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山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

目国内岳(4)

【2018年6月24日(日)】目国内岳
岩内岳(1085m)を目指し、目国内岳(1220m)を下っている。
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北斜面はツバメオモトのお花畑だ。
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雪解け水が多く、登山道が川になっている。
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ツバメオモトは赤紫の実になっているのは見たことがあるが、花は今回初めて見た。
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エゾイチゲの群落。
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これを特定するのに本当に苦労した。
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高山植物の本を何度も見たのに見逃していたのだ。
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雷電山(1211m)方面。
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再び、岩内岳が姿を現した。
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北斜面なのでまだ少しだけ雪が残っている。
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でも、もう風前の灯火だ。
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頭上注意。
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なんとなく写してみました。
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エゾヤマザクラ。
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ニセコの春は遅い。
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サクラの近くには必ずツツジが。
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オオカメノキ。
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豪雪につぶされたダケカンバをくぐったり、またいだり。
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間もなく、パンケメクンナイ湿原が見えてきた。
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岩内岳のとんがりを見て、Y君げんなり。
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1週間前はこの下りもかなり雪に覆われていたのかもしれない。
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この時期の雪はやはり新鮮だ。
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パンケ沼が見えた。
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まだつぼみのエゾヤマツツジ。
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登山道にはたっぷり雪解け水が流れている。
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湿原の手前で小休止。
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すっかり晴れ上がった。
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新緑がまぶしいほどだ。
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パンケ沼にはミズバショウが咲いていた。
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私の場合、ミズバショウは時期を外してしまうことが多かったが、今回は最高のタイミングだった。
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こんなに白くてかわいいとは。
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素敵な出会いであった。
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正面は幌別岳(1174m)。
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ん、何だこれは?
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なんとカエルの卵だった。もうオタマジャクシになっているものたくさんいた。
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間もなく、ここはカエルの合唱が響くのだろう。

それにしても水が多い。水たまりの縁を歩いて、なんとか靴を濡らさないようにする。
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池塘というより、この時期だけの水たまりなのだろう。
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イワイチョウの葉っぱの中でショウジョウバカマがちらほらと咲いていた。
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ミズバショウもすっくと。
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対岸にもミズバショウがいっぱい。
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木道も何もなく、まさに自然のままだ。
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この時期に来ないと見られない眺めである。
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もしかして、あの雪渓が登山路なのだろうか。
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いい天気になったのだけど、あんなに雪渓を歩くとは思っていなかった。
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しかし、この後、雪渓以上に想定外の事態に出くわすことになる。
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この時点ではまだ知るよしもない。
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せいぜいパンケ沼をよく見ておきなさい。
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この先で登山道全体が水没していたのである。
ヤブをこいで避けようにも、その水がヤブの中まで侵入しているので、どこまでこげばいいのかわからない。
一同頭を悩ませたが、強行突破するしかない、ということになった。
靴が濡れても構わないということだ。
しかし、以前靴を濡らして、ひどい靴擦れになった経験がある私は、裸足でいく決断をした。
底に何があるか分からないからと止められたが、田中陽希がいつか渡渉のときに裸足になっていたのも思い出し、決意を曲げなかった。
突入組はH君を先頭にザブサブと進んだ。
H君はゴアの靴の上にスパッツを装着していたので、ほとんど浸水はなかったという。
水の深さはふくらはぎほどで、O君もそれほどでもなかったらしい。
Y君とTさんはスパッツがなかったこともあり、足首から浸水。
ずぶ濡れになってしまったようだ。
私は面倒だが、靴と靴下を脱ぎ、意を決して水の中へ。
水底は泥ではなく草が倒れている状態で、何かが刺さるというようなことはなかったが、死ぬほど冷たかった。
水の中を歩いたのは10歩もなかったと思うが、これがあと倍あったら耐えられなかっただろう。
雪解け水だから、温度は3~4℃くらいしかなかったのではないか。
私はこの後、足をタオルで拭いて、靴下を履き、靴を履き直すという面倒な作業がある。
みんなは靴のままなので先に行ってもらった。
水が冷たかっただけに、靴下を履くと、逆に足がぽかぽかだ。
みんなを追いかけながらも、写真は撮り続けた。
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H君が読んだという1週間前の山行レポにはこんなことは書いていなかったらしいので、もしかしたら1週間前はここもまだ雪で覆われていたのかもしれない。
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雪⇒水たまり⇒湿原と短期間に変化するうちの、一番困難な時期に来てしまったようだ。
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もう7年半、山を歩いているが、こんなことは初めてであった。
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さすが北海道。やはり内地とは違う。
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などと、もうことが終わったかのようにのんびりと構えていたら、ふと恐ろしいことに気付いた。
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我々は対岸の山に登らなければならない。
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ということは、パンケ沼を形成しているパンケ目国内川を渡らなければならないのではないか。
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地図をよく見ると、パンケ沼の下流で伏流して川は消えているのだが、この時点ではそのことに気付いていない。
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橋でもあるのだろうか、と半分期待していたら、前方でまたみんなが立ち往生している。
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また水没地点に遭遇したのだ。
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さすがにここで引き返すわけにはいかない。
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引き返してもまた、さっきのところを突破しなければならないのだから。
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まさにミズバショウの呪いであった。
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今回は前回以上にヤブの迂回が困難な感じなので、結局はさっきと同様強行突破である。
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どうするどうすると議論している間に、ショウジョウバカマの写真を撮っている私も何だが。
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お花はきれいだけど、状況は地獄である。
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今回もH君が先陣を切って突入。
一か所、深くなっているところがあるようで、転倒注意だ。
Y君は早く渡り切ってしまいたいのか、走って突撃。
最後にTさんがつられて勢いよく入り、深みでよろめいて、あやうく転倒しそうになった。
全身水に浸かったら大変なことだった。
私は面倒だが、また裸足にならなければならない。
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渡り切ったみんなはさっさと行ってしまった。
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渡る前に私はひと仕事。
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このあたりの風景も記録に留めておかねばならない。
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これがパンケメクンナイ湿原から見た目国内岳である。
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ここの「渡渉」は長かった。
途中で1回陸に上がれたので、何とか耐えることができたが、強烈に冷たかった。
でも、これからは登りなので、もう水没することはないだろう。
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今、渡ったのは実のところパンケ目国内川ではなく、単なる水たまりであった。
だから、通常の夏山登山では普通に歩けるところなのだろう。
「山と高原地図」にはこの地点に「迷・残雪時注意」とあるが、「登山道水没・雪解け時期注意」とも書いてほしいところだ。
まあ、リサーチ不足であった我々が悪いのだが。
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でも、貴重な体験となった。

(つづく)




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