山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

八方尾根(1)

【2017年7月23日(土)】八方尾根
高校の同級生による「富士山登山隊」の最終練習山行は北アルプスの五竜岳(2814m)。、決行前日の22日(金)、ふもとの「パイプのけむり白馬」に参加者7人のうち6人が集結した。
前回(5月)の八ヶ岳(権現岳・2715m)で体力的、技術的には十分、富士山に登る力はついたと判断したのだが、8月まで3か月も間が空くのは不安だから、もう1回どこかで、ということになり、高度順応を目的とした登山を間にはさむことにした。
となると3000m級の山ということになるので、ロープウェーで2600mまで行けてしまう木曽駒(2956m)などはどうかと提案しておいた。
私はもうその頃は札幌に転勤しているので、そう度々は内地に来られない。
自分は参加しないで、O君に任せるつもりだったのだが、彼が提案してくれたのは
①木曽駒
②八ヶ岳(赤岳)
③五竜岳
の3つ。③は権現より100mしか高くないので、それほど高地トレーニングにはならないが、五竜なら私も参加したくなるだろうとのO君の配慮であった。
私は、木曽駒、赤岳は登ったことがあるが、五竜はないのだ。
そこまで言ってくれるなら、と私も参加して五竜ということに決まったのだ。

ルートは、八方尾根から唐松岳頂上山荘を経て五竜山荘に宿泊、翌朝、五竜に登頂して遠見尾根を下る1泊2日のコースだ。
私は22日14:20発のフジドリームエアライン(FDA)松本行きで現地に向かった。
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FDAに乗るのは初めてだ。
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天気がいいのでずっと外を眺めていた。
機はちょうど函館の上空を通過した。羽田便だとあり得ないのでうれしい。
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CAにはリンゴジュースをお願いした。
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これは、ボケてしまったが、佐渡島。
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千曲川の支流、犀川。
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1時間で松本盆地までやってきた。
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北アルプスから流れ出てきた梓川の扇状地。
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間もなく着陸だ。
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FDA212便は定刻(15:55)より5分以上早く着いた。
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ここから松本駅行きのバスが16:15に出ているが、松本駅着は16:45。
そうなると、16:48発の信濃大町行きにはおそらく間に合わない。
これを逃すと、白馬に着くのは1時間以上遅れて19:40になってしまう。
宿のレストランが20時で閉まるというので、これではアカン。
やむなくタクシーで行くことにした。
何も考えずに「松本駅まで」とお願いしてしまったが、これが大失敗。
最終的に4000円もかかってしまった。
実は、空港の最寄り駅はJR篠ノ井線の村井駅。
松本16:48発の電車に乗るには、村井発16:31発の松本行きで十分間に合う。
空港から村井駅まで、どう考えても30分はかからないので、村井駅までにすればよかったのだ。
途中で気づいたが、もう後の祭りであった。
村井にしていれば、半額で済んだものを。これはかなり悔しかった。

そんなことはお首にも出さず、4000円を支払った。松本駅には16:25に到着。
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やはり内地は暑い。
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この時間でも30℃はありそうだ。

駅の2階コンコースにパノラマ図があったが、この日は稜線がすっぽり雲の中で山岳風景は楽しめなかった。
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見えたのは鉢盛山(左奥、2446m)くらいだった。
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多分、通学時間帯で混んでいるはずだから、あまり寄り道はせずに大糸線乗り場へ。
電車はまだ入線していなかったが、ホームの中央あたりに大きなザックやガラガラを持った登山者は観光客が集中。端っこの方には地元っぽい人がちらほらといたので、そちらに並ぶことにした。
地元の人がいるということは、その位置にも電車は停まるはずだからだ。
その読みは的中して、うまく座ることができた。
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隣には登山の格好をした私と同じくらいの年齢の女性が座っていた。
やはり白馬に登るのだろうか。
大糸線は駅間距離が短いので、何度も何度も停まる。
混んでいて車窓も見えないので、だんだん飽きてきた。
信濃大町で南小谷行きに乗り換えるまでは、ずっとそんな調子だった。

南小谷行きの電車はさすがに通学客もほとんどいなくなり、わりと静かになった。
おかげで車窓の写真を撮ることができた。
こちらは木崎湖。
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緑の田んぼが美しい。
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かろうじて取れた中綱湖。
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青木湖。
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そして18:27、白馬駅に到着。
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南小谷行き電車を見送る。
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早速、ホテルに向かうべく、タクシーに乗ろうと思ったのだが、1台もない。
他のお客さんが呼んだと思しき車が来たので、運転手さんに聞いてみたら、「この時間は待っても駅には来ないし、呼んでも、もう営業を終了していて来てもらえないだろう」という。
え~、まさかそんなことがあるのか。
運転手は山のお客さんを運ぶために、みな朝早いので、早々に店じまいをしてしまうらしい。
これから呼ぶと、帰宅している運転手を呼び出す形になるので、受け付けないということなのだろう。
こうなったら、仕方ない。
普段はやらないのだが、そのお客さんにお願いしてみた。
「どちらまでですか?」
「猿倉です」
「だとしたら、ちょっと遠回りになってしまいますが、八方まで乗せてもらっていいですか」
「ええ、大丈夫ですよ」
なんという、いい方なんだ。
「でも、途中でコンビニに寄ってもいいですか」と聞かれたので、「もちろんです」とお答えした。
宿の「パイプのけむり」まで1400円かかったので、2000円払おうとしたら、頑として断られてしまった。本当にいい人だった。

というわけで19時前に無事、ホテルに到着。
フロントで宿泊料5860円を支払う。夕食付でこの値段はかなり安い。
レストランは20時で終わりなので、風呂は後回しにして、まず食事をしてほしいと言われたので、荷物はフロントに預かってもらって、登山靴のまま、レストランに向かった。
そこでは先着の3人(Y君、A君、Tさん)がすでに晩餐を始めていた。
彼らは、白馬に到着後、駅前のAコープで山での食料や飲料全員分を買い出ししておいてくれた。
なぜか、おにぎりが売り切れ状態で、近くのコンビニにまで問い合わせてくれたそうである。感謝感激だ。
食事はバイキングで、ビールも飲み放題。でも、明日もあるし1杯だけにしておいた。
名物のソフトクリームもいただいた。

食後に入浴。風呂上がりにロビーでくつろいでいたら、私より1本遅い電車で来たH君が21時すぎに到着。彼は駅前でそばを食べてきたそうで、幸いタクシーを拾えたらしい。
ここを予約してくれていたO君は、自宅のある静岡から車で23時前に到着。
これで宿泊組6人がみなそろった。
あとは、夜行バスで来るM君と明朝、ロープウェー八方駅で合流すれば全員集合だ。
翌朝は6時半の始発ロープウェーに乗るべく、5時半起きなので、12時前には就寝した。

【2017年7月23日(土)】八方尾根
5時半に起床して、全員の食料・飲料をロビーに運び、仕分け作業。
バナナやソーセージなど行動食もいろいろと買ってくれていたので、アクエリアス2㍑も含め1人当たり結構な量になった。
仕分けを終了したところで、6:05にホテルを徒歩で出発。
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明日は雨の予報だが、今日はいい天気だ。
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八方駅には5分で到着したが、すでに50人以上が並んでいた。
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その中にM君を発見。夜行バスであまり眠れなかったらしく、疲れた表情。
先に着いて並んでいてくれたので、少しゆっくりしてもらえるよう交代した。
ちなみに、ここは長野冬季五輪の会場でもあった。
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私が空身で並んでいる間に、H君が私のカメラで写真を撮ってくれた。
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こちらは他のメンバーたち。
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それはいいのだが、窓口にたどり着いて「片道7枚」とお願いすると、全員のザックの重さを測らないといけないという。
15kg以上だと別料金がかかるらしい。
もちろん、みんなそんなに重くないことは分かっていたが、口で「みんなそんなにありませんから」と言っても通用するわけがない。
あわてて、みんなを呼んで、ザックの重さを7つ分計ってもらった。
もちろん、追加料金はなし。第一ケルンまで1人1550円である。

これで、やっとゴンドラに乗れる。
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乗車は6:42だった。
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ゴンドラに8分乗って、兎平で下車。
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アルペンクワッドに乗り換える。
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このルートは一昨年、O君、H君と3人で白馬を縦走した時に下ってきたルートだ。

しかし、早くもガスの中に入ってしまった。
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雲の上に出てしまえればいいのだが。
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それにしても、O君のピンクのTシャツは目立つなあ。
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足元にはヤマブキショウマが咲き乱れていた。
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クガイソウもたくさん混ざっていた。
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(つづく)
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