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山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

春香山(下)

【2018年7月8日(日)】春香山
春香山(907m)の登頂を果たし、30分ほど休んで下山開始。
下り始めると、目線が変わるので、登りでは見えなかったものが見えてくる。
迷沢山(1005m)の稜線の向こうに烏帽子岳(1109m)。
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おそらく白井岳(1301m)。
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まだところどころ、わずかに雪が残っている。
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手稲山(1023m)はちょうどガスの中。
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銭函峠の向こうに銭函天狗山(537m)。
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雲がとれてきた石狩湾。
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夏草が繁茂する斜面。
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真っ青な空。
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下りはかなり滑るので神経を使ったが、水が流れているところは、水の中を歩いた方が滑らなかった。
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途中、登ってくる単独男性とすれ違った。
タケノコを数本手にしており、「早いですね」と声をかけて登っていった。

頂上から20分で林道まで下ってきた。
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登りは27分かかったので、そんなところか。

さっきの歓声が聞こえなくなったので、銀嶺荘の見学に行くことにした。
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道路の鞍部は水浸しで、脇に木道が設置されていた。
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その先に立派な小屋が見えてきた。
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高床式の3階建てである。
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左手に銭函峠を経由して、小樽側に下る登山道があった。
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銀嶺荘は昭和初期に開設された山小屋で、現在の建物は1960年(昭和35年)に建てられたものだという。
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1974年から北海道東海大学が管理しており、管理人が年間を通じて常駐しているとのことだ。
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この時は中を覗いてみたけれど、不在であった。
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このドアを開けてみていないので分からないが、全く物音がしなかったので、やはりいなかったのだろう。
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外壁に貼ってあった古い道標。
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ニッポンビールは日本麦酒(サッポロビールの前身)の銘柄で、1956年にサッポロビールに変更されたので、これはそれ以前のものだ。

泊まりは800円か。また来るとしたら冬だなあ。
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というわけで帰途につく。
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この水浸し箇所は沢水が流れ込んでいるためで、無雪期はずっとこんな状態なのだろう。
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ここで標高は715mくらいだから、頂上まで200m近く標高があったのか。
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夢中で登っていたので、そんなにあるとは思わなかった。
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あとは当然ながら、来た道を戻るだけだ。
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O君は後日、田中陽希コースで幌尻岳に登る予定で、「林道歩きが18kmもあるんだよ~。ここの3倍かあ」と早くもうんざりしていた。
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私もここなら自転車で来た方がいいなと思ったくらいだ。
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638m標高点の分岐までは登りも下りも約25分だった。
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この先はしばらくウツボグサ街道。
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ここでクロアゲハを発見したのだが、ちゃんと美しいその羽を見せてくれない。
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しかも、すぐ飛んでいってしまう。
飛んでいるところを撮るのは至難の業だ。
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この蝶はしばらく私たちを導いてくれた。

小樽内川を渡る橋まで戻ってきた。
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地形図には小樽内川とあるが、プレートは金ヶ沢だった。
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間もなく、車2台が通り過ぎていった。
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乗っていたのが若者ばかりだったので、おそらく東海大学の学生だろう。

右手に小樽内川が近い。
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この後、今度は前を歩く集団に追いついた。
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さっき銀嶺荘で歓声を挙げていた子供たちに違いない。
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20人くらいはいるだろうか。
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道に全く足跡がないし、登山口に車もなかったので、てっきり小樽方面に下ったのかと思っていたが、同じ方向だったとは。
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たぶん、登山口にお迎えの車が来るのだろう。
みんなと元気よく、挨拶を交わしながら、先に行かせてもらった。

彼らを抜かしてしばらくすると、もよおしてきてしまった。
登山口までは我慢できそうだが、たぶんそこではできない。
風呂まではもたない気がする。
後ろから追いついてくるのが不安だったが、やってしまうことにした。
川に下りる踏み跡があったので、そちらへ侵入。
軽いヤブだったが、身を隠すにはちょうどいい。
すぐにブツは出て、さっさとズボンを履いて歩き出したのだが、この時、大きな異変があったことに全く気付いてなかった。
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先に行ってくれたO君を追って多少急ぎ足で進む。
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小樽内川を再び渡る。
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すると、間もなく登山口である。
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ゆとりをもって、小樽内川を撮影。
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登山口に着くと、「自然教育促進会」なるネームの入ったバスが停まっていた。
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調べてみると、小樽市のNPO法人だった。
HPのスケジュール表を見ると、この日は「羊蹄山山小屋キャンプ」の予定になっていたが、天候不順なので近くの春香山に変更したのだろう。
運転手さんが声をかけてきたので、「順調に下りてきてますよ。あと10分くらいで着くんじゃないですか」と教えてあげた。

