山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

2017富士山(1)

【2017年8月19日(土)】富士山
1年がかりで準備をしてきた富士山登山の日がやってきた。
まさか札幌から参加することになるとは思わなかったが。
結局、登山隊は総勢16人になった。
高校の同期が11人、3期下が2人、同期の乗馬友達(馬友さんと呼んでいた)が3人。
男女別では男9人、女7人、地域別では札幌勢が6人、内地勢が10人という布陣である。
それにしても、昨年9月に男4人で飲んで、「来年富士山に登ろう」という話になった時は、こんな大所帯になるとは思わなかった。
13人になった段階で、3期下の山のベテランS君に話したら、それは高山病の人が出たりしたら大変だから、お手伝いしますと言ってくれて、顧問として同行していただくことになった。
彼の事前の助言や当日の指導がなければ、このツアーは成功しなかったかもしれない。
本当に感謝している。

20日(日)の午前8時半にJR三島駅北口に集合なので、私は前日に出発した。
搭乗機は、新千歳空港9:30発羽田行きのANA054便。
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羽田からあちこち寄り道して、三島駅には19日の17:22に到着。
今夜は裾野市のO君宅に泊めてもらうことになっている。
O君が車で迎えに来てくれた。
本来なら、H君も含め3人で前夜祭をするつもりだったのだが、H君は搭乗機が機材繰りのトラブルの関係で別便に回されることになり、何時に千歳を立てるか分からない状態とのこと。
結局着いたのは21時くらいだった。
その前にS君が栃木から車で到着。
O君宅でささやかな前祝いの宴を催した。

【2017年8月20日(日)】富士山
翌朝は6時に起床。天気は必ずしもよくない。
残念ながら、富士山は見えていない。
雨の中、登るのは嫌だけど、問題は明日、御来光が見られるかどうか。
今日の天気については、贅沢は言うまい。

7時半に車2台で出発し、三島駅には8時前に到着。
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農兵節なんてものがあることを初めて知った。
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そんなことはどうでもいい。
改札に行って、みんなが到着するのを迎える。
8時半ぐらいには全員が集結。
出発前に、会費(山小屋宿泊料、交通費その他で計1万6000円)を集めたり、高山病の予防薬ダイアモックスを配ったり、ガスでお互いが見えなくなった時の識別用にピンクのリボンをザックにくくりつけたり。
ジャンボタクシーをO君が呼んでおいてくれたので、計3台に分乗して9時に出発。
ジャンボタクシーはそのまま五合目まで行けるが、一般車はふもとの水ヶ塚までしかいけないので、O車とS車は水ヶ塚の駐車場に停めて、シャトルバスを利用することになる。
おそらく30分くらい遅くなるだろうから、高山の経験のないメンバーに高度順応の時間をより多く確保するため、ジャンボタクシーに乗ってもらった。

途中、水ヶ塚を過ぎたあたりで激しい雨となり、どうなることかと思ったが、降っていたのは1~3合目あたりまでで、幸い、5合目では降っていなかった。
雨雲の上に出たわけだ。
5合目には10時過ぎに到着。
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正午ごろ出発ということにして、2時間ほどを高度順応タイムとした。

ここは富士箱根伊豆国立公園。
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そして、もちろん世界遺産でもある。
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標高は2380m。すでに北海道の最高峰・旭岳(2291m)より高い。

とりあえず、軽めに食事を摂っておくよう指示をしたら、飲み会で富士山登山を発案したオリジナルメンバーのH、Y、Mの3人はそばを頼んでぺろりと食べてしまった。
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消化に酸素を使うから、軽めにと言ったのだが・・
まあ、まだ2300mだから大丈夫だろう。
彼らはこれまでの練習登山で2800mの経験もあることだし。

私はおにぎりを1個食べて、マイカー部隊が到着するまで、あたりを探索してみた。
トイレはすでにここから協力金を求めているが強制ではない。
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みんなが休んでいるレストハウスの外観。
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あたりにはオンタデが咲き乱れていた。
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30分ほど遅れて、残る6人も到着したので、円陣を組んでミーティング。
その中に関係のないおじさんが1人入っている。
彼も何かのツアーで来ているらしく、自分がどのグループに所属しているのか、よく分かっていない様子だった。
しばらくして、ようやくここじゃないなと分かったみたいで、どこかへ言ってくれた。

