山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

富良野岳(6)

【2017年8月6日(日)】富良野岳
上富良野岳(1893m)から上ホロカメットク山(1920m)に向かっている。
DSC_6685_2017091220245833c.jpg

左手に見える爆裂火口がすごい。
DSC_6686_201709122025002c2.jpg

正面の岩壁もおどろおどろしい。
DSC_6687_20170912202501c7a.jpg

砂礫の坂を若干下り、ガレ場を登り返す。
DSC_6688_20170912202503998.jpg

振り返れば、上富良野岳。
DSC_6689_201709122025040f3.jpg

あちらも火口の縁の断崖の上に頂上があるのが、よく分かる。
DSC_6690_2017091220243595e.jpg

こちらも荒々しい火口壁だ。
DSC_6691_201709122024371ef.jpg

その火口の縁を登っていく。
DSC_6692_20170912202438b1a.jpg

ガスは相変わらず消えてくれない。
DSC_6693_20170912202440f2e.jpg

でも、かなり明るくなってきた。
DSC_6694_2017091220244144e.jpg

上富良野岳から12分で上ホロカメットク山に到着。
DSC_6697_20170912202416288.jpg

その瞬間、一瞬ガスが晴れて、十勝岳(2077m)の姿が見えた。
DSC_6695_20170912202413390.jpg
崖っぷちまで走って行って、撮影。
この後、またすぐガスに隠れてしまった。
近くにいたご婦人の登山者は「あと10分待てばまた出てくるわよ」と断言していたが、結局まさにこの瞬間だけだった。

南東方向に見えた突起は、おそらく1755mピーク。
DSC_6696_201709122024155ec.jpg

一応、ガス待ちをしつつ、予備のパンを1個かじる。
すると、頂上の山名板の真ん前で、お店を広げ、何かを食べていたおじさんが話しかけてきた。
どこからと聞かれたので、H君が「札幌です」と答えたが、それ以外のやりとりはよく覚えていない。
大阪の人だったような気がする。
それにしても、あの、まわりが見えていない感じはすごい。
H君も「ああいう人にはなりたくない」とつぶやいていた。
私が、山で許せないことの筆頭は、「山名板」のまわりに座る行為なので、よけてもらうことにした。
まずは言葉を使わず、山名板の前に行って、わざとらしくカメラを構える。
大抵の人はこれで、よける。
場合によっては、体だけ移動して、ザックなどはそのままというもいるのだが、この人は、「ああ、すいません。気が利かなくて」と言いながら、広げた荷物を一つ一つ拾って、移動させていた。
何度も山に登っているのだろうから、そのくらいのことは自分で気づいてほしい。
えらそうだが、「山は街以上に公共の場だ」というのが、私の信条である。

