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山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

目国内岳(1)

【2018年6月24日(日)】目国内岳
大BBQパーティーから一夜明けて、4時半に起床。
天気予報はあまりよくなかったが、どうやら雨は降っていない。
となれば、どれだけガスっていようが決行するしかない。
北海道の朝は普通ひんやりするものだが、今朝はなぜか生暖かい。

昨夜の後片付けをして、作り置きのポトフとパンで朝食を済ませ、準備を整えて、6時前に出発。
7時半登山開始のつもりで5時半出発を目指していたが、若干遅れてしまった。
車でニセコ方面に走り出したものの、ガスで羊蹄山もニセコ連峰も見えない。
今日は真っ白の中、延々縦走することになりそうだ。
本日のコースは、新見峠~前目国内岳~目国内岳~パンケメクンナイ湿原~岩内岳~岩内岳登山口まで約11kmの行程である。
コースタイムは6時間5分だが、H君によれば、1週間前に歩いた人のレポに大きな雪渓が2か所あると書いてあったという。

今日のメンバーは昨夜の6人から1人欠けて5人(うち女子1人)。
まず岩内岳登山口にH君の車をデポすべく、3台で向かう。倶知安経由だ。
7時半前に到着したが、岩内岳(1085m)はガスで全く見えない。
そういう日だと諦めていたので、もういいのだが、ここから新見峠に向かう道がすでに、ひどい濃霧で全くスピードが出せない。
視界は20~30m程度か。
時速30kmくらいでしか走れないO君の後ろについて、おそるおそる走る。

新見峠に近づいてくると、あちこちに路駐している車が霧の中から出現する。
ぶつけてしまいそうで怖い。
おそらくタケノコ採りの方々の車であろうことは想像できたが、なんかサイレンまで聞こえてきて不気味だ。

峠に着いてみると、駐車場はほぼ満杯だったが、ちょうどよく2台空いていたので、そこに滑り込むことができた。
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それにしても路駐の車がたくさんある上に
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ここでもサイレンが鳴り響いている。
車はおそらくほとんどがタケノコ採りである。
霧の中から、完全防備のおじさんやおばさんが現れ、まるでゾンビ映画の一シーンのようだった。
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どうやら、このサイレンは熊除け及び山に入った人がちゃんと道に戻って来られるようにするための灯台のようなもののようだ。
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毎年、山菜採りで遭難者が出ているらしい。
サイレンは行政が設置したものかと思ったが、個人が用意しているようだ。
その入れ込み方が半端ない。

とにかく、こちらの目的は登山。
準備を整えて、8時過ぎに出発した。
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駐車場から登山口までは車道を50mほど歩いた場所にあったのだが、濃霧で視界が効かないので、最初はどこにあるのか分からなかった。
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それにしても、この車列である。どんだけタケノコが好きなんだ!
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登山口はすぐにあったが、一同それだけで、ひと安心。
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登山届はH君が書いてくれた。
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昨夜のBBQで「燃え尽きた」というO君はいつもの先頭を返上して、3番手に入った。
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私はいつも通り最後尾である。
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まずは樹林帯の中を進む。
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早速お花の歓迎を受けた。
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おそらくノウゴウイチゴだろう。
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もちろん山の中も濃霧。
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こんな日は高山植物を愛でるに限る。
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シダでも何でも今日は許してあげよう。
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H君はゆっくり歩いているつもりなのだろうが、めずらしくO君が付いていけない。
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「おい、Y、ゆっくり行こうぜ」などと言っている間に一合目に着いた。
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ここから目国内岳(1220m)に登ったことがあるH君によれば、これは前目国内岳(981m)の合目ではなく、目国内岳の合目だそうだ。
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まだ10分も歩いていないが、ここで着替え休憩。
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今日は気温が高くでムシムシする。
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でも、こんな盆栽のようなオブジェを見ることもできる。
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ヤブの中から声がする。
「登山してる人がいるよ。信じられない」
なぜ登山している人に聞こえる声で、そんな失礼なことが言えるのだろう。
こちらからすれば、そんなヤブの中ではいつくばってタケノコを採っている方が信じられない。

タチツボスミレ。
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フギレオオバキスミレ。
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花はオオバキスミレとほとんど変わらないが葉っぱがまるで違う。
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縁が不規則に切れ込んだ葉っぱが特徴だ。
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二合目の手前にサイレンが設置されているのを発見。さっきからうるさかったのは、これだったのか。
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その下に大量の収穫物が置いてあった。
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すぐ先に休んでいるおばさんがいて、「みんな取り尽されちゃって~」と話していたが、あれでも豊作ではないのか。

まだ20分しか歩いていないが、二合目でも休憩。
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昨日の遊び疲れが残っているのか、我ながらこんな調子で大丈夫かとちょっと不安になる。
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とにかく、前目国内岳までは標高差240mちょっとだ。
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スミレの次はシラネアオイが迎えてくれた。
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惜しげもなくとは、このことだ。
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花一輪一輪がしおれておらず、実に可憐だ。
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その先にはマイヅルソウ。
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二合目からわずか6分で三合目。ここでも2分ほど立ち休みをした。
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ここまではタケノコ採りの人が登ってこないのか、道端にいい感じのタケノコがそれなりにある。
見つけるたびに収穫して、頂上に着くまでに結構な量になった。
これは食べるのが楽しみだ。
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マイヅルソウの花は拡大すると、こんなにかわいい。
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シラネアオイの葉っぱもよく見ると特徴的だ。
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こちらはツバメオモト。
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オオカメノキ。
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しぼんでいるが、エゾイチゲかな。
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四合目は三合目から10分かかった。
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ここで初めて見たのが、枝のように途中から生えてくるタケノコ。
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この後何度も見たので、突然変異というわけではなさそうだ。

ノウゴウイチゴ。これまでは白い花が圧倒的に多い。
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またまたマイヅルソウ。
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岩も忘れないでね。
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エゾボウフウかしら。
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ツマトリソウ。
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ゴゼンタチバナ。
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シラネアオイを除き、依然として白ばかりだ。
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おや、そろそろ頂上の雰囲気。
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約50分で前目国内岳に到着。ミスター・コースタイムだった。
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それより、ここでガスの切れ間が見え始めた。
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なかなかスカッとはいかないが、上空には青空も出てきた。
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天気が好転してくれるなら非常にありがたい。
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もしかしたら期待できるかもしれない。
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それにしても、周辺にはまだかなり雪渓が残っている。
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来た道を振り返ってみると、すっかり明るくなっていた。
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ここでは、「前、めくんない?」のポーズで記念写真を撮った。
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10分ほどで出発。
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やっと青い花が登場。チシマフウロだ。
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大群落だった。
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(つづく)
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