美唄市の安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄を訪ねている。
南側の丘の上に登ってくると、人がやっとすり抜けられるくらいの穴が開いたブロンズ彫刻「胸いっぱいの呼吸(いき)を」が鎮座していた。
側面はこのような仕上がり。
この施設には野外も含め館内には40点の作品が展示されている。
カフェアルテの前を通過。
奥に「真夢」を望む。
林の中にたたずむ恐竜の卵は「相響」。
「妙夢」
「真夢」の近くまで来た。
裏側。
この先はまだ雪が残っているので見学は断念した。
地面にはクロッカス。
そしてフキノトウ。
ちょっと、おがりすぎですが。
沢を見下ろすテラスに「天秘」。
沢の名は落合川。
雪の残る春の小川である。
「相響」
雪が解けて顔を出した土からは、懐かしい春の匂いがした。
四角い枠は「天聖」。
のみの跡が美しい。
アルテピアッツァとはイタリア語で「芸術広場」という意味だそうだ。
旧校舎と白亜の彫刻が見事に調和している。
「地人」を中心に。
最後に「妙夢」をもう一度。
以上で見学を終え。さらに奥にある「炭山(ヤマ)の碑」まで車で足を伸ばした。
これも安田侃の作品である。
1980年に設置されたそうだ。
すぐわきに、サイクリングロードとしても廃道化した三菱鉱業美唄鉄道の廃線跡があった。
道路をはさんで向かい側にあったのは、美唄国設スキー場。
この「我路レストハウス」が昭和そのもので感激した。
これで本日の活動は終了。美唄の街へお昼を食べに向かう。
美唄と言えば、「美唄やきとり」。
一番の名店とされる「たつみ」を目指す。
はすむかいにあった市立美唄病院の駐車場に車を停める。
この病院もかなり昭和バリバリである。
商店街も昭和レトロ。
足元にマンホール。
中央は美唄市の市章。「ひ」の字を図案化している。
こちらはローマ字筆記体。
それでは、いざ突撃。
私はおにぎり付のランチセットにした。確か700円。
やはり焼鳥(精肉)のお味は抜群だった。
全国やきとり連絡協議会なるものがあるらしい。
東松山市で食べたことはある。
帰りに、これまたパンの有名店「すぎうらベーカリー」に立ち寄った。
あすの朝食用に、シフォンケーキを購入。
午後1時に札幌に向けて出発した。
延々、国道12号を走って帰ったが、2時間はかからなかった。
ここのところ、なかなか山には行けないが、のんびり北海道の春の雰囲気を味わった旅であった。
(おわり)
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