それはともかく、15分待ってもガスは晴れないので引き返すことにした。
DSC_6698_20170912202418216.jpg

正面に見える上富良野岳の頂上台地に向かう。
DSC_6699_2017091220241996d.jpg

火口の中はガスで充満している。
DSC_6700_201709122023501a9.jpg

もちろん、有毒ガスでも噴煙でもない。ただの霧だ。
DSC_6701_20170912202352bc7.jpg

でも、今度来る時があったら、100%すっきり見たいものだ。
DSC_6702_201709122023535d3.jpg

さっき来た道をその通りにたどる。
DSC_6703_2017091220235652c.jpg

吸い込まれそうなので、火口の縁には近づかない。
DSC_6704_201709122023568b9.jpg

時刻はもう12時を過ぎた。
DSC_6705_201709122023275b0.jpg

左手に上ホロカを巻く道があった。
DSC_6706_2017091220232981d.jpg

それではメットクさん、さようなら。
DSC_6707_20170912202330766.jpg

上富良野岳の南斜面は谷地坊主のような景観。
DSC_6708_201709122023329b9.jpg

南斜面と北斜面では、本当に対照的だ。
DSC_6709_20170912202333fd7.jpg

というわけで、上富良野岳の分岐まで戻ってきた。
DSC_6710_20170912202304b35.jpg

右手に、ひらがなで書かれた山名板を見ながら、そのまま下山する。
DSC_6711_20170912202306123.jpg

この岩を右へ。
DSC_6712_201709122023074b3.jpg

ガスの中へ下っていく。
DSC_6713_20170912202309249.jpg

矢印に従って、さらに右へ。
DSC_6714_201709122023101b0.jpg

上富良野岳頂上直下の断崖をトラバースしていく。
DSC_6715_20170912202241ad1.jpg

急な砂礫の道なので、滑らないよう注意。
DSC_6716_2017091220224336e.jpg

こんなところにゴゼンタチバナが咲いていた。
DSC_6717_201709122022449d8.jpg

正面にD尾根のトラバース道。
DSC_6718_20170912202246d31.jpg

白い花はハクサンボウフウ。
DSC_6719_2017091220224771c.jpg

この角度から見ると、上富良野岳はかなり尖っている。
DSC_6720_20170912202213f0c.jpg

左手は急斜面。
DSC_6721_2017091220221521e.jpg

行ってはいけない踏み跡。
DSC_6723_201709122022161aa.jpg

さあ、お待ちかね。火口の背中のトラバースだ。
DSC_6724_20170912202217e3e.jpg

振り返り。
DSC_6725_20170912202219117.jpg

この向こうは奈落の底(火口)。
DSC_6726_201709122021492c0.jpg

トラバースはあっけなく終わり、往路で通過した上ホロ分岐へと一気に下っていく。
DSC_6727_2017091220215192e.jpg

「山と高原地図」に言うところの300階段だ。
DSC_6728_2017091220215243e.jpg

300段というだけあって、これが延々と続く。
DSC_6729_20170912202154b02.jpg

こっちから登ったら、完全に嫌になっただろう。
DSC_6730_20170912202155297.jpg

階段は断続的に続いて、なかなか終わらない。
DSC_6731_201709122021262de.jpg
いちいち数えなかったが、全部足したら、300段では済まないだろう。

後半はお花畑。
DSC_6732_20170912202128c73.jpg

ウサギギク。
DSC_6733_20170912202129e7c.jpg

階段が終わると、大きな岩の転がる道になった。
DSC_6734_20170912202131264.jpg

ウコンウツギ。
DSC_6735_20170912202132a74.jpg

花びらが閉じているが、これもチングルマ?
DSC_6736_2017091220205660b.jpg

マルバシモツケ。
DSC_6739_20170912202058fa5.jpg
DSC_6740_201709122020591bb.jpg

露岩帯を乗り越えていく。
DSC_6741_20170912202101746.jpg
DSC_6742_20170912202102549.jpg

上富良野岳から50分ほどで上ホロ分岐に到着した。
DSC_6743_20170912202033cc0.jpg

下り疲れたので、このすぐ先で小休止。
DSC_6744_20170912202035e8b.jpg

でも、なんだか雲行きが怪しくなってきたので、急ぐことにする。
DSC_6745_2017091220203612b.jpg

このあたりで、犬連れの登山者を見かけた(登りで富良野岳分岐でも会った人だ)ので、「あの人たちは、ちゃんと犬の糞の処理をしているのかねえ」と、H君につぶやいたら、「犬を山に連れてくること自体考えられない」との言葉が返ってきた。
DSC_6746_201709122020380f0.jpg
なかなか厳しい。

この先はずっと登りで歩いた同じ道だ。
DSC_6747_20170912202039a82.jpg

こんな岩も確かにあったわ。
DSC_6748_20170912202009991.jpg

登るのも厄介だったが、下るのも厄介だ。
DSC_6749_201709122020118d6.jpg

それでも、黙々と下るのみ。
DSC_6750_20170912202012c52.jpg

トラバース道の岩場をちゃんと記録しておこう。
DSC_6751_2017091220201474d.jpg
DSC_6752_201709122020152c4.jpg

安政火口の入口が近づいてきた。
DSC_6753_2017091220194536c.jpg

一気に三峰山沢まで下る。
DSC_6754_201709122019463bd.jpg

蚊取り線香をぶら下げている人がいたが、あんなにひもが長いと、ぶらぶら揺れてうっとうしくないだろうか。
DSC_6755_20170912201948ec2.jpg

外人さんはいつでもどこでも軽装だ。
DSC_6756_2017091220194945f.jpg

雨が落ちてこないうちに着けるかな。
DSC_6757_2017091220195159c.jpg

三峰山沢。
DSC_6758_201709122019180c6.jpg

エゾオヤマリンドウ。
DSC_6759_2017091220192059f.jpg

沢に転がり落ちた巨大な岩。日々、崩落は進んでいるのだ。
DSC_6760_20170912201921cb2.jpg

三段山分岐を通過。朝にここを通った時は透き通るような青空だったのに。
DSC_6761_20170912201922a16.jpg

でも、今日はよく歩いたわ。
DSC_6762_20170912201924b5a.jpg

フキの群生は北海道の山ならでは。
DSC_6763_20170912201858c8f.jpg

地味な池塘が道の脇にあった。
DSC_6764_201709122019005b0.jpg

14時すぎに無事、登山口に下りてきた。
DSC_6766_20170912201901d7e.jpg

(つづく)
スポンサーサイト
このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://satsunan226.blog.fc2.com/tb.php/1401-90d58fc3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
このページのトップへ

FC2Ad

プロフィール

かたこりまさかり

Author:かたこりまさかり
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (4)
北海道の山 (153)
東北の山 (62)
上信越の山 (139)
奥多摩の山 (55)
丹沢の山 (55)
奥秩父の山 (83)
栃木の山 (32)
房総・常陸の山 (9)
奥武蔵・秩父の山 (87)
中央線沿線の山 (96)
富士山周辺の山 (68)
八ヶ岳周辺の山 (54)
南アルプス (100)
史跡歩き (11)
中央アルプス (27)
北アルプス (45)
日本海の山 (8)
関西の山 (30)
四国九州の山 (61)
駅舎の旅 (26)
ドライブ (9)
廃線の旅 (12)
駅から散歩 (17)
乗り鉄 (38)
島の旅 (19)
山村の旅 (7)
超低山 (28)
東海の山 (2)
つぶやき (35)
旧道歩き (29)
伊豆の山 (39)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR