山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

無意根山(1)

【2017年8月26日(土)】無意根山
午後から崩れるという天気予報だったが、朝起きてみたら快晴なので、出かけることにした。
月曜日に富士山から帰ってきて、まだ中4日なので迷っていたのだ。
あまり早起きはしなかったので、7時半に自宅を出発。
国道230号を西進し、定山渓温泉の手前で道道1号(小樽定山渓線)に入る。
この道のどん詰まりは豊羽鉱山だ。
豊羽鉱山は銀、銅、亜鉛などを産した鉱山で、中でもインジウムの産出量は1999年で89トンに達し、世界の約30%を占めていたという。
インジウムは半導体などに用いられる金属だそうだ。
2006年3月に閉山し、しばらく廃墟が残っていたらしいが、現在はほぼ完全に撤去されてしまっているらしい。
それでも、帰りに時間があったら、鉱山跡も歩いてみようと思う。

途中、右手に定山渓天狗岳(1145m)の雄姿を見ることができた。
DSC_0412_201710120611197fd.jpg

元山登山口には8:40に到着。
DSC_8461_201710120611217db.jpg

広い空地になっており、車が3台停まっていた。
先行者がいると、ちょっと安心だ。
DSC_8462_20171012061122428.jpg

軽くストレッチをして、8:50過ぎに出発。
DSC_8464_201710120611246b4.jpg

まずは板橋を渡る。
DSC_8465_20171012061125732.jpg

ここは標高600mなので、標高差860mほど登らなければならない。
DSC_8466_20171012061057f59.jpg

距離は6.7kmもある。
DSC_8467_201710120610596c7.jpg

もちろん、入林届に名前を書き込む。
DSC_8468_20171012061100a35.jpg
内地では普通、登山届とか入山届というが、北海道の場合、ほとんどが入林届だ。
森林管理局が所管している場合が多いからだろうか。

それほど急傾斜でもないのに、いきなりロープ場。
DSC_8469_201710120611024e7.jpg

とくに使う必要はない。
DSC_8470_201710120611033a1.jpg

薄別コースの方がメジャーだと勝手に思い込んでいたので、こちら元山コースはわりと荒れているのではないかと心配していたが、きれいな登山道だった。
DSC_8471_20171012061034b7b.jpg

考えてみれば、コースタイムは元山コースが3時間25分、薄別コースが4時間45分なので、こちらの方が短い。
DSC_8472_20171012061036b9f.jpg

もしかしたら、元山コースを利用する登山者の方が多いのかもしれない。
DSC_8473_20171012061037a71.jpg

千尺高地という地名は「山と高原地図」にも出ている。
DSC_8474_20171012061039667.jpg
しかし千尺では300mにしかならない。
標高は1000mを超えている場所なのに、なぜあえて数字が少ない地名になったのだろう。

今回はピストンではなく、縦走して、薄別登山口に下るつもりだ。
DSC_8475_20171012061040cb4.jpg

バスの便はないので、タクシーを利用して、元山登山口に戻ることになる。
DSC_8476_20171012061013f21.jpg

薄別登山口から定山渓まで歩けば、タクシーを拾えるかもしれないので、元山→薄別のコースを選んだ。
DSC_8477_201710120610154ad.jpg

逆コースにすると、必ず呼ばなければならなくなる。
DSC_8478_20171012061016c48.jpg

呼び出し料金を取られるといやなので、定山渓に下るコースにしたわけだ。
DSC_8479_20171012061017a8c.jpg

でも、薄別登山口から定山渓温泉までは5kmあるから、国道を1時間以上歩かなければならない。
DSC_8480_20171012061019f09.jpg

まあ、それは覚悟の上だ。
DSC_8481_20171012060948895.jpg

オオカメノキが早くも実を付けていた。
DSC_8482_20171012060950969.jpg

季節はもうアキノキリンソウ。
DSC_8483_20171012060951ad4.jpg

こいつは初めて見るが、誰だろう。
DSC_8484_20171012060953df4.jpg

この子たちはコウゾリナの仲間かしら。
DSC_8486_20171012060923fd0.jpg

青い空だが、雲も出てきた。
DSC_8485_20171012060954fb0.jpg

ツバメオモトの実。
DSC_8487_201710120609252be.jpg

ホウノキ。
DSC_8488_20171012060926ff4.jpg

標高750m付近。
DSC_8489_201710120609282ee.jpg

ここにかつて左に行く踏み跡があったのだろう。
DSC_8490_20171012060930012.jpg

花が開いていないが、おそらくズダヤクシュ。
DSC_8491_2017101206085881e.jpg

オオカメノキの道を行く。
DSC_8492_20171012060859398.jpg

木々の隙間から一瞬だけ山が見えた。余市岳(1488m)と思われる。
DSC_8493_20171012060901614.jpg

標高800m付近。
DSC_8494_20171012060902766.jpg

なだらかな道が続く。
DSC_8495_20171012060904617.jpg

どぎつい色のキノコ。かなり気持ち悪い。
DSC_8496_2017101206083228b.jpg

千尺高地まで1.6km。
DSC_8498_201710120608350ef.jpg

9:30に844mピークを通過。
DSC_8499_20171012060837355.jpg

実は、無意根山は札幌近郊の山の中でも最も気になっていた山だった。
DSC_8498_201710120608350ef.jpg

空沼岳や札幌岳は何となくイメージがわくのだが、無意根だけはなぜか遠く感じられた。
名前にも惚れていたのかもしれない。
DSC_8500_201710120608380a2.jpg

