山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

黒松内岳(2)

【2017年7月30日(日)】黒松内岳
黒松内岳(740m)のぶな滝沢右股を遡行中。
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巨大なサルノコシカケを発見した。
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こちらは少し小さめ。
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歩き始めて2時間近く、とうとうヤブっぽくなってきた。
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草をかきわけ遡っていく。
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沢沿いにはヤマアジサイが目立つ。
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アザミも姿を現した。
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これはヤマブキショウマかな。
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「道幅」も狭く、1列縦隊。
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この滝は段差は低いけど、足場がなくて登りづらそう。
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でも、グリップが効いたので難なくクリア。
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次の滝はスリングで補助するだけ。
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Iさんのすぐ後ろに付いていた小柄なおばさんが、終始援助が必要な感じだった。
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その後も次々に中小の滝が続く。
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だんだん谷が狭まり、空が近くなってきた。
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それにしても滝の多い沢だこと。
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この滝もさほど高くないが、つるんとしていて、どう登ったらいいのか。
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まずは下の段。
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これは左側の草につかまりながら、高くもない高巻き。
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ちょっと下が滑りやすくて、「滑落者」が一人出た。
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さあ、問題のつるん滝。
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Iさんが直登を試みたのは、実はここだった。前回(上)の記述は誤りでした。
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あれこれ手をかけるところを探してみるが、結局断念。
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「時間の無駄だ」とつぶやいて、Iさんは左側を高巻きした。

その間に後ろの滝壺状の水たまりを撮影。
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Iさんは上からロープを垂らし、我々はそれにつかまって一人一人登ることになった。
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女性陣は体重も軽いので、Iさんも何とか引き上げられたが、男性陣が厳しい。
並んでいる順番で上がろうとしたのだが、体重が重く、うまく登れない人も。
結局、重い人は後回しにして、私が先に登り、ロープを2人で支え、後の方々を引き上げた。
ということで、なんてことのない滝に見えたが、全員通過するのに意外に時間がかかった。
この時ではなかったが、Iさんに「Kさんは岩好きなの? 身のこなしがいいね」と褒められた。
それほど自覚はないが、そうなのかな?
ずっと前だが、ボルダリングをかじったことがあるので、少しはましなのかもしれない。

とにかく前進。この先はすっかりヤブになった。
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これは枝沢なので登らなくていい。
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あれこれ写真を撮っていると、すぐ先を行く人が見えなくなってしまうが気にしない。
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これも枝沢。
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なんとなく稜線が見えてきた。でも、あれは頂上ではなさそうだ。
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このあたりで、小柄なおばさんが遅れ出した。
先頭は、前回の白水沢にも参加していた経験豊富そうなタバコのおばさんに任せて、Iさんは最後尾で小柄の方のフォローに回った。
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どうやら彼女は足を痛めたらしい。

私は前進部隊と遅れた2人の間に入って、伝令役を務めざるをえなくなった。
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両者の距離があまりに離れて不安になったので、いったん戻って、Iさんの意向を確認した。

「大丈夫ですか? このまま進んでしまっても」
「みんな、お腹空いてないのかなあ。どっか適当なところでお昼にしているよう伝えてください」
とのことだったので、急いで前進部隊に追いつき、そう伝えた。
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考えてみれば、もう午後1時半である。
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とは言いつつ、もはや完全なヤブの中で、そうそう休憩の適地はない。
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やはり、あの滝の前で、昼食タイムを取るべきだったのだろう。
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ヤブをこぎながら、ツアーにも別のリスクがあるものなのだなあと実感した。
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もし、あのおばさんが本当に動けなくなったら、ガイドが1人しかいないこのツアーはどうなるのか。
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ヘリを呼ぶにしろ、Iさんが登山道まで担ぎ上げて、そこから下山するにしろ、登頂は断念せざるを得ないだろう。
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そういう事態が発生することもありえるのだということを織り込み済みで参加するものなのだと、遅ればせながら気づいた。
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適地を探しているうちに、どんどん高度は増していく。
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低い稜線と同じ高さくらいまで来てしまった。
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しかし、頂上はまだ見えないくらい遠い。
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結局、ここなら休めるという場所にたどり着いた頃には13:45になっていた。
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ここで遅い昼食を摂る。
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私はいつも通りのコンビニおにぎりだ。
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一応、北海道っぽいものにしたつもりだが。

休憩中にIさんたちが10分ほど遅れて到着。
ゆっくりなら何とか登れるらしい。それはよかった。
20分ほど休んで、遡行を再開した。
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とは言え、すでに流れる水はほんのわずかだ。
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ときどき、アザミの棘が痛い。
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岩にはこんなコケ?が張り付いていた。
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終盤はヤブに加えて、傾斜がきつくなるので段差との闘いだ。
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しかし、植物ってたくましい。こんなすき間からよく生まれてくるものだ。
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ここはみんな自力でOK。
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礫岩!
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渋滞!
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水量は岩を湿らす程度になってきた。
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コロポックルになった気分で
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谷を振り返る。
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沢の幅がお尻の割れ目程度になってきた。
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でも、しぶとくなかなか涸れない。
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この写真だけ見ると、我々はまるで探検隊だ。
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振り返って見た方が、相当高度を稼いできたことを実感できる。
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ただし、まだまだ楽はさせてもらえない。
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ほとんどよじ登る感じだ。
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歩いている時は気づかなかったが、こいつらに何か所かやられてしまった。
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数日間はかゆみが続いた。

おやおや、もしかしてあれが頂上かな。
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まあでも、とにかく登山道に出ないことには。
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詰め上げるにつれ、当然のごとくヤブはひどくなる。
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足元の水量はしずく程度になった。
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それでも水たまりはまだある。
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果てしないヤブこぎ。
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ヤブは一人だと不安になるので、やはり沢登りは複数の方がいい。
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とうとう水が涸れた。
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しかし、あと、どれだけこげばいいんだい?
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(つづく)
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