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山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

三江線(4)

【2017年10月28日(土)】三江線
来年3月で廃止になるJR三江線の駅舎めぐりはまだ続く。
江津から19番目の駅は潮駅。
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ホームは簡素な構造。
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1面1線の単式ホームだ。
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駅舎はなく待合室だけ。
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開業は1975年(昭和50年)8月31日。
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愛称は「潮払い」。
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ともかく、ここは江の川の眺めが最高だ。
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下流に浜原ダムがある関係で、川幅がものすごく広い。
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紅葉もちらほら始まっている。
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でも、1日の平均乗客数はたったの1人(2015年度)。
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待合室のベンチにはかわいい座布団が置いてあった。
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完成から40年を経て、かなりさび付いてしまった。
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では、おいとまして次の駅へ。
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この近くに自然公園があるようだ。
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「みさとカレッジ」「バカンスハウス」というらしい。
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石見松原駅には6分で到着。
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ホームに行くには線路の下をくぐらないといけない。
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自転車置き場には自転車が2台。高校生が鉄道を使って通学しているのだろうか。
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ここも1面1線の単式ホーム。
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かなりツタがからんでいる。
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コンクリートブロックでできた待合室。
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江津方面。
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愛称は「戻り橋」。
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開業は潮駅と同じく1975年8月31日。
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三次方面。
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トンネル連チャン。
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ホームからの眺め。
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1日平均の乗客数は2人(2015年度)。
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待合室には、なぜか園芸道具がたくさんあった。
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プランターのためのものだろうか。
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お腹が空いたので、途中の道の駅グリーンロード大和に寄った。
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食堂を期待したのだが、なかったので、隣のだいわマートでどら焼きとパンを買って、運転しながら食べた。
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次の石見都賀駅は高い築堤の上にあった。
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見上げるような位置にある。
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車を停めるところを探していたら、列車が来たので、あわてて路駐。
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結構、お客さんが乗っている。
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廃線が決まって、乗っておかなければと思う私のような人がたくさんいるのだ。
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2両編成の場合もあるのか。
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江津方面に走り去って行った。
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結局ここでは誰も下りなかった。
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列車を見送ってからホームへ。
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駅への上り口はこちら。
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三次~浜原間は1日4往復しか運行されていない。
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でも、1面2線の島式ホームである。
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他に引き込み線もあった。
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開業は1975年8月31日。
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愛称は「髪掛けの松」である。
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この駅もきれいな花が咲いたプランターが置かれている。
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ホームにある待合室は衝立状になっており、ほとんど意味がない扉があった。
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ただ、高い位置にあるだけに眺めがいい。
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1日の平均乗客数は3人(2015年度)。
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ちょっと長居してしまった。
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次の宇津井駅に着いてみて、びっくり。
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ものすごい高さの高架駅である。
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この景観を撮影しようと、何人もの人が車で来ていた。
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バス停もあった。
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団地の外階段のような入口だ。
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ホームの高さは地上20mで日本一だそうである。
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近くに服部藤馬の顕彰碑があった。
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1876年(明治9年)、この地に生まれた医師で、1946(昭和21年)に亡くなるまで三江線の敷設に尽力した人らしい。
その業績を称え、三江線が全通した際に、住民の浄財で碑が建立されたとのこと。

さっきとは反対側からの眺め。
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「天空の駅」とも呼ばれているそうだ。
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電線が邪魔だ。
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周辺は一面の田んぼ。
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開業時期が遅かったので、これだけのものが作れたのだろう。
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いや、逆にこの建設のため開業が遅れたのかな。
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1か月後にライトアップのイベントが開かれるらしい。
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ホームまで階段が116段。
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階段にはなぜかカメムシの死骸がたくさん落ちており、かなりの臭いがした。
踏みつぶさないように注意した。
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1分ほどで高架上の待合室に到着。
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愛称は「塵倫」。
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ホームからの眺め。実に美しい。
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当然ながら1面1線の単式ホーム。
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開業は1975年8月31日。
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1日の平均乗客数は1人(2015年度)。
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こんなに乗客の少ない駅ばかりだと、やはり会社としては廃止せざるをえないのかもしれない。
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読みは「うつい」ではなく「うづい」だ。
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ホームはトンネルとトンネルの間にある。
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赤い屋根は石州瓦。
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この駅は廃線になったら、どうなるのだろう。
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観光スポットにはなると思うが、維持費が大変だ。
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撮影を終えて下ろうとしたら、年配の女性がちょうど上ってきたところで、「御手洗いはどちらかしら」と聞く。
あちゃ~。「トイレは下ですよ」と言ったら、「え~~っ」と絶句していた。
ご愁傷さまである。
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(つづく)
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