山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

北八ヶ岳(上)縞枯山~茶臼山

先月敗退した北八ツに3月9、10日に1泊で出かけた。
と言っても、同じコースではなく、昨夏、雨で何も見えなかった縞枯・茶臼あたりである。
北八ヶ岳ロープウエーで一気に2000m超えし、麦草ヒュッテに泊まる、ゆるやかプランである。まだ冬山だからね。

初日は、ロープウエー山頂駅から縞枯山・茶臼山を経て、麦草峠までの2時間15分の行程だから、朝7時前にのんびり車で出発した。
中央道を諏訪南で下り、ロープウエー山麓駅に着いたのは、10時半。
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とてもいい天気で、夏には全く見えなかった北横岳がくっきり見える。
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ここはスキー場なので、ほとんどがスキー客やボーダーだが、以外に登山者の姿も目に付く。
山麓駅の標高は1771m。100人乗りのゴンドラで、2237mの山頂駅へ、わずか7分で駆け上がる。
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車内はぎゅうぎゅう詰めの満員だった。

駅を出るとそこは、「坪庭」と呼ばれる溶岩台地。
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夏にはごつごつとした岩が広がるところだが、今は雪に埋もれて比較的穏やかな表情。
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ここからは、南八ヶ岳の峰々も眺められる。
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左の尖塔は赤岳、右は阿弥陀岳である。こうして見ると、相当な迫力である。

さて、スパッツとアイゼンも装着し、坪庭経由で縞枯山荘に向かう。
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巨大なキツツキにご挨拶して、11:10出発。

振り返ると、ロープウエーの山頂駅。
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駅舎フェチとしては、きちんと抑えておかなくては。
バックは中央アルプス。

右手にはスノーシューの練習をしているツアー客が見えた。
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私も明日には、レンタルでスノーシューデビューする予定だ。

坪庭を登る。
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南東には、縞枯山(2403m)。
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こんななだらかな山だったんだなあ。

北東には、三ツ岳。
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夏には、雨の中、大きな岩を乗り越え乗り越え登ったが、こうして見ても、確かにしっかりした岩山だ。

東には雨池山(2325m)。
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みな、はっきり見えて、気分も上々である。

雪原の向こうには南アルプスも見えた。
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左から、北岳、甲斐駒、仙丈。

のんびり20分ほど歩くと、雨池山のふもとに縞枯山荘が見えてきた。
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あそこまでの急な下りは、シリセードで遊ぶ。

この日は気温が4℃とかなり暖かかったが、少々風があるので、外では食べたくない。
山荘にお邪魔してお昼にさせてもらう。
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400円のほうじ茶を注文して、おにぎりにパクつく。
夏に座ったのと同じ、ストーブの前に陣取り、温まった。
35分ほど休んで、12:15に出発。

5分ちょっとで雨池峠に到着。ここは標高2245mくらい。
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右折して、縞枯山にとりかかる。標高差は160mほど。

道は基本的に樹林帯の中。
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暖かいので、モンスターのような樹氷はなかったが、こんなきれいな自然の造形に出会うことができた。
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振り返って見る雨池山。
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30分ほどで登頂。夏に登った時は、頂上もガスがかかっていて、何も見えなかったから樹林の中だったような気がしていたが、そうではなかった。
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立ち枯れの木々の向こうに南八ヶ岳が雄大なすそ野を広げている。

アップにするとこう。右は赤岳、中央は西天狗、左は硫黄。
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西には、霧ヶ峰。
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気象レーダーのドームを載せているのは車山だ。

その右奥には美ヶ原。
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あそこには2回行ったことがあるのだが、ちゃんと王ヶ頭の山頂を踏んだ記憶がないので、もう一度行かねばなるまい。

立ち枯れの木々には、かわいいエビのしっぽが着いていた。
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山頂は台地状になっており、しばらく平らな道を南東に歩く。
茶臼山に向かう本道から左に逸れると、「展望台」(2387m)。
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夏には、何も見えないだろうとパスした場所だが、今回は当然行く。
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岩の舞台のようである。

その眺望。まずは、北横岳(左)と三ツ岳(右)。
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雨池山
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うっすらとしか見えなかったが、浅間山。
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荒船山(左)
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御座山(おぐらやま)(右)と両神山(左奥)
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白く冠雪しているのは金峰山。
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茶臼山と八ヶ岳
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360度のパノラマである。

一旦、2300mくらいまで下り、まだ登り返す。
茶臼山の登りは立ち枯れた木々が目に付く。
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ただ、その下には幼木が育っている。植生はしっかり更新されている。

振り返って見る、縞枯山の縞枯れ現象。
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これは実に不思議な現象である。

茶臼山(2384m)の頂上には「天望台」がある。13:45着。
ここからは、北横岳の向こうに、今日初めて蓼科山が見えた(左)
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南には八ヶ岳の全景。
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突起がボコボコあって、見慣れた南側からの八ヶ岳とは全然印象が異なる。
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これは山麓にある五辻と呼ばれる開けた場所。
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それにしても、頂上は風が強かった。

下りの途中に、小さなピークがある。中小場(2232m)である。
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ここからは茶臼山(左)と縞枯山(右)が並んで見える。

南には、丸山、中山の向こうに東西の両天狗が聳えていた。
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14:35、大石峠まで下りてきた。
標柱はこんなに埋まっている。
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ここまで、ずっとしっかりしたトレースが付いていたので、夏より歩くのは楽だった。

10分で、麦草峠手前の茶水の池。
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当然、氷結して雪原となっている。

国道299号の麦草峠は、1~2mの積雪。
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これでも、ここのところの暖気で随分解けたのだそう。

そして、14:55、標高2127mの麦草ヒュッテに到着。
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4時間弱の山行だった。

部屋は個室が空いたというので、個室にしてもらった。
大部屋より1000円高い8500円(2食付き)。
部屋には反射式の石油ストーブとこたつがあった。こたつで、パソコンで今日撮った写真を見ているうちに、つい寝てしまった。
夕食は6時半。2時間も寝てしまった。
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メインは白身魚フライとクリームコロッケ。食前酒にワインが付いた。たぶん地元のものだろう。
おかわりをしてしまったので満腹。
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薪ストーブのある「ロビー」などもう一度見学、外に出て夜空で星を眺める。
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夜になっても気温が下がらず、プラスの5℃。
屋根の雪が解けて、滑り落ちる大きな音が何度もした。
明日は、曇で午後から雨の予報。
なんとか持ちこたえてくれと祈りつつ、9時すぎに就寝した。

(つづく)


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