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山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

南ペトウトル山(上)

【2020年7月5日(日)】南ペトウトル山
今回は、Yちゃんの同級生、Mちゃんが初参加することになった。
ランナーではあるが、登山は初心者とのこと。
その辺を考慮してH君が選んだのは、然別湖畔から登る南ペトウトル山(1345m)であった。
3年前、然別湖をはさんで向かいにある白雲山と天望山に行ったとき、登山口の標識だけは見たことがあるが、登山口から草ぼうぼうであった。
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でも、最近ササが刈られたようで、登りやすくなったらしい。

ちなみに、ペトウトルとはアイヌ語の「川の間(ペト・ウトゥル)」に由来するという。
ヤマケイオンラインには「然別湖に流れるヤンベツ川とウペペサンケ山の間に挟まれていることから付いたと思われる」と書かれているが、大いなる勘違いである。
「川の間」と言っておきながら、これでは「川と山」の間だし、ウペペサンケははるか北に離れており、ヤンベツ川とウペペに挟まれた空間などない。
地図で見る限り、南ペトウトル山や北ペトウトル山(1401m)はヤンベツ川とシイシカリベツ川に挟まれた位置にある。素直にこの解釈でいいのではないか。
それはともかく、この山の標高差は約530m。
コースタイムは登り1時間半、下り1時間10分なので、かなりお手頃な山である。

当日は4:40の約束だったが、H君は4:34に我が家に到着。
いつも早いのは分かっているので、もちろん準備万端。
南下して藤野のYちゃんをピックアップし、今後は北上して北大近くのコンビニへ。
朝から札幌縦断である。H君にはいつもご苦労をかけて申し訳ない。
ここでMちゃんと待ち合わせている。私もH君も彼女とは初対面である。
5時半の待ち合わせだったが、我々が少し早く着いてしまったので、買い物をしながら彼女を待つ。
私はここで、2㍑のアクエリアスを調達したかったのだが、あいにく取り扱いがなく、ミネラルウォーターで我慢した。
間もなく、Mちゃんが到着。ご挨拶して、出発となった。
札幌北ICから道央道に乗り、十勝清水ICを目指す。
今日はいい天気になった。
みちみち、Mちゃんの登山歴を聞いたのだが、20年くらい前に雨の中、黒岳に妹と登ったという。あとは、藻岩山と円山に登ったことがあるかも、とのことだった。

途中、占冠PAでトイレ休憩。
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いやいや、素晴らしい天気である。
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PAに北海道ハイウエイガーデンというお庭があった。
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デザインは帯広市の紫竹ガーデンさんが担当したという。
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アリウムが見事に咲いている。
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こちらはデルフィニウム。ギリシャ語でイルカの意味らしい。
つぼみの形がイルカに似ているのだそうだが、そうだろうか?
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この後、長いトンネルを抜けると、いきなり濃霧。
あんなにいい天気だったのに、まさかの曇り?
でも私は、日勝峠はガスのかかりやすい場所だから、下界に下りたら晴れることを確信していた。
しかし、清水の町まで下りてきても、ガスは消えたが、どんより曇っている。
鹿追町に入っても曇ったままだ。みんなの表情も曇る。
でも、私は知っている。
十勝平野は雲海になりやすいのだ。
3年前の夏、ふもとの道の駅うりまくで車中泊をして、白雲山(1186m)に登ったときも、そうだった。
下界は曇り、白樺峠まではガスっていたのに、然別湖畔に着いたら、いきなり晴れた。
今回も同じ現象に違いない。
そう言って、みんなを励ましつつも、内心ちょっと不安だった。
しかし、菅野温泉への分岐から、少し坂を登っただけで、あっという間に雲海の上に出て、晴れたのである。
「だから、言ったっしょ~」。ドヤ顔である。
てか、ホッとした。今日は素晴らしい青空の下、気持ちのよい登山になりそうだ。

途中、扇ヶ原展望台のすぐ下にある西ヌプカウシヌプリ(1251m)の登山口を確認。
(ここは南ペトウトルだけでは物足りなかったときに、おかわり登山するつもりだ)
東ヌプカウシヌプリ(1252m)の登山口のある白樺峠には、かなりの台数の車が停まっていた。
みんな、ナッキーがお目当てなのだ。
駒止湖を右に見ながら、峠を下り、然別湖畔の駐車場に到着したのは8:15頃。
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私はここのきれいなトイレで座り込み。小粒だったが、何とか生産できた。
その間に、3人は湖畔でくちびる山の観賞を済ませていたらしい。

H君が、駐車場から西の方角に見える山を「あれが南ペトウトルかなあ」と言ったが、地形図で確認すると、その南西にある1365mピークだった。
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準備を整え、念入りにストレッチをして8時半すぎに出発。
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道道沿いにすぐ登山口があった。
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しかし、あったはずの立派な登山口の看板はなぜか撤去され、新しい細長い標柱に替わっていた。
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忘れ物はないよね。
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では、登山開始。いきなりの急登である。
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木々の間から、後ほどお風呂を借りる予定の然別湖畔温泉ホテル風水が見える。
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然別湖の湖面が青い。やっぱり、こうでなくちゃ。
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40mほど一気に登ると稜線に出た。
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ここで早速展望が開けた。
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みんなでしばし撮影タイム。
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北東の方角に見えるのはナイタイ山(1332m)である。
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こちらは、くちびる山こと天望山(1174m)。
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小さな弁天島も見えた。
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それにしても、この山は倒木が多い。
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足元にはゴゼンタチバナが一輪。
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左手の凹みは白樺峠。
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あちらの凹みは、東雲湖方面。
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ご親切に倒木を削ってくれていた。
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葉っぱが白くなっているのはマタタビだろう。
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湖が見えるたびに、立ち止まって撮影する。
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ぶっとい倒木を乗り越える。
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左手に、後で登るかもしれない西ヌプカウシヌプリが姿を現した。
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異文化交流。
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弁天島とナイタイ山。
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今日は久しぶりに、一眼レフのカメラを持ってきたので、撮影が楽しい。
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右のとんがりは白雲山。
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焼きたてのパンのようなサルノコシカケ。
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ゴゼンタチバナの群落。
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稜線に乗ったら、少しは傾斜も緩くなるかと思ったが、そうでもない。
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「これは何?」と聞かれたが、「これはこういうものだよ」としか答えられなかった。
ソフトクリーム!とでも言っておけばよかったか。
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西ヌプカが全容を現した。
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その左に東ヌプカ。この兄弟、標高は1mしか違わない。
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枯れ木と倒木。やはり台風のせいだろうか。
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標高は1000mを超えてきた。
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枯れ木が目立つ。
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東雲湖方面はまだガスが残っている。
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30分ほど歩いたので、ちょっと休憩。
気温が高めなので、結構汗をかいた。
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5分ほどで出発。
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白雲山の登山口近くにある別荘が見えた。
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東雲湖のガスはもう少しで消えそうだ。
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東ヌプカくん。
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お花はゴゼンタチバナばかりだ。
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写真を撮っていると、いつもながら遅れがちになる。
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うんこみたいなキノコ。
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東雲湖方面のガスが消えたが、まだ東雲湖は見えない。
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右手奥にのぞく山は全く同定できなかった。
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七色に輝く虫たちを食べた動物の糞を発見。
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これが宝石箱みたいだったので、「昔、宝石箱っていうアイスあったね~」とひとしきり、昔の話で盛り上がった。
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然別湖の北端。ヤンベツ川の注ぎ口である。
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(つづく)
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