山行はほぼ4時間だった。
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O君の勧めに従い、お風呂は定山渓温泉の渓流荘にした。
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札幌市職員の共済組合保養所である。
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今年10月27日で営業を終了するそうで、入浴料は割引の510円になっていた。
お湯は源泉63℃のナトリウム・塩化物温泉(中性低張性高温泉)である。

それはいいのだが、入浴の前にシャワーを浴びていてびっくり。
お腹にかさぶたのようなものができている。
「なして、こんなとこに?」と思って、剥がしてしまおうとして、さらにびっくり。
ひげのような足が2本見える。
よく見たら、頭を突っ込んだマダニであった。
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こんなところを噛まれるとは、さっき排便した時に違いない。
それにしても、マダニというやつは噛んだ時も、その後も全然痛くもかゆくもない。
見えるところでよかったが、これがお尻なんかを噛まれていたら、ただのかさぶただと思って掻きとってしまったかもれない。
マダニに噛まれたら、自分で取ったりせず、皮膚科を受診するのがベストであることは知っていたので、とりあえずそのままにして、入浴を済ます。
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とくに気分が暗くなることもなく、ゆっくりと汗を流した。
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他に噛まれているところがないか、O君に背中など見てもらったが、どうやらお腹だけだったみたいだ。
昼前に下山できたので、午後にバーベキューもすることにしていたのだが、私はO君を彼の自宅に送り、当番医へ向かうことにした。
それが随分遠い東徳洲会病院というところ。
到着したのが午後1時半。
かなり混んでいるので、前に何人いるか聞いてみたら、13人とのこと。
「1人5分としても1時間以上待ちますね」
と聞いたら「5分では済まないと思います」と言うので、キャンセルしてしまった。

今日のバーベキューに参加するYさんの夫(彼も私の同期)が処置できるとのことなので、彼の帰宅を自宅に戻って待つことにした。
無題
3時に連絡が入り、線香であぶると出てくることがあるというので、たまたまあった蚊取り線香で試してみたが、足をバタバタさせるだけで、全く出てくる気配がない。
焼き殺してしまったら、中に残ってしまうし、あぶると私の皮膚も熱い。
必死でやりつつも苦労していたら、外国製のひねり取る器具を持ってきてくれた。
ただ、それも試したけど、やはりマダニの胴体をちぎってしまった。

後でネットの写真を見てみると、ダニは頭だけ突っ込んで、足が8本見えているものが少なくない。
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こういう状態なら、あぶり出したり、器具でむしり取ったりできたかもしれないが、私の場合はかなり奥まで入り込んでいたので、難しかったのだろう。

結局、彼が自分のクリニックで処置してくれることになった。
休日なのに申し訳ないし、なんていい人なんだ。
処置は麻酔をして患部を切除する「手術」で4針縫う羽目になった。
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(真皮ごと摘出したマダニくん)
こんな大ごとになるとは。返す返すも申し訳ない。

でも、お酒を飲んでも構わないとのことなので、そのまま移動してバーベキューに突入。
海鮮はホタテにカキにツブ貝にシマホッケ。
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それにチャンチャン焼き。
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最後に焼きそばもあって、超満腹。

片付けてからは、屋内でデザートまであって超満足であった。
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しかし、ダニには本当に気をつけなくては。
どんなに暑くても、肌をなるべく出さないようにはしてきたが、あの時はどうしたらいいのか。難題である。

【行程】2018年7月8日
春香山小屋(7:07)~奥手稲沢分岐(7:14)~春香山雨量観測所(7:49)~638m標高点(8:05)~登山口(8:30)~頂上(8:57休憩9:23)~登山口(9:43)~銀嶺荘(9:45撮影9:50)~638m標高点(10:16)~雨量計(10:29)~奥手稲沢分岐(11:05)~春香山小屋(11:10)
※所要時間:4時間3分(歩行時間3時間30分)コースタイム:4時間10分
※登った山:1座(春香山)
※歩行距離:14km
※累積標高差:約470m

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コメント

えぇ〜、マダニってそんな恐ろしい事になってしまうんですね!
この記事を見ていなければ私は確実に掻きむしって取ってしまうところでした。
勉強になります。
なによりバーベキューに参加出来て良かったですよね。

  • 2018/07/16(月) 01:12:52 |
  • URL |
  • おつ山 #-
  • [編集]

Re: タイトルなし

種類によっても違うようですが、無理に自分で取ろうとして失敗して、ダニの頭部が皮膚内に残ってしまった場合、ダニ媒介感染症のリスクが高まるそうで、やはり医療機関で処置してもらうのが確実だそうです。
一応、ライム病予防のため抗生物質を今も飲んでいます。

  • 2018/07/16(月) 05:05:59 |
  • URL |
  • かたこりまさかり #-
  • [編集]

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