語源の「ムイ・ネ・シリ」は「箕(み)のような山」という意味だそうだ。
DSC_8501_201710120607139e9.jpg

「箕」とは、ちり取りみたいな形をした脱穀用の農具のことだ。
DSC_8502_2017101206071524a.jpg

成長しきったミズバショウ。
DSC_8504_20171012060718534.jpg

熊が食べに来たのだろうか。
DSC_8503_20171012060717798.jpg

標高870m付近に小さな池を発見。
DSC_8505_20171012060720967.jpg

これは見事なツバメオモトだ。
DSC_8506_20171012060650ad0.jpg

ヤマハハコ。
DSC_8507_20171012060652b74.jpg

エゾオヤマリンドウ。
DSC_8508_201710120606531a7.jpg

再び、覗き穴から。烏帽子岳(左、1109m)と神威岳(右、983m)だろう。
DSC_8509_20171012060655e7b.jpg

同定できず。
DSC_8510_20171012060656364.jpg

余市岳はすっぽり雲に隠れてしまった。
DSC_8511_2017101206062651c.jpg

豊羽鉱山の跡地が見える。何の施設だろう。
DSC_8512_20171012060628a13.jpg

ズダヤクシュ。
DSC_8513_201710120606292de.jpg

ぬかるんだところにはミズバショウが繁茂している。
DSC_8514_201710120606319af.jpg

右側が若干崩落している。
DSC_8515_20171012060632cd8.jpg

崩落箇所を振り返ってみた。
DSC_8516_20171012060604c08.jpg

再び烏帽子岳。
DSC_8517_20171012060606521.jpg

1111m三角点に続く稜線。
DSC_8518_201710120606074d7.jpg
DSC_8519_201710120606090bc.jpg

背丈の高いササの間を進む。
DSC_8520_20171012060610ecd.jpg

ちょっとだけ急登。
DSC_8521_20171012060541286.jpg

ドクベニタケ。
DSC_8522_20171012060542eea.jpg

間もなく、台地に乗りそうだ。
DSC_8523_20171012060544814.jpg

標高1100mに達した。
DSC_8524_201710120605450b2.jpg

ヤマハハコ。
DSC_8526_201710120605479ba.jpg

頂上らしきものが見えてきた。
DSC_8527_20171012060517bda.jpg

よく読めないが、休憩広場まであと300mってことか。
DSC_8528_201710120605193b4.jpg

ちょっとした峠を越えた。
DSC_8529_20171012060520b9f.jpg

見晴らしがいい。ここが千尺高地なのだろうか。
DSC_8530_20171012060522adb.jpg

ダケカンバかしら。
DSC_8531_2017101206052353f.jpg

鮮やかな青のエゾオヤマリンドウ。
DSC_8532_201710120604538f6.jpg

もしかして千尺高地とは高さのことではなく、300m四方の高地という意味なのか。
DSC_8533_201710120604558ea.jpg

アキノキリンソウのお出迎え。
DSC_8534_20171012060456432.jpg

休憩広場らしき場所に到着。でも、これではとても広場とは言えない。
DSC_8536_20171012060459837.jpg

ベンチもなく、道標が地面に落ちているだけだった。
DSC_8535_20171012060458c36.jpg

それにしてもササの背丈が高すぎて、眺望が開けない。
DSC_8537_2017101206043381d.jpg

広場の先は再び登りとなった。
DSC_8538_20171012060435fcf.jpg

(つづく)
スポンサーサイト
このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://satsunan226.blog.fc2.com/tb.php/1440-5c965626
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
このページのトップへ

FC2Ad

プロフィール

かたこりまさかり

Author:かたこりまさかり
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (4)
北海道の山 (153)
東北の山 (62)
上信越の山 (139)
奥多摩の山 (55)
丹沢の山 (55)
奥秩父の山 (83)
栃木の山 (32)
房総・常陸の山 (9)
奥武蔵・秩父の山 (87)
中央線沿線の山 (96)
富士山周辺の山 (68)
八ヶ岳周辺の山 (54)
南アルプス (100)
史跡歩き (11)
中央アルプス (27)
北アルプス (45)
日本海の山 (8)
関西の山 (30)
四国九州の山 (61)
駅舎の旅 (26)
ドライブ (9)
廃線の旅 (12)
駅から散歩 (17)
乗り鉄 (38)
島の旅 (19)
山村の旅 (7)
超低山 (28)
東海の山 (2)
つぶやき (35)
旧道歩き (29)
伊豆の山 (39)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR