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山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

白老(上)

【2018年6月19日(火)】白老
この日は苫小牧と白老に仕事で訪れた。
仕事で訪ねたところ、そうでないところ、とくに区別せずに紹介しよう。
最初の目的地、苫小牧市美術博物館は
(373)
出光カルチャーパークなる公園内にあった。
(374)
白老に行く途中にあった錦岡樽前山神社。
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神社だが、円空仏が奉納されているようだ。
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いきなりですいません。樽前ハイランドのバス停。
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樽前ハイランドは、少年時代よく耳にしたレジャーランドであったが、知らないうちに消滅していた。
36年ぶりに北海道に帰ってきて思い出したので、どうなっているか知りたかったのだ。
ネットで調べたら、まだバス停がそのまま残っているというので、やってきた。
ちょっと感激。

でも、園内は柵で囲われ入れないようになっていた。
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今日はそんな暇はないのでこれで止めておくが、いつか探検に来よう。
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一応、樽前ハイランドの概要を示しておく。
TBSグループのTBS不動産(当時)が1970年(昭和45年)11月11日に開業。
当初は、ホテルと温水プールを備えたヘルスセンターだった。
翌71年には貸しボートやゲーム施設などもオープン。
200羽のフラミンゴによるショーと、「あっ樽前!(当ったり前)」のコマーシャルで、一躍有名になった。
TBS系列で放映されたドラマ「なんたって18歳!」(岡崎友紀主演)のロケ地ともなったらしい。
廃業したのは1987年である。

樽前ハイランドに行く途中にあった苫小牧市立樽前小学校。
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1922年(大正11年)6月に覚生尋常小学校樽前特別教授場として創立した。
児童数は昨年度で30人だが現役である。
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学校の近くには樽前山神社が鎮座していた。
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錦岡のように冠の言葉がないところを見ると、ここが本社なのだろうか。
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二つ目の仕事場、白老町立図書館。
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この後は白老の中心街からはかなり竹浦地区にある禅照寺へ。
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田舎のお寺にしては、かなり大きな寺院である。
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1893年(明治26年)の開創だそうだ。
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1988年建立のそうじ小僧。
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白老町長を務めた名誉町民第2号、浅利義市氏の墓を発見。
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1976年(昭和51年)落成の本堂。
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1964年再建の庫裏。
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「コタンのシュバイツァー」と呼ばれた高橋房次医師(1882~1960年)のお墓もあった。
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戒名は「文献院慈圓翠房居士」。
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よく見ると「橋」の字が異体字となっている。
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せっかく白老まで来たので、国史跡の白老仙台藩陣屋跡を訪ねた。
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幕府に命じられて仙台藩が1856年(安政3年)に築いた北方警備のための陣屋跡である。
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防衛施設なので、土塁が築かれている。
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元陣屋の総面積は約6万6000m²。濠と土塁に囲まれた曲輪があり、内曲輪と外曲輪の中に6基の門を構えて本陣、勘定所、殻蔵、稽古場、長屋などを配置し、常時120人の藩兵が駐屯していた。
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土塁はかなり保存状態がいい。
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幕府は1854年(嘉永7年)に米英露蘭4国と和親条約を締結した。
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しかし、ロシアの南下を警戒した幕府が松前藩や東北諸藩に蝦夷地の分割警備を命じた。
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(御門)

各藩は計24か所の陣屋を築いて沿岸の警備にあたった。
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仙台藩の守備範囲は白老から襟裳岬を経て国後島・択捉島までの広大な東蝦夷地で、警備の総元締めとなる元陣屋を白老に築いた。
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四番長屋跡。
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三番長屋跡。
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外曲輪の絵図。
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二番長屋跡。
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稽古場跡。
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園内はきれいに芝生が刈られている。これだけ広いと、かなり維持費がかかりそうだ。
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中央の踏み跡は現役時代も通路だったと思われる。
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内曲輪に通じる門。
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内曲輪を囲む土塁。
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土塁の手前には濠が巡らしてあった。
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内曲輪に通じる詰御門をくぐる。
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門そのものは復元である。
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内曲輪の内部。
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穀蔵跡。
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内曲輪の絵図。
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本陣跡。
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兵具蔵跡。
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全体的に建物を復元せず、遺構の位置だけを示す展示手法である。
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井戸跡。
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厠跡。
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勘定所跡。
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内曲輪は直径60間(108m)ほどもある。
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濠にはイタドリやフキが繁茂していた。
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天気がよければ絶好の散歩コースである。
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敷地内には川が流れていた。
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湿地には真っ青なアヤメが咲き誇っている。
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遺構の傍らに、白老仙台藩元陣屋資料館がある。
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時間もあることだし、寄っていくことにした。
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10分ほどの説明ビデオを見てから展示室を見学。
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その後、白老が1859年(安政6年)に仙台藩の領地となったため代官が置かれ、仙台藩が白老の民政を行った。
1868年(慶応4年)に戊辰戦争が勃発すると、官軍が白老陣屋を攻撃する危険性が高まったため、藩士は白老を離れて仙台に引揚げた。
陣屋はわずか12年でそのの歴史に幕を閉じたのである。
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(つづく)
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