一応、16人の中で初対面の人もいるので簡単に自己紹介。
その後、私が注意事項とスケジュールを伝達して、S君が補足してくれた。
「きつかったら前の人についていく必要はありません。遅れたら、前の人はそれに気づいて遅くしますから。ついてきていると大丈夫なんだなと思われてしまいますので」
いいことを言う。その通りだ。

というわけで準備は整った。
登山口で記念撮影。
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16人もいると、さすがに壮観だ。

みんな元気に予定より15分ほど早く出発。
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私は写真を撮る関係でいつもしんがりなのだが、今回はリーダーということで先頭を歩いた。
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写真よりも引率がメインなので、カメラは一眼レフではなくコンパクトにした。
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とは言いながら、撮れる範囲で撮ることは撮ります。
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先頭なので、後姿で写っている人は我々の仲間ではない。
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出だしということもあり、かなりゆっくり目に歩いた。
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天気は曇り。ガスで上も下もあまり見えない。
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20分ほどで6合目に到着。
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早速トイレに行ったら、お金を入れないとドアが開かないシステムになっていた。
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こんなのは初めて見た。
でも、並んで、前の人がドアを閉めないうちに入れば、お金は払わなくても済む抜け道はある。
そんなことをするつもりはないが、次の小屋のトイレでは、そうしたズル防止のためか一人、監視人を置いていた。
6合目は200円だったが、その上は300円のところもあった。
し尿処理には膨大なお金がかかるので、もちろんやむを得ない出費だが、おしっこ1回300円というのは、庶民感覚としては高い。
1回の富士山登山でトイレ代は2000円だ、くらいに予算を決めておいた方が精神衛生上、いいような気がした。
私は近い方なので、今回の往復で1800円も使ってしまった。

ここは3分ほどのトイレ休憩で出発。
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いよいよ本格的な登りとなる。
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富士山では数少ない高山植物、ムラサキモメンヅル。
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後ろを振り返り、振り返り登る。
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16人ぞろぞろ歩くのも何なので、2班に分けて登った。
彼らは第2班。
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こちらは第1班。
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もちろん登りっぱなし。
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赤いのはオンタデ。富士山と言えば、この花だ。
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登り始めて40分ほどで、小平地と呼ばれる小屋跡に着いた。
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広いし、ここで小休止することにした。
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白いのはイタドリ。
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他にも団体さんはたくさんいる。
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さすがに人が多い。ピークを避けて、土日ではなく日月にしたつもりではあったが。
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15分ほど休んだので、そろそろ行きますか。
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展望がないので、気分転換ができない分、余計疲れるような気もする。
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S君には1班のしんがりをお願いしている。赤いバンダナの青年だ。
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見事なイタドリ島。
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新7合目まであと300m。
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ちょっと馬友さんの1人が遅れ気味。
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前かがみになりすぎると、荷重が背中にかかってしまうので、もう少し状態を起こした方がいいよ~とアドバイスした。

ちょっとした渋滞。
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お、立派な小屋が見えてきた。御来光山荘だろう。
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あの矢印は何だ?
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しかし、登りっぱなしというのも、やはりきついものだ。
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空気も薄いし。
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小平地から30分で、新7合目の御来光山荘に到着した。
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(つづく)
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毎度のことながら今から富士山ロスがこわい。

  • 2017/10/07(土) 11:07:32 |
  • URL |
  • O平 #-
  • [編集]

そうしつかん

毎度のことながら今から富士山ロスがこわい。

  • 2017/10/07(土) 11:08:45 |
  • URL |
  • O平 #-
  • [編集]

Re: そうしつかん

8回の連載の予定です。気を付けて来てね~

  • 2017/10/08(日) 06:03:49 |
  • URL |
  • かたこりまさかり #-
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