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山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

2018昭和新山(上)

【2018年6月23日(土)】昭和新山
昨年に引き続き、伊達市主催の昭和新山登山学習会に参加した。
9:00受付開始なので、自宅を6時半に出発した。
GWにはたっぷりあった中山峠の雪はすっかりなくなっていたが、中山峠スキー場にはジャンプ台を作った雪がかわいく残っていた。
今日は羊蹄山(1898m)がよく見えて、うれしい。
昨年同様、サイロ展望台に立ち寄る。
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今日も洞爺湖はいい眺めだ。
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なので、またの名を洞爺湖展望台ともいう。
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ジオパークの説明板にある写真を見ると、1977年の噴火で有珠山の形が大きく変わってしまったことがよく分かる。
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昨年はなかった、こんなものが設置されていた。
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思わず「TOYOTA」かと思ってしまった。
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9時前に昭和新山(398m)の駐車場に到着。
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参加者の中に、大学の先輩がいたのにはびっくり。
先日、すすきので飲んだばかりだった。
私は今回、仕事も兼ねているのだが、高校の同級生2人を誘って参加した。
それと、この「山と鉄」を読んでくださっている大阪のMさんも来てくれて、初めてお会いすることができた。うれしい。

ただ昭和新山は去年より、噴き出す水蒸気の量が減った気がする。
これからますます減っていくということではなく、誤差の範囲内なのだろうか。
講師は昨年と同様、洞爺湖有珠火山マイスターの三松靖志さん。
昭和新山誕生を記録した郵便局長、三松正夫の曾孫にあたる方である。
参加者はなんと50人。過去最高ではないか。

9:35に出発。
三松正夫の「麦圃生山」の像の前などに立ち寄りつつ、特別天然記念物の案内板の前で、ミマツダイヤグラムに関する説明を受けた。
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この後、ゲートを抜けて、普段は立入禁止になっているエリアに入っていく。
振り返ると、有珠山(737m)が緑に包まれていた。
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山内での最初の説明ポイントは第4火口跡。
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昨年と同様の説明やクイズがあったが、「ブラタモリ」で紹介されたばかりとあって、そのネタも散りばめられていた。

白い花はニセアカシアである。
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詳細は昨年のブログに書いているので、どんどん進む。
裏側に回り込んで地熱地帯を通過。
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山頂方向を振り仰ぐ。
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昭和新山の溶岩ドームが上昇してきた際に生じた擦条痕(スクラッチ)について説明する靖志さん。
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あのテカっているところがそうだ。
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さらに登ると、洞爺湖に中島がぽっかり。
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昭和新山からの洞爺湖の眺めは絶景である。

歩き始めてから1時間ちょっとで亀岩に到着。
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亀岩の温度は現在100℃ほど。今日ももくもくと水蒸気を噴き出していた。
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壮瞥町の中心部。三松正夫はあの真ん中あたりから昭和新山の生成を観測していた。
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頂上方面。
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今回は崩れかかっているところがあるということで、山頂まで行くのは取りやめになった。
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荷物を亀岩のまわり置いて、A班から登頂開始。
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希望者だけということだったが、当然ながら全員が上を目指した。
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続々と登ってくる。
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湖畔に見える並木は植林で、あそこが火砕流の流れた場所だそうだ。
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本日はここまで。頂上は背後のピークに隠れて実は見えない。
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改めて、三松正夫の視線の位置を確認。
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中島の後ろに見えていた羊蹄山はすっかり霞んでしまった。
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高校の同級生2人とMさん。
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昭和新山の山名板は私が製作したものだ。
もちろん持ち帰った。

頂上直下で思い思いの時間を過ごす参加者たち。
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自撮りをする人も。
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昭和新山のお父さん、有珠山。
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その右奥にウインザーホテル。
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東にはホロホロ山(左、1322m)と徳舜瞥岳(右、1309m)が霞んでいた。
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B班が登ってきたので、そろそろ下ることにする。
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滑りやすいので慎重に。
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緑の帯は地中からせり上がってきた溶岩が露出できなかった屋根山だ。
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地熱が年々下がっているので、植物が徐々に上に進出している。
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いつまでも赤茶けた地肌を見ていたいが、これも自然の姿だ。
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それにしても今日はいい天気に恵まれた。
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皆さんも火山を満喫していることだろう。
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この人は私の同僚。真剣に仕事中である。
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天気のせいか地熱のせいか、ちょっと暑い。
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ただ、やや風が強い。
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この花がどうしても特定できない。
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あのあたりで標高380mくらいだろうか。
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それにしても1年ちょっとで地面がこんなに盛り上がってしまうのだから、地球のパワーというのはものすごい。
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みんなが置いていったザックが散乱する亀岩周辺。
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この岩石も盛り上がってきた溶岩の一部なのか。
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亀岩もどきの地熱地帯を通過。
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というわけで絶景スポットまで下ってきた。
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南の方角には伊達紋別岳(715m)。
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亀岩まで下りてきたところで、亀岩の蒸気で温めておいてもらったウインナーをいただく。
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それをおかずに稲荷寿司のお昼を済ませて、いよいよ後半戦。
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イタドリのヤブをこいで、裏側のグレン谷に出た。
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昭和新山の表面はなかり浸食が進んでいる。
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熔岩むき出しの部分(灰色)と地表の土を焼いて天然レンガに変えてしまった部分(赤茶色)では全く色合いが違う。
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ここはその違いが最もよくわかる場所である。
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このあたりの噴気はその境目あたりから出ている。
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この岩は春に来た時にはなかったものだそうだ。落石である。
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この斜面は地熱があるが、わりと草が生えている。
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昭和新山一周コース最後の登り。
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溶岩ドームの側面には鮭とカエルが住んでいる。
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こんなに粘性の強い溶岩も珍しいだろう。
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ちなみにこれが鮭。
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こちらがカエル。
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天然レンガの壁。
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エゾイチゲ。
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長流川の谷。
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有珠山ロープウエイの山麓駅。
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今回はちょっと時間の都合で乗る余裕はない。
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かなり霞んでいるが伊達の火力発電所が見える。
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溶岩が隆起してきた時のユリの根状のとんがりがまだ残っていた。
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この山が生まれる一部始終を目撃することができた三松正夫がうらやましい。
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(つづく)
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