチゴの群落。
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ちゃんと実もなっていた。
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一つちぎって食べてみた。すっぱかった。

道は真っ白な崩落地形のすぐ横を通っている。
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でも、そこ以外は紅葉が広がる。
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正面には餓鬼岳(2647m)が望める。
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安曇野はまだ厚い厚い雲海の下。
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この先で、北燕以降初めて人に会った。
東沢ルートから登ってきた単独男性だ。
「あっち(合戦尾根)は混んでますからね」
事情はよくご存じの様子だった。

しばらく展望が開けていたが、分岐から15分ほど下ったあたりで、とうとう樹林帯に入る。
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さらにひたすら下り、分岐から1時間ちょっと、8時半前に東沢乗越(2253m)に到着。
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ちょっと休みたかったが、甲高い声の女性がいるグループがちょうど休んでいてうるさかったので通過。ああいう人がいると熊除けになるだろうなあ。

ここから道はさらに急になる。
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しかも、道がザレていて滑る滑る。
めちゃくちゃ神経を使う下りで、とうとう途中の平らな岩のある場所で休んでしまった。
その間にさっきのグループが抜かしていく。

標高が下がって、こちらもとうとう雲海の下に出た。
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乗越から1時間ほどで、やっと沢尻まで下りてきた。
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西大ホラ沢出合の徒渉地点で、お昼にする。
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朝食が早かったし、ちょっと大休止を取りたかった。

しかし、ここは雨でも降れば、あっと言う間に増水して、鉄砲水が出そうな恐ろしげな場所だ。
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まあ今日は大丈夫だろう。
メニューはアルファ米とフリーズドライのチキンカレー。
1時間近くのんびりした。

さて下山再開。
ここからは沢沿いを何度も徒渉を繰り返しながら下っていく。
ぴょんと飛ばないと渡れない所や、水量が多いところもあり、なかなかスリルがある。
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この先、堰堤を下るところで道を間違えた。
左岸を下らないといけないのに、踏み跡に従って右岸を下ってしまったら、間もなくペンキの○印がなくなり、道を失った。
「あれれ」と思って、堰堤を振り返ると、他の登山者がロープに捕まって、左岸を下っているのが見えた。
「なんだ、あっちが正解か」と思わずつぶやくも、ロープがなければ道とは思えない場所だった。
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北燕沢出合を11時過ぎに通過。
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ここから仰ぎ見ると、北燕近辺の稜線が望めた。
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道は沢から離れ、左岸をどんどん上っていく。
どうだん坂だ。
下るのみだと思ってきた体には、極めてきつい。

それを何とか越えて、下ってきた沢がまともな沢ではない。
何度崩落を繰り返したんだろうと思わせる茶色い沢で、この出合で休むつもりだったのに、忘れて通過してしまった。
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この沢を渡って、とんでもない急な坂を登り切ったところで休憩。
ブナ平の少し手前だった。

ここからも北燕の稜線が見えて、癒やされた。
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引き続き、樹林帯の中をどんどん行く。
しかし、こちらの東沢ルートは確かに初心者向きではないなあと、人が少ないことにも合点がいった。

先行するカップルに追いついたのは、大きな堰堤のところ。
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巨木が倒れて道をふさぎ、なかなか通過できないでいる。
2人が試行錯誤しているのを見ていたが、これは巨木の上を通るより、くぐった方が楽と判断。自分はそうして、さくっと通過した。

間もなく登山地図に「吊橋 老朽化 一人ずつ渡る」と注意書きがある吊り橋に到達。
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確かに川底が見えて怖いし、向こう岸に渡してある木の橋が完全に腐って傾いている。
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ここも神経を使った。

でも、これさえ通過すれば、あとは中房温泉も近いし道もなだらかになる。
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13:10、ようやく終点の温泉に到着。
確認すると、中房温泉の旅館では立ち寄り湯は受け付けていないとのことで、合戦尾根登山口にある「菩薩の湯」に入る。
昨日割引券(半額!)をもらったのに、宿に預けたザックの中に入れっぱなしにしてしまい、結局700円をまるまる払う羽目に。とほほ。
湯は露天で、体を洗っている時はやや寒かったが、いい湯であった。
14:10のバスで穂高駅へ。
路駐の車が随分、下まで続いていた。

穂高からは直通の特急あずさに乗車。指定席をとってあったので、3連休の最終日だがゆったりと座れた。ビールを飲んで一眠り。
あっという間に新宿に着いたが、そこからの西武線が人身事故のため止まっていた。
結局、西武新宿駅のホームで50分待たされ、ほうほうの体で夜10時近くに帰宅した。また、駅で遭難してしまった。


【行程】2013・9・22~23
22日:中房温泉(7:35)~第一ベンチ(8:13休憩8:20)~第二ベンチ(8:47休憩8:55)~(9:16休憩9:20)~第三ベンチ(9:31休憩9:44)~富士見ベンチ(10:17休憩10:28)~合戦小屋(11:00休憩11:23)~合戦沢ノ頭(11:46)~燕山荘(13:05昼食13:35)~燕岳(14:15休憩14:40)~燕山荘(15:15)
※所要時間:7時間40分(歩行5時間30分)
※歩いた距離:7.0km

23日:燕山荘(5:25)~燕岳(6:02撮影6:08)~北燕岳(6:32)~東沢分岐(7:18)~休憩(10分)~東沢乗越(8:27)~休憩(10分)~西大ホラ沢出合(9:29昼食10:21)~北燕沢出合(11:08)~奥馬羅尾沢(11:30)~ブナ平(11:40休憩11:55)~中房温泉(13:10)
※所要時間;7時間45分(歩行6時間10分)
※歩いた距離:8.7km
※登った山:3座(合戦沢ノ頭、燕岳、北燕岳)

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