山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

燕岳(2)

9月後半の3連休中日、今日22日はいよいよ合戦尾根から燕岳(2763m)に登る。
昨日に引き続き、いい天気になった。

7時の朝食をさくっと済ませ、7時半に出発。
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中房温泉の標高は1462m。
頂上までの標高差は1300mもある。じぇじぇ。改めて驚く。

少し下って合戦沢にかかる橋を渡ったところが登山口。
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北アルプス3大急登に挑む。

このあたりはまだ紅葉していない。
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林床のササの中を、最初からぐいぐい登っていく。
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背の高い樹林帯だが
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木々の合間に、中房川をはさんで向こう側にある清水岳(2245m)などが見える。
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1kmを40分ほどで歩き、第1ベンチに到着。
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結構な人出だが、たくさんベンチがあったので片隅に腰を下ろすことができた。
標高は約1680m。200mほど登ってきた。
ここには水場があるが、沢まで少々下りないといけないようなので、行くのは止めた。
体力温存。

8分ほど休んで出発。
相変わらず急坂が続く。
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途中、今度は有明山(2268m)が見えてきた。
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合戦小屋への荷揚げケーブルの下をくぐると
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間もなく第2ベンチ。この人だかり。
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こんなに人の多い山は日光白根山以来だろうか。

第1ベンチから700m。標高は約1840m。8:47。
地形図には建物の記号があるが、現地には何もない。
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ここはベンチが少なく、立ち休みを余儀なくされる人も。
私は地べたに腰を落として再び休憩。今日は燕山荘泊だから急いでもしょうがない。

ここでも8分休憩して出発。
この先はちょっぴりなだらかなので一息つける。
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ナナカマドは一足早く紅葉。
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9:16、第3ベンチの手前でまたまた休憩。今回は4分のみ。
この先で南の展望が開ける。
常念岳(2857m)の手前(北)にある横通岳(2767m、左端)。
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そこから東に延びる尾根。
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第3ベンチでも休憩。9:31~41の10分間。
第2ベンチから1km。標高は約2000m。
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こうやって何度も休憩ポイントがあって、その都度休んでいるとそれほど疲れない。
ただ、この時間になると、下りてくる人も多くなってきて、細い場所では軽い渋滞が生じる。
団体さんがいると、その方々だけでなく、その後ろに詰まっていた人も途切れずに下って来るので、待っている方はたまらない。
時々、「ちょっと止まってください」と大声を出す。
そうでもしないと登りの人の順番が来ない。

間もなく、中房温泉を見下ろすスポットが。
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山の中の1軒宿の風情がよく出ている。

その上には東南が開けた展望スポット。
うっすらアンテナが見えるのは美ヶ原。
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その右手には、蓼科山から八ヶ岳の稜線。
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第3ベンチから400mで富士見ベンチ。
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標高約2260m。ここも人だかり。
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「富士見」というくらいだから空気が澄んでいれば富士山が見えるのだろう。
でも目を凝らして見えたのは、甲斐駒(左)と北岳(右)だけだった。
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ここでは11分休憩。
温泉から800mも登ってきて、さすがに疲れてきた。
というより人疲れかもしれない。
いつも人のいない山ばかり歩いているせいだろう。

このあたりまで来ると、木々もようやく色づき始めた。
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そして南には大天井岳(2922m、右)。
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真ん中に見える山小屋は大天荘だ。

紅葉の中の露岩帯を登る。
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紅葉前のナナカマド。
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おお、とうとう今夜の宿、燕山荘が見えてきた。
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あちらは表銀座の稜線。大天井から横通あたり。
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ふう、合戦小屋まであと10分。
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ちょっとした岩場を越えると道はなだらかに。
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霞んでいるが安曇野が望めた。
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有明山。
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登山道は町のように人が行き交う。
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あれは燕から大天井に向かう稜線にある蛙(げえろ)岩か。
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11時ちょうど、合戦小屋に到着。標高2350m。
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登山口から3.8km登ってきた。

すぐ横にケーブルの終着点。
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ここは波田スイカが名物。でも、季節的にもう終わり。
段ボールは単に荷揚げ用だ。

合戦小屋の地名の由来は以下の通り。
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ここには100人近い人が休んでいた。
私もわずかなすき間を見つけて腰を下ろし、味噌汁を飲む。
宿のポットのお湯を水筒に入れてきたのだが、もうかなりぬるくなっていた。

20分ほど休んで出発。
標識にはこんな貼り紙が。
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たぶん駐車場が満車で路肩の狭いところに駐めたのだろう。
すれ違いができなくて困っているに違いない。
駐車するところはちゃんと考えないと、こういうことになる。
しかし、この人、登頂を断念してあわてて下りたのだろうか。
だとしても、3時間はかかる。下の人はそれを待っていたのだろうか。

上高地でマイカー規制をする前はこういうことが日常茶飯事で、バスの乗客がみんな下りて、邪魔な車を持ち上げて移動させたことがよくあったらしい。

こちらはそんなこともあろうかと電車で来ている。
ここから山荘までは1時間10分の登り。
標高も2300mを越えて、木々も随分色づいてきた。
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わ~槍が顔を出した~~!
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これには感激。かなり尖っている。

位置関係はこんな感じ。
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左は大天井。

登山者はもう行列。
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この方々ほとんどが燕山荘に泊まるのだろう。めちゃ混みなんだろうなあ。

やや、雲が出てきた。
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横通も東天井岳も隠れてしまった。

その分、槍がぐいぐい伸びてくる。
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燕山荘も手の届きそうなところまで登ってきた。
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こちらにもちょっとガスが出てきたぞ。まずい。

展望のよい合戦沢ノ頭(2488m)には11:46に到着。
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燕山荘まであと1.3km。
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三等三角点がある。
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ここは休憩せずに通過。

紅葉のプロムナードを行く。
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おお、燕(左端)から北燕の荒々しい山容が目に飛び込んできた。
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うひょ~つばくろ~
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そして紅葉のオンパレード。
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合戦沢の頭を見下ろす。
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うわあ、槍にも雲があ。
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花崗岩が露出してきた。
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あれは餓鬼岳方面。
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燕山荘はヨーロッパのお城のようだ。
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山荘まであと一息。一部クサリが付いていた。
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振り返ると信濃富士の有明山。
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もう、すっかり枯れてしまったチングルマ。
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燕の雄姿も目の前に。
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テン場と山荘近くの岩壁。
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ヤマハハコ。
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混雑する小屋を避けて、テントでくつろぐ方々。
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でもここも夕方にはぎっしり埋まってしまうのだろう。

稜線からの燕岳。
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岩が波のようだ。

そしてガスに隠れてしまう寸前の槍。
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そして、12:45やっと燕山荘に到着。
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とにかくチェックイン。
お昼にしなくては。

(つづく)
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